なぜ60歳から自転車ソロキャンプにのめり込んだのか？

根はインドア派なのに、趣味はアウトドアのトランス女性みゆひょんです♪

あなたは老後に打ち込める趣味がありますか？

もし無いのなら、自転車ソロキャンプなどはいかがでしょうか？

わたしは55歳で自転車ソロキャンプを始めて、いったん中断したのですが、60歳になった昨年から打ち込むようになりました。

気力・体力が必要そうな趣味に、なぜこの歳になってからのめり込んだのか、お話しさせてください。

好きなときにキャンプに行きたくて

2017年に車を手放したことをきっかけに、夫婦で自転車キャンプに行くようになりました。

ところが伴侶さんは会社員なので、なかなか都合がつきません。一方わたしはフリーランスなのでいつでもキャンプに行けます。

それで2019年の初めごろに「平日に一人でキャンプに行ってもいい？」と聞いたら、すんなりOKが出たんです。

2019年5月に初めての自転車ソロキャンプに出かけました。

コロナ禍で中断し「女の道」（？）へ

主に利用したのは、区営の若洲公園キャンプ場でした。1人1泊なら600円です。

ところがコロナ禍になり、緊急事態宣言などが出るたびに休場になりました。民営のキャンプ場はキャンプブームなので開いていましたが高いので、自然と中断してしまいました。

2020年の4月から女装で暮らすことを決意したことも中断した理由です。そのころは女性の格好でソロキャンプという発想がなかったのです。

思ったよりも世の中に受け入れられ、1年も経つと自信がついてきました。それでもっと女性らしくなりたいと、女性ばかりのフラ教室に入会をお願いしてみたのです。

すんなり受け入れられまして、レッスンだけでなく、発表会にも何回か出させていただきました。

60歳を迎えるにあたって

フラ教室はわたしを「女性」として受け入れてくださいました。本当に居心地が良かったです。

ただ衣装などでけっこうお金が掛かるんです。また発表会は自由参加で、出るとなると時間が取られます。出ないと上達へのモチベーションが失われます。

そんな事情で、もうすぐ60歳というタイミングで、一生続けるかを真剣に考えたのでした。

そのころはコロナもいちおう終息していて、またキャンプをやりたくなっておりました。それでフラを辞めて、今後は身体が動く限り自転車ソロキャンプに打ち込もうと決意したのでした。

のめり込むようになった4つのワケ

なぜ自転車ソロキャンプを選んだのでしょうか。理由は4つあります。

1. 時間は自分の自由

2. お金があまり掛からない

3. 良い運動になる

4. あと何年やれるかわからない

一番切実な理由は4でした。もしかしたら70歳で身体が利かなくなるかもしれません。そのときに「サイクリングとキャンプをもっとやっておけばよかった」と後悔するイメージが鮮明に浮かんだんです。サイクリングとキャンプが自分の生き甲斐なのだとはっきりわかった瞬間でした。

今回は、わたしが60歳にもなってなぜ自転車ソロキャンプにのめり込むようになったかをお話ししました。

わたしは体力に恵まれたほうではなく、持久走はクラスでビリのほうでした。また生活習慣病のお薬も何種類か飲んでいます。ですから、すでに身体を壊しているのでいるのでもなければ、60代でも問題なくできる趣味だと自信を持って言えます。

もし老後の趣味が見つからないというのなら、心からお勧めする次第です。いつかキャンプ場でお目にかかれる日を楽しみにしています！