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ジェンダーギャップの解消のため宮崎大学工学部が入学選抜に女子枠を設置。腹の底から「ばかじゃねーの?」と声が出た件。

宮崎大学工学部は、2024年度実施する入学選抜から新たに「女子枠」を設けると発表したそうです。

目的が、「ジェンダーギャップを解消するため」だそうです。宮崎県で起こる出来事にうんざりすることは割りと多いので耐性はある方だと思いますが、今回のニュースにはさすがに

ばかじゃねーの?

と声が出ました。

普段は読む価値があまりないヤフコメのコメント欄ですが、このニュースを伝えるMRTのニュースのコメント欄には、今のところこの決定を擁護する意見は一つもなく、まっとうな批判の嵐です。

記事が消えても残るようにこの記事でもコピペして残しておきます。

なぜ性別だけで枠が設けられるのでしょうかね? 女性を増やしたいのなら、校舎を女性の過ごしやすい環境に整備することが第一では?それで志願者が増えなければ、しょうがないんじゃない?

その女子枠の人数の分、男女関係なく合格できる人数が削られるのか?もしそうだとすれば、本来なら合格する可能性のある男子生徒が不合格になってしまう可能性もありはしないか? 以前に某大学の医学部で女子を合格しづらくしていたのと大差ないように思えるが。

だから、頭数だけそろえようとするなよ。マジでまじめに勉強して工学部に入ろうとしてる人に迷惑かけないでほしい。特にこういうことして普通に受験して不合格になってしまう男子に不利益被らせるなよ。そういうことするより、小・中の段階での理科教育のほうが大事だよ。物理や数学がこんなに楽しいと教えるのが先。

学部のトップが女子枠を提唱したとしても、現場がついて来なければ負担は女子枠を利用した女子本人に行く。現場は本音で女子の入学を切望しているのだろうか。そして女子枠を使う女子は入学後は優遇措置に頼らず進路を切り開けるのか。 やってみなければわからないと言われればその通りだが、まず前提が的外れだとは思う。

どうしてこういう事をするのだろう。点数だけで合格者を決めれば良いだけなのに、女子という限定された枠組みがあると平等な評価ができないのは誰の目にも明らかなのに。

女子枠必要? 男女関係なく試験で評価でいいのでは? 男女平等と言いながら女性専用車両があったり、お得な女子会コースとかレディースデーとか、なんか変。 だとしたら「男性専用車両」「男子会コース」「メンズデー」も作ればいいのに。

そこまでして、質の柔らかい大学生を創り上げる必要があるのかなぁ〜?専門職業大学校「各県農業大学校」で十分ではないかなぁ〜?大工科、森林科、畜産科、土木科、畜産科。等はいかがですかぁ〜?良いと思いますがねぇ〜!

地方はいつも都会の後追い。しかも悪いところどりなんだよね。

これこそ性差別じゃね?女だから入学はおかしいだろ。確かに医科大でありがちな女性だから不合格はぜったいあってはならないよ。けどこれは愚策もいいところ。大学入試なんだから試験で合否を決めようよ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a201c995df08a2af331d226e3d1f80368770a582/comments

私個人は大学の理系転換支援の公募に、宮崎公立大学は応募すべきではないかという記事も書いた通り、県内に先端の理工系の学生を増やすことそのものについては賛成です。それが、農業や観光など生産性の低い産業しかない宮崎の産業構造を少しずつでも変えるきっかけになるかもしれないからです。

しかし、私立大学であればともかく、国立大学の理工系学部が、実力も伴わない女子学生を「ジェンダーギャップの解消のため」に優遇するなどということを決めてしまうことはあってはならないと思いますし、そんな制度で入学した学生は却って十字架を背負うことになりかねません。

この Note では何度も持ち出す人口ピラミッドの図ですが、宮崎県ではそもそも18歳以上になったらあまりに男性が県外に出ていくため、20代以上は全体としては男女比が逆転し、男性より女性のほうが多いという極めて歪な人口構成になっています。

宮崎県の人口ピラミッド 令和2年 政治山から

むしろ地域課題としては、「いかに若い男性を宮崎県に来てもらい、残ってもらうか」ということが最重要の問題さえある地域で、このような短絡的な「ジェンダーギャップの解消」という理由での馬鹿げた入試制度が決まってしまうことが本当に信じられないです。

宮崎大学には 地域資源創生学部 などという大仰な名前の付いた学部もありますが、地域にとってもっとも重要な資源である「人材」、その中でも特に不足している「若い男性」という人的資源をいかに育み、地域を背負う「人財」として根付いてもらえるのか、ということを最優先に考えるべきです。

今回の宮崎大学工学部の決定に関しては、再度、心の底から謹んで

ばかじゃねーの?

と申し上げたいと思います。


追記です。アンチテーゼとして書きました。

リベラルアーツ分野のジェンダーギャップの解消のため宮崎公立大学は入学選抜に男子枠を設置すべきではないか、という話。|宮崎県政ウォッチ (note.com)

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