茉莉花

外資系企業で勤続30年。2023年に会社員人生を卒業。静かに新しい人生をスタートさせたつもりが、2024年に大きな変化が起こり。。。日々の気づきや感じることが、時にはショックな事さえも、新鮮に思えたりします。そんな日々のあれこれを書いていきます。こんまり流片づけコンサルタント。

茉莉花

外資系企業で勤続30年。2023年に会社員人生を卒業。静かに新しい人生をスタートさせたつもりが、2024年に大きな変化が起こり。。。日々の気づきや感じることが、時にはショックな事さえも、新鮮に思えたりします。そんな日々のあれこれを書いていきます。こんまり流片づけコンサルタント。

最近の記事

2024 変化の大波がやってきた

1年間という時間の器前回の記事が2023年8月、つまり1年経過してしまった。この1年の間、時間の器は大きな変化で満たされていた。今の自分と自分をとりまく環境は、1年前の自分には全く想像できなかった。それだけ大きなインパクトのある事が続いた。 1年の空白の言い訳になるが、私にとって大切な事なのでまとめておきたい。 2024年3月以降の変化1. 引越し 2020年から1年間、単身生活が危うくなってきた母を実家から引き取って、都心のマンションで二人生活していた。が、ある日突然

    • 『君たちはどう生きるか』鑑賞記

      公開から1ヶ月以上が過ぎ あちこちでネタバレあり・なしの感想がアップされ 今の私に鑑賞のチャンスがあるのだろうかと ずっと思ってきた。 8月も後半に入って、突然に自由な時間がおりてきた。 さあ、何をするか・・・ 『君たちはどう生きるか』ドルビーシネマ上演の 映画館を探していた。 平日初回を選んだが、夏休み中だから 混んでいるだろうな、という予測ははずれ 館内はガラガラ。おかげでゆったりと 鑑賞することができた。 私のジブリ体験は映画も漫画もとても貧弱。 それだけに先入観

      • 古美術 雑感

        30歳目前、転職先が決まって 実家を出た。 そして、2年前に実家に戻った。 6年前に父が他界し、ひとりになった母を 当時,私が住んでいた都心のマンションに 引き取ったが、1年が経過したとき、 母が言い出した。 『家(実家)が気になる。帰りたい』 それから1ヶ月後、実家に引っ越した。 その後実家で、在宅で仕事を続けならが、 母の世話をして、 実家の片付けを進めていた。 ひととおりの片付けは終えていたが、 最も難しいモノがしっかりと残っていた。 6年前に他界した父は

        • 『静かな人の戦略書』体験記

          私は内向型。知らない人だらけの環境では、 ずっと黙っている。 人前で話すのが大の苦手で、 機会からは極力逃げてきた。 これは変えられる性質のものではないと 思っていて、外向型になろうと努力した・・・ことはない。 ひとりで過ごす時間が好きで、旅も最近は ひとりが圧倒的に多い。 事前に旅程を細かに決めることはせず、 その地で感じる空気感を全身で味わって、 同じ場所から動かなかったり、 さっさと移動したり。 この本のタイトルを見て、私は内向型を 克服した人の記録だと思った。

          舞台『テイラーバートン』 異色で上質なエンターテインメント

          7月29日。13時。東京キネマ倶楽部。 舞台『テイラーバートン』の初日、柿落とし。 なんとこの回のチケットをなんとかゲットして、会場に潜入することができた。 毎朝のVoicyが日課で、キンコン西野さんのプログラムはプレミアム登録もしている。だから、テイラーバートンの準備進行の具合や、かける思いは、頻繁に聞いていた。 家族の事情もあり、コロナ最盛期から今に至るまで、外出の機会が少なくて、 最初は公演も他人事のようだったが、開演が迫るにつれて西野さんのVoicyにも熱量が上

          舞台『テイラーバートン』 異色で上質なエンターテインメント

          『手放す練習』ムダに消耗しない取捨選択 by ミニマリストしぶ

          家事の最中、Audibleを聴いていることが多い。 あるとき、ミニマリストしぶさんの「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」が『あなたへのおすすめ』として登場したのが、この著者の本との出会いだった。 最近ふえている「ミニマリスト」。極端にモノを減らした生活空間を手に入れることで自由になろう!ということなのだと思う。とはいえ、記事や映像ではモノを減らす・捨てることがフォーカスされ過ぎて、めざすその先に何があるのかがぼやけていることが多く、これまであまり関心

          『手放す練習』ムダに消耗しない取捨選択 by ミニマリストしぶ

          「ほしのはなし」北野武さんの絵本、知ってますか?

          今日は7月7日、七夕。 子どもの頃は大きなイベントだった。 大人が切り出してくれた笹を、カラフルな色紙を切って輪っかを作って飾り 短冊にどんなお願いを書くか悩み。。。 しかし、今夜観たTVニュースでは七夕の話題はなかった。日本列島の大部分が梅雨の真っ最中。実際に天候は大いに不安定。さらに、大雨による災害が日本を傷つけている最中に、悠長なことを言っている場合ではないという判断なのか。 さて、そんな中、今日は北野武(ビートたけし)さんの絵本を紹介しようと思う。タイトルは『ほし

          「ほしのはなし」北野武さんの絵本、知ってますか?

