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ネガティブなことを思ってしまう心のクセは持病みたいなもの、対処法をいつも持っておけば安心して生きられる
私はどちらかというと神経過敏なHSP(敏感気質)な人間です。
ですからそうでない人よりも周りの環境や人間とかの様子に対して、細かいところにも気にしやすい傾向があります。
どんなに親しい間柄の人であっても、複数の人といる時の席の並びとか、例えばレストランの席とか、電車とかタクシーの席の並びとか、結構気にしたりすることがあります。
その時に自分が変な場所とか居心地の悪い場所になったりすると、絶対そうじゃないのに、なんとなく自分がその場所に追いやられたのではないか?自分がお人好しだから、自分が弱者だと思われているからそうされたのではないか?というようなある種の病的な自動思考が頭にはりついていて、脳の中を巡り出します。
そのようなしつこい思考のネガティブな癖があるのです。
誰もそんなこと思っていないのはわかっているし、あったとしても誰も悪気はなくみんな無意識に動いているというのもわかっているのです。
あとは複数の人と会話している時にも、話し手はなんとなく自分の方よりも別のメンバーの方にばかり目を向けて話している、絶対にそっちの方が多い、自分はやはりハブられているのだろうか?というような超おかしな妄想に囚われる瞬間がたまにあります。
それが自分のただの思い込みに過ぎないこと、いつもの自動思考の癖に過ぎないとわかっているけれど、この自動思考というやつが苦しかったりするのです。
これは心の持病みたいなもので、訓練によってある程度は軽くしていけるものだと思いますが、基本的には一生付き合っていかないといけないかもしれません。
そのためには対処法のような自分の持病の薬になるようなものをいつも所持している必要があります。
私の場合、まずは深呼吸をします。息を吐くのを息を吸う時間の6倍で吐きます。そしてての先端がジワジワと温かく感じてリラックスするまで呼吸を整えます。
そして、「これは自分の心の中が映し出された世界だ」「自分がそうだと信じている世界なのだ」「自分の観念、信念が映し出された世界なのだ」ということを自分に言い聞かせます。
今の自分はこのような考え方を持っているということだ、だからこのように世界が見えてしまうのだ、ということを理解します。
今自分と一緒にいる人たちは深い考えを持って行動していない、ほとんど無意識で動いているだけである、とちゃんと認識します。
脳の大脳にある前頭前野を活用して、言語化して、冷静に状況を分析するようにするのです。
それを毎回繰り返すことでネガティブの度合いがわりと和らいでいきますよ。
それから以前の記事でも書きましたが、これも効果的です。
自動思考が収まらない時にけっこう有効な方法です。
まずは自分の頭に向かって(左脳に向かって)「だまりなさい、だまりまさい」「思い込みはやめなさい」「幻想はやめなさい」と命令し、「その代わりに、あなたは体の1番高い場所をいただいているのだから、そこから全身の細胞に愛を降らせなさい」と頭に命令をし、「愛してます、愛してます」と言いながら雪のように頭から全身のすべての細胞へ愛を降らせるイメージをします。
これは1つの方法に過ぎませんが、このようにネガティブな感情や思考がわいたら、持病の発作なのだと思い、薬のように毎回対処できる方法をいくつか持っておくと、パニックにもならず、それほど自己嫌悪にも陥らず、新たな心の傷を作ることもなくなるので、安心して毎日生きていくことができます。
心の思い癖、自動思考というものは相当しつこくて強固であり、そう簡単にはなくなるものではないので、もう付き合っていくしかありません。
それを恐れたり不安がることが自分の生きていく世界が狭まってしまうのは良くないことですから。
この対処法があれば絶対に大丈夫!という安心感を持つようにすればいいのです。