宮崎県政ウォッチ

宮崎県政についてウォッチしています。現在は宮崎1区民です。 基本は見てるだけです。

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最近の記事

  • 固定された記事

宮崎県を「農業県」にはしたくない、という話。

宮崎に生まれ育ったものとして、宮崎が発展しない理由というか、むしろものすごい勢いで衰退しているのがなんとも我慢がならないレベルになっていて、その理由を少しずつでも言語化し明確にしていきたいなと言うのがこのNoteを始めた理由でもあります。 できるだけ毎日少しずつでもそれを Note に記録していこうと思っているわけですが、定期的にNoteにアクセスすると農業関連をテーマに書いていらっしゃる方もたくさんいらっしゃって、おすすめ記事にそういったものが上がってくることがあります。

    • 江藤拓農水大臣 政治資金収支報告書に記載漏れを訂正し謝罪。政治資金パーティー券を購入した団体名を一部記載せず

      衆院宮崎2区選出の江藤拓農水大臣が、自らが代表を務める政治団体で、2021年度分の政治資金収支報告書に記載漏れがあったことを明らかにし、謝罪したそうです。 またですか。 前回は 農協関連でしたが、今回は建設業協会ですか。 大臣になって、よそから指摘されてからの訂正だとまずいから自分から発表した感じでしょうかね。 以前、 長峯参議院議員が陳謝 派閥キックバックを適切に記載せず。宮崎市が選挙区の自民党議員は全員味噌がついちゃった、という話。|宮崎県政ウォッチ という記

      • 「地方の『壁』見直し反対、総務相工作」を知事会長は否定。いつものことだから否定しなくても、と思った話。

        一つ前の記事で、全国知事会が政府に対して所謂「年収の壁の引き上げ」について反対したことについて批判的な記事を書きました。 全国知事会がこのような要請を行ったことについて、国民民主党の玉木代表は「総務省の工作」として非難したところ、知事会長は否定したということです。 以前、以下のようなほとんど誰からも「いいね」をもらえない記事を書いたこともありますが、全国知事会なんて総務省(旧自治省)の意向を受けて、それらしいことを拡散するための、「役人の役人による役人のための組織」にしか

        • 年収103万円の壁見直し 全国知事会が政府に慎重な検討要請。県外出身の官僚知事は利権しか興味がないんだな、と思った話。

          衆議院選挙が終わり、議席配分的に国民民主党がキャスティングボートを握る形となりました。その、国民民主党が最重要政策に掲げている、いわゆる「103万円の壁引き上げ」の問題について、全国知事会が事実上「反対」の意見を政府に要望したそうです。 「103万円の壁の引き上げ」に関しては、色々と意見はあるでしょうが 「適切なインフレを許容し、それに合わせて所得控除額を上げていく」 ということを明確に決めなければ、他国が適切にインフレターゲットを定めて賃金の上昇も達成しているのに比して、

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        宮崎県を「農業県」にはしたくない、という話。

        • 江藤拓農水大臣 政治資金収支報告書に記載漏れを訂正し謝罪。政治資金パーティー券を購入した団体名を一部記載せず

        • 「地方の『壁』見直し反対、総務相工作」を知事会長は否定。いつものことだから否定しなくても、と思った話。

        • 年収103万円の壁見直し 全国知事会が政府に慎重な検討要請。県外出身の官僚知事は利権しか興味がないんだな、と思った話。

          宮崎県内の農業分野にインドから人材が来てくれる理由がないだろ、と思った話。

          宮崎県は8日、農業分野のインド人材について紹介する初めてのセミナーを開いたそうです。 以前、「JA宮崎組合員一人あたりの生産額」を各国の「一人当たりのGDP」と比較してみたら、むしろ発展途上国だった件。 という記事も書いたこともあるんですが、従来のやり方で生産性向上努力さえ行っていないのに、「貧しい国の外国人を安い賃金でこき使うために連れてくる」なんていう発想も「あまりに身勝手でグロテスクな考え方」だと個人的には思っています。 それどころか、「今はインドネシアやベトナム人

