【シロクマ文芸部】心のバランス～月曜日・140字小説

月曜日が来るまであなたに会えない。寂しさをグッと堪えて週末を過さなきゃいけないなんて。

でも、私は分かっている。家族のいるあなたとこんな恋をするからには、こんな寂しさは耐えて当たり前だって事。絶対にあなたに寂しいとは言わないつもりだ。

だって、それがこんな恋をする私の矜持なのだから。

月曜日から金曜日まで君に会えない。

お互いに平日は忙しくて仕事ばかりの日々を送っている。君に連絡をしても既読も付かないのはもう慣れた。

だけど、私だって寂しいんだ。少しだけ私にも時間を使って欲しいなと思うのは贅沢な事だろうか。

早く週末が来ないかな。君に一杯甘えたい。一杯話がしたいよ。

1行目訂正ありです

月曜日から金曜日は会社であなたに会える。あなたはスーツが良く似合う仕事のできる男だ。私が独り占めしている、こんな姿はよそ行きのあなたね。

週末は君に会う。最近は少しなれ合いになってきたみたいだ。それが居心地がいいって事なのかもしれない。

緊張と弛緩。このバランスが最高に心地良いのだ。

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シロクマ文芸部に参加します💛
今週のお題は「月曜日」です。

140字小説を3編書きました。

月曜日ってなんだか気分が重いですよね。
何か楽しみを見つけつつ、また1週間頑張りましょう～⭐

今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