プログラミングを学ぶ理由2
勉強を続けるなかで、自分が本当に得たかったものや、ありたい姿に気付き、結果、学習モチベーションが上がった&学習速度が上がった&継続できているという話です。
これまでの学習ですでに得られた効果もあるので、そちらも記載します。
私は現在、平日会社員(週5勤務フルタイム)+ 年子子育て(2歳1歳)の傍ら、週5(4時〜6時+a)プログラミングを勉強中です。
学習歴は、2019年12月の1ヶ月間 + 2020年6月~現在:約4か月間で、ブランク期間も入れると、10ヶ月目に突入しました。
プログラミングを始めた当初の理由(きっかけ)は、
■年齢、キャリアに強い焦り → 手に職つけたい・やり直したい
■とにかくお金が必要 → 短期間で給与を上げたい
■女でも、子供がいても、価値ある人材として取引されたい
■自由な働き方がしたい
■エンジニアって専門性高くてかっこいいetc...
そんなところでした。
未経験者がプログラミングを勉強する際に大切と言われる動機や目的、例えば ”ホームページを作りたい” とか、 ”ゲームを作りたい” とか・・そういう思いやモチベーションは一切ありません。
というのも。
28〜30歳の頃、間違った退職、妊娠、転職の挫折、切迫流産で寝たきり生活等々....が重なり、職なし能無し一文無し状態に。
結婚はしていたものの、夫からは
「家賃や生活費、妊婦健診代金等、支払いは基本折半。それ相当の給与をもらっていた会社に居たのに、そこを退職したみゆきが悪い。」
「今は貸すので、貸したお金は産後に働いて返すように。」
と言われてましたので
体調が安定したら、出産したら、
「とにかく早く稼がないと!」
「なるべく短期間で給与を上げていかないと借金がなくならない!」
頭の中はお金への不安や恐怖でいっぱいでした。
正直、当時の私は、口では「男女平等」と言いながら、心の中では、「結婚したら養ってもらって当然。」
そんなことを思ってましたので、自分に収入がなくても「当たり前にパートナーが払ってくれる=パートナーが守ってくれる」と思ってました。
しかし、実際は違った。
自分の中の常識がぶち壊されたことと、この人はやってくれないんだということにショックを受けました。(当時は相手を心底呪いましたね爆)
今となっては…
「結婚したら、妊娠したら、養ってもらって当然、、、」内心そんな風に思ってた当時の自分に言ってやりたいですね。「自立しなさい」と。そして呪うのも、相手じゃない「あなた自身だよ」と。
そんなこんなで、当時の私は「未経験エンジニアへの転職」を目標に、プログラミングの勉強を始めました。
そして現在。
結論、エンジニアに転職しようとは思っていません。
上記の紆余曲折があってもお陰様で獲得できたキャリアがあり、またそれは、これまでのキャリアともぴったり繋がり、今は自分が本当にやりたいことが分かったので、引き続き本業に軸足をおきたいと考えています。
では、なぜ勉強を続けるのか。
それは、勉強の過程で、
「あ…、私、これが学びたくてずっと彷徨っていたんだ…」
と気付けたからです。
私が本当に得たかったもの、それは
『プログラミング的思考(プログラミングテキシコー)』
です。
以下がとってもわかりやすい!
子育てにも最高!
この思考力、考え方、物事の捉え方、筋道の立て方…誰も私が克服したい(少しでも身に付けたい)能力であり、それが、私の人生を助けてくれるかもしれないのです。
私は「テキシコー」と真逆の人間です。
頭もよくない、教養もない、どちらかというと感情的で、元々はとても情熱的、共感力と人の思いだけで生きている人間でした。(もちろん文系)(文系の人に怒られそうですが、、、)
そのため、特に、新卒の頃は大変苦労しました。
論理的、建設的な会話、コミュニケーション、物事の進め方が好まれ求められる会社という中で、「論理的」という言葉すら知らなかった私には理解できないことが多すぎました。
極め付けが、今の夫との結婚。
真逆すぎる夫と結婚してしまい、エラーを連発。歩く会社組織?歩く法律?歩く警告?、とにかく細かい、細かい、細かい!!!
そして子育て、苦労と苦悩が続くも、ここでようやく気が付く。
プログラミングの動作確認と似ている、、、例えばA→B→Cと順に試して正解を探るみたいな作業。
ex)子供の癇癪/それが引き起こされる少し前を思い出す/要因(仮説)を1つずつ潰していく、、、
子育てにおいて、プログラミング的思考(テキシコー)で成功体験を経験したことを歯切りに、小さな困難をいくつも乗り越えることが出来ました。
それと同じ時期に会社員としても、仕事での成果(数字へのコミット、達成率、結果のレベル)が格段に飛躍しました。
そして1番頭を悩ませていた夫婦生活でも、私が僅かではあるもののテキシコーを身につけたことにより、理論派・理屈・超細かい夫と、正常なコミュニケーションを取れるようになってきました。
社会人になったら、
得意を伸ばして、不得意は諦める(他の人に任せる。それが共同であり、組織。)
そんなことを沢山教わりました。
そして私自身、
不得意に時間を充てるよりも、得意に全集中した方がいい
それを理解出来るだけの経験は積んだ。
それでも自分の中に克服したいことがあった。
それを克服する術が分からずにいましたが、今、プログラミング学習で少しそれが実現出来るのではと感じています。
最後に、プログラミング学習は「自己肯定感」を高め、多くの利益をもたらしてくれました。
仕事と子育て、家庭に翻弄され、自分の時間が0になってしまった時期、自分の人生が分からなくなってしまった。
でも今は、家族の人生、時間の制約等々ある中でも、「学習」を通して、自分の意思で自分の人生を歩めてる実感がある。
それが心の栄養になっている。
単純な理由で始めたプログラミングでしたが、今では自分の自信になっています。