          宮崎県内の農業分野にインドから人材が来てくれる理由がないだろ、と思った話。

          石破総理が農水相に宮崎2区選出の江藤拓氏を再起用の方向で検討

          石破総理大臣が先の衆議院選挙で落選した閣僚の後任として、宮崎2区選出の江藤拓氏を農林水産大臣に起用する方向で検討しているそうです。 個人的には、日本の地方の中で自分の地元を最も衰退させている石破茂氏が人気なのがよくわからないんだよな、という話。 という記事も書いた通り、石破総理大臣のことは全く支持もしていませんし、石破総理肝いりの「地方創生」についても 地方創生予算を当初予算で倍増しても、むしろ地方は弱くなると思っています。 そんな中でのおらが県の議員の農林水産大臣の就任

          石破総理が農水相に宮崎2区選出の江藤拓氏を再起用の方向で検討

          第50回衆議院選挙 宮崎1区は結局武井俊輔候補への不信任投票だったな、という話

          第50回衆議院選挙が終わりました。 事前の各社情勢調査で、自公合わせて過半数割れ確実と言われていて、週の後半は株式市場もそれを織り込んだ動きになっていたものの、実際になってみるとやっぱりびっくりしますね。 さて、一応自称「宮崎県政ウォッチャー」なのでぼちぼちと選挙結果を分析していこうと思います。今日は、とりあえず 宮崎1区です。 今回の宮崎1区の投票結果は以下のとおりです。 有権者数 349,621 投票率 49.99% 渡辺創 47 立憲民主党 前 79,605票

          第50回衆議院選挙 宮崎1区は結局武井俊輔候補への不信任投票だったな、という話

          第50回衆議院選挙終盤情勢 保守王国の宮崎でも自民党は苦戦らしい

          最近、全然記事を書くモチベーションが上がりませんw とはいえ、「政治ウォッチャー」を自称しているのに、日本政治のスーパーメインイベントの衆議院選挙期間中に一つも記事をかかないというわけにもいかんだろうと思いますので、簡単に終盤選挙情勢を記録しておこうと思います。 まず全国的な情勢として、選挙戦が始まった頃は 「自民党が単独過半数行くかどうか」 というような報道がほとんどでしたが、終盤戦に入ってから 「自民党の過半数割れ確実、自公で過半数が微妙」 というような論調が

          第50回衆議院選挙終盤情勢 保守王国の宮崎でも自民党は苦戦らしい

          地方創生予算を当初予算で倍増しても、むしろ地方は弱くなると思う、という話

          一つ前の記事、自民党総裁選は、結局「大企業従業者比率」ワーストとブービーの都道府県の代表の決選投票になりそうですね、という話。 を書いてから3週間がたち、その間に、自民党新総裁&新総理大臣の誕生 & 衆議院解散と矢継ぎ早にいろんなことが起こりました。 ちゃんとした政治ウォッチャーなら、こういうときほど血も騒ぐのでしょうが、私はポンコツ政治ウォッチャーなので、むしろやる気が全然起きない状態になってしまいましたw 石破茂新総理に関しては、日本の地方の中で自分の地元を最も衰退さ

          地方創生予算を当初予算で倍増しても、むしろ地方は弱くなると思う、という話

          自民党総裁選は、結局「大企業従業者比率」ワーストとブービーの都道府県の代表の決選投票になりそうですね、という話。

          今週末には自民党の総裁選挙が行われます。完全に部外者なので「誰が有利」とかということは報道等で知る他ないのですが、先週までの報道では、小泉進次郎氏が優勢で2位を争うのが石破氏と高市氏ということでしたが、どうも9月22日時点の報道では、石破茂氏と高市早苗氏の決選投票になりそうだ、という情勢のようですね。 個人的には、日本の地方の中で自分の地元を最も衰退させている石破茂氏が人気なのがよくわからないんだよな、という話。 という記事も書いた通り、日本の都道府県の中で最も大企業従業者

