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長年悩まされていた脱腸が解消!

嘘みたいな本当の話。
脱腸に困っている、手術はしたくない・・・という方へ向けた記事です。

鼠径ヘルニア(脱腸)とは

まず、鼠径ヘルニア(脱腸)の治療方法は手術のみで、自分で治すことはできないと言われています。

鼠径(そけい)ヘルニアとは、小腸など本来はお腹の中にある内臓が脚の付け根に飛び出し、膨らみとして現れる病気

本当にそうでしょうか?
鼠蹊部の膨らみだけに気をとらわれないで、身体の構造から見直していけば良くなっていくでしょう。
実際に生活習慣を改めて解消された方がいらっしゃいます。
今回はその話をしたいと思います。

5年間悩まれていた脱腸が5回のトレーニングで解消!?

実際に、5年間脱腸に悩まれていた方。
手術以外の方法を探して、過去には専門の治療院にも通われていたが改善せず・・・。

脱腸がひどい状態で起き上がれなくなり、お仕事もご飯を食べる時も寝転がったまま。
歩いたら腸が出てくるから気軽にお出かけができない・・・
そんな方が奥様のご紹介で脱腸ベルトを巻いて東京から京都のサロンまで来てくださいました。

1回目のトレーニング後から「なんか出ないかも?」と感じていただき、
2-3回とトレーニングを続けていくうちに、取るのを怖がっていた脱腸ベルトも取って動けるようになりました。

そしてなんと5回のトレーニングで脱腸が解消!
もちろん激しい運動ではなく、主に呼吸や身体のポジションの見直し。
今では登山をしたり、旅行に行ったり、軽快に走っています。

不調改善を謳っているサロンではないですが、身体の構造を見直すといろんなことが改善されるんです。
※個人差あり

原因と改善に向けて考えられること

鼠径ヘルニア(脱腸)の原因には、立ったり座ったりする際にかかる鼠径部への圧力や、加齢などで筋肉が減ることなどがあります。
※生まれつき鼠径ヘルニアがある場合もあり。

部分のみで考えると手術しかないかもしれません。
しかし「なぜ」鼠径ヘルニア(脱腸)という症状(結果)が現れたのか?
ここから考えると改善できることはたくさんあります。
※加齢などで筋肉が減ったからと言ってただ筋肉をつければ良いというわけではありません。

原因の一つ「生活習慣」

要因として生活習慣が考えられます。
姿勢(内臓下垂・不適切な腹圧)|動作|体重の増加・減少|過労|ストレス等考えられます。
重たいものを持つ|くしゃみ|便秘等がきっかけでなることもあります。

改善の一つ「生活習慣」

生活習慣(身体の使い方を適切な使い方)を変えて自然治癒力を高めていくことが改善への大きな一歩です。
立ったり座っている時も、筋肉に過剰に負担をかけすぎたり、緩みすぎていたりしない「姿勢|動作」を身につけることが重要となります。

特に見直したいのは「呼吸と姿勢」

良い呼吸|姿勢になると、腹腔圧が安定し鼠径部に負担が掛からなくなり、結果として鼠径ヘルニア(脱腸)が改善されていきます。
また、下垂した内臓が元の位置に戻ったり、ぽっこりお腹の解消にも繋がります。
さらに、腰痛|肩こり|首こり|頭痛|尿もれ|頻尿|子宮脱などの不調に
効果的です。
そしてボディライン(見た目)にも変化が現れます。

どのような呼吸|姿勢が良いのか?

体幹部の4つの深層筋(横隔膜|腹横筋|多裂筋|骨盤底筋群)が適切に働くポジションで呼吸を行います。
この4つの筋肉は呼吸や姿勢保持には欠かせない筋肉。
鍛えることが目的なのではなく、適切に働かせるようにすることが目的です。
筋力があっても使えないと意味がありません。
(トレーニングを行う際は筋肉がどう動くのか説明、想像していただきます)

良い姿勢|動作だと、下腹に自然な力が入ります。
自然な腹圧が入る姿勢|動作(身体の使い方)を身につけることが大切です。

部分ではなく、身体全体で考える

鼠径ヘルニア(脱腸)に限りませんが、大多数の方は部分(結果)だけ治そうとします。
部分だけ治すというのは、まるでロボットのようですね。
部分だけというのは、原因ではなく結果(症状)にアプローチしているので、原因(生活習慣)はそのまま。
結果は良くなっても原因はそのままなので、その時は良くなっても今後別の形で何かしらの症状が現れてくる可能性が高いです。

人の体は全体で一つ、集合体です。
結果(症状)だけ治すのではなく、原因(生活習慣)を見直し、ととのえていくことが大切。
そうすることで、身体全体が良い方向へ向かっていきます。

体からの悲鳴、SOSは悪いことではありません。
〇〇に負担がかかっていますよ〜というお知らせです。
姿勢|動作|食事等どこかに負担がかかっていないか見直すための合図。
体を守ろうとしてくれています。

大切なこと

大多数の方は何かが起こった時「困った」言うだけで、特に自分では何もせず取り敢えず治れば良いと思ってしまいますが、本当は「このままで良いのか」「自分の生活習慣、生き方」を見直す良いなのではないでしょうか。

どんな呼吸|姿勢でも生活することは可能ですが、呼吸|姿勢が変わると体や心の状態、人生まで大きく変わります。


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