          『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』平松洋子著

          『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』を読んだ。 著者の平松洋子さん、私のイメージだと、お料理や生活全般について、とても知性的な文章を書く人だった。この本が出版された直後、ラジオ出演されていたのを偶然聞いて、興味を持った。ラジオで何を語っていたのかは全く覚えていないのだが、とにかく本を購入。ようやく読み終えたところ。 身体を作ること 身体は資本。アスリートにとっては、絶対的だ。 自分の思うどおりに動く身体を作ること。テクニックやスピードを身につけるのはその後。種目によっ

          『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』平松洋子著

          犬連れ旅 初体験記

          2023年ももうすぐ半分終わろうとしている。 コロナ前までは年に5回ほど、多い時は10回を超えるほど出張していた。コロナで途絶え、会社員を卒業した今は出張という旅はもうない。 時間の拘束がなくなったのだから、自由に動き回ればいいじゃない。。。 現実は、なかなかそう上手くいかない。 少し前に、夏至の太陽エネルギーの強さに関する記事がいくつか目に留まった。そうだ、このタイミングに乗って、気分転換と共に日常生活のリズムに変化を起こそうと思った。 候補は複数あった。実際に、ある

          犬連れ旅 初体験記

          野菜スープに夢中〜!

          野菜スープに目覚めてしまいました。 気がついたら、本が5冊。同じ著者さんの本が3冊あって、重複する内容もあるが、なるほど、おもしろい。 今日はこんなスープのお話を。 なぜ突然スープ?きっかけがある。 愛犬だ。 うちの子は元保護犬で、推定1歳として迎えて6年半の柴ミックス。ある保健所に保護されていたのをボランティアさんが救出して里親探しをしていた。 怖がりで、なかなか人に懐かない。が、食べることには猛烈な意欲がある。ただ食いしん坊というのではなく、生きよう!生きたい!とい

          野菜スープに夢中〜!

          片付ける。何にカタをつける?

          最近、ネット記事や雑誌など、いろいろなところで「片づけ」という言葉を見る。みんな片付けなくちゃ!と思っている。「あ〜、お部屋が片付けてないのよね〜」とため息をつく。その多さたるや、「片付けなくちゃ」症候群は国民病?と思えるほどだ。 改めて、片付けについて考えてみようと思う。 1. なんで片付けたいの? 片付いていない状態とは、人によってさまざまだが、簡単に言えば、その人にとって気持ちよく過ごせる状態ではないことだ。ある人にとっては、自分が好きなものに囲まれていて心地いい

          片付ける。何にカタをつける?

          『限りある時間の使い方』を読んで

          『限りある時間の使い方』 Four Thousand Weeks - Time Management for Mortals - オリバー・バークマン著を読んだ。 キャッチーなタイトルと全米での輝かしい書評を見て購入決定。 実際に購入したのは数ヶ月前。おそらく2022年の終わりごろだったんじゃないか。 これは、巷にあふれる時間管理術のコンセプトとは視点が異なる。「時間を支配するものは人生を支配する」とよく耳にする。が、そもそも時間は支配できるものなのだろうか? 人生は思い

          『限りある時間の使い方』を読んで

          雑音屋のお話

          人は忘れられないエピソードをいくつか 持っていると思う。 なぜ忘れられないのか、 何にココロの琴線が触れたのか それはわからない。 でも、忘れられないお話がある。 今日は、そんなエピソードの中の 「雑音屋」のお話。 雑味の味わい 思い出したきっかけは、こちらのVoicy。 雑味のお話。 雑味について、特に甘みと塩気は普段から意識している。 たまに小豆を煮てあんこをつくることがある。その時は沖縄の濃厚な黒糖を必ず用意する。白砂糖じゃダメなのだ。黒糖のコクが苦手な方もい

          雑音屋のお話

          読んでもらう文章のために

          誰もが認める結果を出している人たちが ほぼ同じタイミングで文章術やネーミングの極意について 発信している。 まずは、この方。 近く有料になるようなので、気になる方は速攻でどうぞ。 もうお一方はこちら。 こちらは、そもそもプレミアム(有料)会ですが。。。 自分は、影響力を持ちたいとも持てるとも 思っていないが 自分の発信やメッセージが響く人は どこかにいると思うので そこにきちんと届けたいという思いはある。 頑張っているのに伝わってこない、 読んでみようという気にならな

          読んでもらう文章のために

          旅に出よう。旅の目的はやがてわかる。『絵描き』いせひでこ著

          今日は絵本のお話を。 子どもの頃はほとんど本を読まなかった。家には本がほとんどなかった。今になって絵本の優しさがじんわり心に響いてくる。 今の私に響いてくるものだけを手にとっている。まず絵と私の相性。次にストーリー。文章のない絵本も何冊か手元にある。少しずつ増えてきて、本棚の小さな絵本コーナーに優しいオーラが広がりつつあるのが嬉しい。 今日は、伊勢英子さんの『絵描き』。 この本との出逢いは偶然だった。地元のショッピングビルに出店していた古本屋さんで見つけた。それまでこ

          旅に出よう。旅の目的はやがてわかる。『絵描き』いせひでこ著

          向かい合ってすわるのではなく、隣にすわる

          毎日Voicyを聴いている。パーソナリティは、たまに入れ替えをすることもあるが、基本的には固定。一時ずいぶんパーソナリティをフォローしていたこともあったが、トピックと声質の相性で、最近は減らす傾向にある。 そんな中、キングコングの西野亮廣さんのVoicyは不動の地位にある。もともとVoicyを聴き始めたきっかけも西野さんだった。プレミアムの会員にも登録しているので、通常回と3日に1回ほどのプレミアム放送でちょっとボリューミーだが、飽きることなく聴き続けている。 さて、その

          向かい合ってすわるのではなく、隣にすわる