語学オタクのアラ還主婦のアートな週末〜土曜日〜
金曜日に東京ステーションギャラリーでフォロン展を堪能したGerryです。
その日の夜は宇都宮で、英会話学校時代の元同僚と元生徒さんと3人でご飯を食べました。ずっと仲が良くて今でもこうして会ってご飯食べたりしています。
2人と別れた後で、行きつけのバーにも寄ってみました。うまい具合に空いていて、お客は私の他に女性がひとり。こういうバーなのでひとりでも入りやすいんです。
シングルモルトの水割りを飲んだ後、〆に甘いのが飲みたいなぁと頼んで作ってもらったのが、GODIVAのチョコレートリキュールを使ったデザートみたいなカクテル。甘くてほろ苦くて、ちゃんとアルコールも効いていて美味しかった!マスターと話も弾んで楽しいひとときでした。
翌日。
いいお天気です。今日も暑くなりそう。
向かった先は銀座三越のアートアクアリウム。
芸術的金魚専用水族館です。
徹頭徹尾和のインテリアを用いて、綺麗な金魚をより美しく展示している施設です。照明を落とした中に、浮かび上がる金魚たち。そこだけは照明が当たっているのでゆらゆらと泳ぐ金魚がひときわ綺麗に見えるようになっています。
金魚が泳ぐ水槽も、「水槽」なんて野暮な呼び方をしてはいけないような洒落たもの。
石灯籠の中で泳ぐ金魚。焼き物の大きな器。上から眺められるようになっている背の低い水槽には西陣織の帯がしつらえてあります。竹林をイメージした水槽や、大きな大きな金魚鉢など。まさにアートな空間。
涼しげな水の中を悠々と泳いでいる金魚を見ていると無心になれますね。
いつまででも眺めていられます。
そういえば小さい頃黒い出目金を飼っていたことがあります。古くなった洗濯機に水を入れて何匹かを泳がせていました。水槽じゃなくて洗濯機って・・・・・。風流も何もあったもんじゃありませんね。お恥ずかしい。
多くの外国人観光客の皆さんが楽しんでいらっしゃいました。和の雰囲気にしてあるのも人気の理由かな。Cool Japanって感じ??金魚を愛でるという日本独特の文化を体験して楽しんでもらえると嬉しいですね。
ところで、
アートアクアリウムがある三越本店の入り口にはライオンが座っていますが、ここのライオンはロンドンの中心にあるトラファルガー広場のライオンがモデルだそうです。そういえば去年ナショナルギャラリーに行った時に広場の写真を撮ってました。ライオン・・・・は遠くの方にかろうじて写ってます。
そしてもう1カ所このライオンが見られる場所があることをご存知でしょうか?
それは松阪牛で有名な三重県松阪市。三越といえば三井家(三井越後屋から三越呉服店、三越百貨店になりました)。その始祖である三井高利が松坂の生まれであることから、三越伊勢丹ホールディングスから松阪市にライオン像が寄贈されたそうです。
こんなところに三重県とのつながりがあったなんて・・・。ちょっとびっくり。
フォロンの絵を楽しみ、金魚に癒され、銀座と松阪牛の県との不思議な縁を感じた2日間でした。
お土産は金魚のゼリーです。金魚すくいの帰り、みたいですね。美味しくいただきました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
アートな週末はこれにて終了です。
さぁ、次はどこへ出かけようかな・・・。