サービスにおいて一番大切なこと【76点】
今日は仕事で尊敬する社員さんから、とても大切なことを教えていただいた。
その素敵な社員さんは人生の先輩として、アルバイトのわたしにいつも重要なことを教えてくれる。
☆絶対に人と比べない
あの人はできるのに自分にはできない…
そんなことを考えるのではなく、
自分は自分のやり方、方法で良い。
自分だからできるサービス、自分にしか出せない雰囲気がある。
自分の良い点は何かなって、考えて考えて、それを生かすこと。
だからこそ、その人がサービスをする意味がある。
比べてよいとしたら『過去の自分』だけ。
どこが成長したか、何ができるようになったか。
自分以外の周りと比べないこと。
みんな、それぞれ違う人で、違う良さがあるのだから。
☆「ていねい」であること。それが一番大切。
満席時に効率よくまわすとか、スピードを速くするとか、それらは上の人が考えること。
上手くまわせないことに落ち込むこと。それがそもそも間違い。
雑になってしまうくらいなら、丁寧で遅い方がよっぽど良い。
「遅い」に勝る「雑」はない。
お客様にがっかりさせてしまった…
もっとできることがあったな…
.そうゆうことでできなかったと悔やむべき。
「お待たせしない」ということも大切だけど、それが一番ではない。
待ちたくない人はファミレスに行く。
美味しいものを食べたい、気持ち良いサービスをしてもらいたい。
だからお客様は列に並んでまで、うちの店を選ぶ。
渋谷という街にはこれでもか、っていうほど飲食店があるのにね。
☆お客様の心を掴む
それでもここを選んでくださる人が大勢いるのは、
お店の先輩たちが積み重ねてきた「また来たい」と思わせるサービスがあるから。
初めて来た人も「また来たい」と思った人たちの口コミや情報から、
「行ってみたい!」と思ってやって来る。
「また来たい」と思わせる接客ってなんだろう。
あのお客様にはなんてお声がけをしようか、
何を話したら喜んでくれるだろうか。
お客様を皆、身内だと考えて接してみる。
あの人はお母さん、お父さん、
あの人達は友だち、
あの席に座っているのはおばあちゃん……。
そう考えたら、お客様一人ひとりに対して違った話し方や接し方ができるはず。
Aさんが言われて平気なことでも、Bさんは傷つくかもしれない。
だから入ってきたドアを開けたお客様に「何名様ですか?」って、
全員に同じように聞くのではなくて、
「今日はランチですか?」
「足元お気を付けくださいね」
とか、そのお客様個人に向けた言葉を届けるべき。
わたしは全てのお客様に同じように決まったセリフを投げかけていた。
ロボットみたいな接客だよって言われて。
今日それに気が付いた。
☆人がするサービスがある意味って何だろう
マニュアルじゃない。
自分だけの言葉、行動、気持ち、思い。
特定の個人がする意味のあるサービス。
あなたはあなたのやり方で良い。
お客様に話しかけるって勇気がいること。
でも、たいていの人はカフェの店員さんに話しかけられたら嬉しいんだって。意外と。
こんなにシャイなわたしでも嬉しいもん。
サービスに正解はない。
皆それぞれのやり方がある。
お客様の感じ方も人それぞれ。
数字では計り知れない、答えのない仕事。
ずっと明確な答えがないから、一生成長し続けられる、頭打ちのない仕事。
そこにサービスの面白さや楽しさがあるんじゃないか
って今日気づかされた。
わたしにしかできないサービス 探ってみよう。