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セルフコーチング ~ポジティブに自分を導くセルフトーク編~

先月ご紹介したセルフコーチングをご存じの方はきっとセルフトーク聞いたことがあるのではないでしょうか? 無意識に1日4万〜6万回しているセルフトーク。これをコントロールしたら、どうなると思いますか?? そうです! 人生が変わります!? といっても全てをコントロールする必要はありません。 少しでも変わればかなり良い影響が生まれますので心がけてみて下さい。読むより聴きたいという方はヤング日経で聴いて頂けると嬉しいです。→https://voicy.jp/channel/874/168688

セルフコーチング→ https://note.com/miyukiotsuka/m/m0e3b6f6fc78c/hashtag/86491

セルフトークは『自分との会話』自分自身に対してかける言葉です。以外でしょうか?理解しやすいですか?人の心と言葉はつながっています。
何気なく「はぁ~」と溜息をついたら簡単に気持ちが沈みます(涙) 逆に顔を上げて背筋を伸ばし「OK!」や「絶好調!」などと口に出すと気持ちが高まります。
これは実際に私を含め弊社の講師陣がクライアントさんへお願いしていることです。決算発表・株主総会などがある前は、役員の皆さんに次のようなことをお伝えしています。 壇上に出る前、鏡を見て「自分はできる!」「今日も調子いい」と言いながら両手を上にあげて笑顔を自分に見せて下さい(以下の写真のような姿)。 鏡を見て、自分に話しかけセルフトークをすると、より深い自己暗示がかかると言われています。 さぁ、一緒に自分の気持ちを上げていきませんか?毎日が少し気分良くなりますよ。


セルフトーク3つのポイント

セルフルトークどうやるの?という方へシンプルな3つのポイントをご紹介します。
ポイントはたった3点!
1)プラスの言葉を使う
2)自信が湧き上がる態度をとる
3)繰り返し言葉を口にする

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プラスの言葉を使う、自信が湧き上がる態度をとる、繰り返すは分かるけれど…そんなに急に出来ません。今、どんな言葉をかければ良いか分からない!という方いませんか。心当たりありませんか?ご自身のことを考えてみてください。

ネガティブ習慣、身についてない?!

生まれながらにしてネガティブな考え方の人は、ほぼいません。子供の頃から長い年月をかけて作られていくのです。怖いですね…
ここからは以下3点についてご紹介します。

1)ネガティブなセルフトークの問題点
2)ネガティブからポジティブに変える方法
3)人生に与える影響

「ネガティブなセルフトーク」とは何?

この点について、著者はこう記しています。

・上手くいかないという視点で考えたり言ったりするすべてのこと
・恐怖におののきながら考えたり言ったりするすべてのこと
・強みではなく弱みに意識を向けて考えたり言ったりするすべてのこと
・世の中を問題に満ちた場所とみなして考えたり言ったりするすべてのこと
・自分が何かを成し遂げるのを妨げる方向で考えたり言ったりするすべてのこと
・自分の将来を限定する方向で考えたり言ったりするすべてのこと…等など

想像するだけで気持ちが重くなります(汗)具体的に言うと下記です。
具体例「どうせ出来ない」「やっても無駄」「疲れた」「もう無理」などのネガティブなフレーズを繰り返すことです(涙)

ネガティブなセルフトークの問題点

ネガティブなセルフトークを放置して続けると、どうなるのでしょうか?
怖いですよ!自分でも気づかないうちに自分が失敗するように脳を導くことになるそうです(そんなのイヤだ~)脳は組み込まれたことを忠実に実行する素晴らしい組織です。良い方に使いたいですよね。

上記にもありますが、私たちはネガティブに考えるように生まれついていません。単純に考える習慣が身についてしまっただけです。そうならば習慣を変える必要があるのではないでしょうか?

ネガティブからポジティブに変える3ポイント

セルフトークに関する脳科学の研究を続けた結果、著者は解決法を見つけたそうです。ポイントは3つです。

1.ネガティブなプログラムを消去することは出来る
脳の中にネガティブなプログラムを持っていたとしても、脳の神経可塑性の働きのおかげで消去・置換するにはプログラムを入れ替えるのに、たいてい数週間もあれば十分!ちなみにネガティブセルフトークは放置すると悪化するそうです。

2.ポジティブで全く新しいプログラムをつくることが出来る!
何度も繰り返せば、どんなに新しいプログラムでもつくることが出来ます

3.新しいプログラムをつくるためのステップ
セルフトークを変えるために必要な具体的なステップ


<STEP1>第一歩!監視する
開始30日間、自分のセルフトークを監視しよう。口に出して言うこと、心の中で思っていることに注意を払ってみましょう。出来れば30日間、自分が言ったことを録音し文字起こし頻繁に言っているフレーズに印をつけます。自分のセルフトークの傾向が分かります。自分がネガティブかポジティブか明確に分かってしまいますね…
大切なのは、最初30日間だけ全てのセルフトークに意識を向けることです。セルフトークが自分にとってどんなに足かせとなっているか認識できます!

<ステップ2>編集する
ネガティブなことを言ったり考えたりしていることに気づくたびに、即やめてポジティブな表現に言い換えましょう。
例えば、このような経験ありませんか。ミスをした時「なんでこんな事出来ないんだ」「バカなのか」などと言っているなら気持ちを即切り替えましょう。「たいしたことない。」「大丈夫」と言いましょう。
「何をやっても上手くいかない」と言うなら「必ずうまくいく。最後までやり遂げよう!」とポジティブな指令を脳に送ります。セルフトークを編集することは、なりたい自分を正確に表現して脳を組み替えているということです。自分のあるべき姿からの指示を自分にしましょう。

<ステップ3>お手本を真似る(お手本を聞く)
ポジティブなセルフトークを学ぶのは新しい言語を学ぶのと似ています。繰り返し聞いて理解、真似します。カギは繰り返すことです。毎日10分~15分、脳にポジティブで明確で新しいメッセージを送ることをしましょう。日々の繰り返しによって、脳はそれまで優勢だった有害なネガティブプログラムを書き換え始めてくれます。
毎日、セルフトークを練習し、新しいセルフトークを自然に声に出し、新しい言葉になれていきましょう。

人生に与える影響

新しい言葉・ポジティブなセルフトークは新しい生き方につながり、将来のすべての選択に良い影響をおよぼします。 自分の人生を好転させるためにセルフトークを知りポジティブに繰り返していきましょう。

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今回は『セルフトーク超入門』(シャド・ヘルムステッター 著、弓馬隆 訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)をベースにお届けしました。

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