冬が旬の『小松菜』を夏に食す理由
西暦2022年6月15日(水)
旧暦皐月十七日
芒種
腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
先日のお取り寄せ野菜の中に葉物の野菜が入っていました。
それは『小松菜』
アブラナ科アブラナ属の野菜の一種です。
その旬は11月~2月にかけての冬ですが、
一年を通して流通している関東・東京を代表する漬け菜の一種です。
栄養価も高く、β-カロテンをはじめビタミン・ミネラルが豊富で、カルシウムも多く含みます。
くせやアクが少なく下茹でしなくてもいいので、
季節に合わせて、生・茹でる・煮る・炒める・蒸すなどのいろいろな調理法で楽しめます。
わたしは手に入ったら、すぐに硬めに茹でて、一回分ずつ分けて凍らせておきます。
2週間ほどは、ほどんど味を損なうことなく頂くことが出来ます。
『小松菜』は『冬』が旬ではありますが、
身体の余分な熱をとり、気持ちを鎮める作用があるので、
身体がほてる、イライラするなどの症状が出てしまう、
夏に向く養生食の材料として期待することができます。
また、肺の熱を取ると言われているので、喉の腫れや、咳、痰などにも効果が期待でき、
消化を助けて、消化不良や便秘にも有効なようです。
いずれにしても、これからの季節、青物の野菜は欠かさず摂っていきたいものです。
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