麦のこと『麦秋至』
西暦2022年5月31日(火)
旧暦皐月ニ日
小満
麦秋至(むぎのときいたる)
新暦5月の月末に、また季節が巡りました。
今日の東京は雨の朝でした。
七十二候は小満の末候『麦秋至』むぎのときいたるに。
初冬に蒔かれた麦が小麦色に熟す頃となりました。
収穫期を迎えたこの時期を『麦秋 』(ばくしゅう)とよび、
麦が実る、麦にとっての収穫の『秋』であることから名付けられたと言います。
そして季節はまもなく梅雨が始まります。
初夏から夏にかけて収穫された麦のうち、
食用にされるのは、小麦・六条大麦・二条大麦・はだか麦の4種類と言います。
食用麦の中に、六条大麦と二条大麦という数字だけ違う麦があり、両方とも比較的耳に覚えがあります。
この2つの違いを調べてみると、
六条大麦と二条大麦で大きく異なるのが、穂についている実の数。
六条大麦は6列全て実がなりますが、一粒一粒が小さく、麦茶や押し麦に使われるそうです。
二条大麦は2列しか実がなりませんが、その分実が大きく、ビールや麦焼酎の原料として使われているそうです。
これからの水分補給には、ノンカフェインでミネラルたっぷりの麦茶が活躍します。
冷たい麦茶にひとつまみの自然塩を溶かして、持ち歩くのも良いようです。
冷えたビールは喉越しは良いですが、アルコール飲料は利尿作用もあり、
飲んだ分全てが水分補給になるわけではないので、ご注意を。
参考
農林水産省
麦の参考資料
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/boeki/attach/pdf/220318-4.pdf
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