野菜スープに夢中〜!
野菜スープに目覚めてしまいました。
気がついたら、本が5冊。同じ著者さんの本が3冊あって、重複する内容もあるが、なるほど、おもしろい。
今日はこんなスープのお話を。
なぜ突然スープ?
きっかけがある。
愛犬だ。
うちの子は元保護犬で、推定1歳として迎えて6年半の柴ミックス。ある保健所に保護されていたのをボランティアさんが救出して里親探しをしていた。
怖がりで、なかなか人に懐かない。が、食べることには猛烈な意欲がある。ただ食いしん坊というのではなく、生きよう!生きたい!という生への執着のように見える。我が家に迎えて6年も経つのに、お散歩はまるで食べ物探し。よほど空腹でひもじい思いをしたようで、とにかく食べられるものを探せ!というのが身体に染み付いているようなのだ。
つまり、よく食べる。で、ちょっと太め。。。
以前前足を挫いたことがあったのだが、最近お散歩のペースが極端に遅くなり、ちょっと気になったのでクリニックに行ってみると、
クリニックで、グルコサミンや消炎剤の犬用サプリメントを受け取り、食事のアドバイスを受けた。
食事はなるべく肉!
ドライフードも、肉の成分が多いものを。食べるときには野菜スープでふやかしてあげるのも良い。
獣医さんは、人間用の野菜スープの本を取り出してきて、これが参考になる、と。かくして、野菜スープの本を何冊か購入することになった。
野菜の全ての栄養をいただくスープ
もともと汁物は好きなので、1冊は手元にあった。この本のポイントは「お手軽さ」。短時間でできて、しかも身体に優しくて栄養もある。
クリニックで教えてもらったのは、野菜が持っている力を取り入れるスープ。最低5〜6種類の野菜で作るスープは、それだけで美味しい。犬だって美味しそうに食べる。
今回購入した本によると、生き物にとって1番怖いのは活性酸素。ウイルスだって嫌な相手だが、身体がウイルスをやっつけようとして活性酸素を生成してウイルスを攻撃する。だが、攻撃はウイルスだけでなく、自分の体内の組織もダメージを受けることになってしまう。ウイルスが消えても、活性酸素は残る。。。
研究者が、植物に備わっている、非常に有能な抗酸化物質、つまりファイトケミカルに気づき、それを上手に体内に取り入れて活性酸素を無力化させることを考えた。最も効果的な取り入れ方として、水と一緒に煮込んで植物の細胞膜を破壊させ、細胞内部の有効成分、ファイトケミカルが溶け出したスープを飲む・・・これが結論だ。
犬もスープ?
我が家のワンコは、何もしなければ野菜も果物も食べない。美味しそうにリンゴを食べる犬とか、キャベツの玉に豪快にかぶりつく犬の映像を見たことがある。我が家では、それは起きなかった。
ドライフードに犬用の生鹿肉を乗せれば、絶対に食べる。しかし、スープはどうだろう。。。とかなり不安だった。
結果。
お皿を舐めまわす回数が激増した。複数の野菜のエキスが染み出したスープの旨味がわかるらしい。よしよし。
命の野菜スープ・最強の野菜スープ
購入した本のタイトルだ。なんだかちょっと大げさじゃない?
しかし、いくつも野菜スープのファイトケミカルで病状を劇的に改善させた症例が幾つもあるらしい。もちろん全ての人に効果が期待できるものではないが、最低5〜6種の野菜を入れることで、本来野菜が持つ旨味とファイトケミカルが素晴らしいパフォーマンスを発揮するようだ。
野菜を皮つきのまま適当に刻み、お鍋に入れてコトコト煮込む。野菜ゴロゴロ状態でいただくもよし。ハンドミキサーでポタージュにするもよし。ジップパックに入れて冷凍もOK。
犬用にはネギ類や香味野菜等、塩・醤油・味噌などはNG。私はそこに、後から玉ねぎを加えたり、食べるときにナンプラーやラー油、いしるや昔ながらの塩っぱい梅干しなどを落として、変化をつけて楽しんでいる。
ここまでの結果
まだ10日ほどだが、とりあえず愛犬は少しだけ体重を落としたような気がする。(測定していない、測定できない!)食欲は衰えることなく、野菜スープが入った器は徹底的に舐めまわす。
人間の効果は?というと、特別に何かが変わったという実感はないが、薄味でも旨味があるので、結構進む。そんなにお腹が空いていない夕食は、このスープだけで終わらせることもあるので、じんわりと減量効果が出るといいなという期待。
野菜スープに厳密なルールはなく、あるとすれば、継続が大事だから、なるべく手間をかけず、いい意味でテキトーに。
今は梅干しを作る時季で、スーパーで赤シソを発見した。赤シソは抗酸化効果がとても高いらしい。ということで、今夜は赤シソも入ったスープ。
愛犬のお散歩、ここのところの梅雨空で、なかなかペースが回復しないが、戻りつつあるのは間違いない。ペースが戻る頃には、私もすっきりしているのだっ!!