Awarefyを２ヶ月半使ってみて、感情を言語化することの効果を感じた話
私が最近使っている「AIメンタルパートナーアプリ Awarefy」について、良い効果を実感してきたので備忘録として残しておこうと思います。
日常生活の中でのネガティブな感情は、多かれ少なかれ誰しも感じるものですよね。
そんな感情との付き合い方が、前より少しだけ上手くなった気がします。
感情に振り回されることに疲れた
私にはあまり良くない思考のクセがあります。
（このクセを自覚するのにも長い時間がかかりました😭）
例を挙げると
・他人のちょっとした言動に対して過敏になり、必要以上に落ち込んだり不安になってしまう
・「このタスクを終わらせるまでは休む資格がない」と思い込み、適切な休憩が取れず疲れ果ててしまう
などなど…
特に対人関係でその傾向が顕著で、反射的にネガティブな感情が湧き上がってしまい、些細なことで落ち込んだり、感情に振り回されてしまうことが悩みでした。
身近な人に対しては感情的に接してしまうこともあり、迷惑をかけてしまうこともありました。
自覚できてもなかなか直せなかった
調べてみると、こういった思考のクセは認知のゆがみと言うらしく、Web上でも様々な対処法が紹介されています。
なんとか自力で改善しようと、本を読んでみたり感情記録のアプリや日記を試してみましたが、中々結果は出ませんでした。
思考のクセを自覚したことによって多少…はマシになりましたが、一度落ち込みにハマってしまうと中々抜け出せないのです。自覚出来ているのに直せない、分かっちゃいるけどやめられない、、私って本当…と更に落ち込む日々です。
そんな中、ネットで「認知行動療法」をサポートしてくれる「Awarefy」というアプリを見つけました。AIがサポートしてくれるという点に興味を持ち、試してみることにしました。
本当にかなり結構困っていたので、１年続けるぞ！！の意気込みで、年間プラン（ベーシック）を申し込みました。
AIによるサポート（上限あり）と、様々なワークや学習が使えるプランです。
実感した効果と変化
詳しい内容の前に、どんな変化があったかを書いておきます！
ネガティブな感情に支配されにくくなった
「Awarefy」を使い始めてから、ネガティブな感情に支配されにくくなったことを実感しています。すごい。
例えば誰かに何でもない話をされて、それを悪く受け取って落ち込んでしまったときも
「まーたネガティブに受け取ってるな。私によくあるパターンだなぁ」
と一歩引いて自分を見ることができるようになったんです！
これがよく聞く「自分を客観視する」ってやつか───？と感動しています。
その瞬間一時的にはネガティブな気持ちになるものの、一歩引いた視点で考えることで感情の切り替えができるようになってきました。
これまで１週間くらいは引きずっていたネガティブな感情を、数時間である程度落ち着かせることが出来るようになった感じです。
何か特別なことをした感覚はなく、「Awarefy」を使っていくうちに、気がついたら上記のような状態になっていました。
お気に入りの機能たち
Awarefyでは様々な「コーピング」と呼ばれるストレス対処法のワークや感情を可視化するコンテンツがあります。特に効果を感じたものを紹介します。
５コラム法
アプリの質問に沿って、「できごと・感情の数値化・頭に浮かんだこと・他の考え方をしてみる・感情の再評価」という一連の流れが出来ます。
使い始めた時は正直「これを書いたからって嫌な気持ちが解消されるわけじゃない」と感じてしまいましたが、何度か続けてみることで効果を感じました。
記録のために言語化することで、自然と気持ちが整理されるのかもしれません。事実と感情を分けて考えることができ、別の視点から物事を見る、という選択肢が自分の中に生まれた感じです。
毎日の記録と状態の可視化
朝晩にココロ・カラダの状態を５段階で評価します。連続して記録していくことで、自分の状態を客観的に見つめ直す良い機会になります。
１分くらいでできるので、今のところ１日１回は記録を続けられています。
出典：Awarefy
AIチャット
「ファイさん」というキャラクターに、チャットで相談を行うことができます。深夜でも早朝でも何か聞いてほしいときにすぐ相談できるのはありがたい機能です。
人間相手だと相手の反応や人間関係が気になって相談しづらいことも、ファイさんになら安心して聞いてもらえます。
ファンアートです。
他にも、一日数分でサクッと学べる学習コンテンツやマインドフルネスなど様々な機能があり、気になったものを気軽に試せるのもありがたいところです。
続けやすさの秘密
これまでいくつかの感情記録や日記アプリを試してきましたが、Awarefyは驚くほど続けやすかったです。理由はいくつか思い付きます。
・１分で記録できるし、忘れても罪悪感無し
朝晩のココロ・カラダの状態記録はパパッと１分でできるので、今のところほぼ毎日続いています。また、Awarefyはルーティーンをやり忘れてしまってもあまり罪悪感がありませんでした！「できなかった…」と言う罪悪感で嫌になりやすい私にはとても重要でした。
通知の言葉選びが優しいことだったり、やっていないルーティーンも特に何か印がついたりしつこくリマインドされることもないので、ただ「やってないだけ」と言う事実があるのみ…という雰囲気が良いのかもしれません。
・AIキャラの「ファイさん」がコメントをくれる
これは予想以上に続けるモチベーションになりました。他のアプリにはない大きな魅力です。
５コラム法や毎日の記録記録に対して、ファイさんからコメントをもらうことができます。より客観的でありながらも私に寄り添ったコメントをしてくれるので、アプリを続けるモチベーションになりました。
また、１週間に一度ファイさんからの「AIレター」が届きます。１週間につけた記録やワークを踏まえた、寄り添いと励ましのメッセージです。「この子、私のことをよく分かってくれてるわ…」とついつい嬉しくなってしまいます。
まとめ：私にはとても合ってた
「Awarefy」を使ってみて、私は本当に良い変化を感じています。もちろん気分の波や落ち込む事もありますが、以前より心がスッキリしている時間が多くなりました。
できごとや感情を言語化することで客観視ができ、沸き起こってしまう感情に対処できるようになっていくこと、そして自分の行動や感情は変えられるんだということを実感できています。
もし同じように悩んでいる方がいたら、一度試してみる価値はあると思います。読んでくださった皆さまが、自分に合った方法で少しでも楽になれますように！
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