          自民党総裁選は、結局「大企業従業者比率」ワーストとブービーの都道府県の代表の決選投票になりそうですね、という話。

          9月定例県議会開会。毎度毎度「緊急」と称して牛肉畜産に予算つけるのやめませんか、という話。

          宮崎県の9月県議会が開会したというニュースが、NHK、民放ともに地元ニュースに流れています。 昨年も9月の県議会では「緊急」と称して、和牛畜産農家への補正予算が成立していました。今年は昨年よりも総額は補正としては減ったようですが。 宮崎県議会 和牛繁殖農家への緊急支援対策など 総額160億円余りの一般会計補正予算案などを可決 |宮崎県政ウォッチ (note.com) こんなに毎年毎年おんなじようなことをやって、緊急でもなんでもないほぼ出来レースをメディアで定期的にアピー

          9月定例県議会開会。毎度毎度「緊急」と称して牛肉畜産に予算つけるのやめませんか、という話。

          自民党・松下新平参院議員めぐる週刊誌記事で東京地裁が文芸春秋に賠償命令。名誉毀損を認定。

          自民党の松下新平参院議員が中国籍の女性と親密な関係にあるなどとする記事で名誉を傷つけられたとして、松下議員側が発行元の文芸春秋に賠償を求めた裁判で、東京地裁は275万円の賠償を命じたそうです。 この Note も「週刊文春が書いた記事でもあり情報の確度は高いであろう」ことを前提として、時々「週刊文春で中国人女性との不倫が報じられた」などの表現で論評してきましたが、そういう表現をしている記事には、裁判の経過としてこの記事を文末に貼り付けることにしたいと思います。 これと同時

          自民党・松下新平参院議員めぐる週刊誌記事で東京地裁が文芸春秋に賠償命令。名誉毀損を認定。

          宮崎日日新聞が全国に宮崎の酷さを簡単な記事で拡散してしまった、話。

          Xのトレンドに「宮崎日日新聞」というのが上がっていて、「何ぞ?」と思い見に行ってみました。 以下の記事への反応でした。 ちょっと待てい。 県内131校被害 週明け授業再開へ懸命作業 宮崎市(宮崎日日新聞) #Yahooニュースhttps://t.co/PvxjLnbSba pic.twitter.com/YJlWlhk4n8 — 櫻井重利 SAKURAI Shigetoshi (@sakura_is)

          宮崎日日新聞が全国に宮崎の酷さを簡単な記事で拡散してしまった、話。

          日本の賃金が上がらないのは「中小企業に賃上げが広がらないから」ではなく、「中小企業をちゃんと潰さないから」だと思うんだよな、という話。

          先日、株価が一時的に下がっても、地方ゾンビ中小企業&非効率農業を退場させるために利上げは継続すべきと思う、という話|宮崎県政ウォッチ (note.com) という記事を書いたのですが、意味的には同じで、個人的な思考整理の記事です。 最近、特にロシアのウクライナ侵略開始後は、インフレが日本でも目に見えて進行しています。物価上昇以上に現役の労働者世代の給料(可処分所得)が上がっていけば、「賃金と物価の好循環」が始まるわけですが、宮崎のような地方で大企業従業者比率が極めて低い地域

          日本の賃金が上がらないのは「中小企業に賃上げが広がらないから」ではなく、「中小企業をちゃんと潰さないから」だと思うんだよな、という話。

          保守王国の老人の自民党支持を繋ぎ止めている糸が、「令和の米騒動」でプッツリと切れる音が聞こえたような気がした話。

          最近、全国的にも米不足がニュースになっています。 宮崎県の場合、全国に先駆けて早場米などが出るためか、「米がない」という状況までいっているスーパーはほとんどないようですが、たった数か月前までと比べても価格が1.5倍程度以上になっている感じはします。 報道によると、だいたい8月の今頃が新米と入れ替わる時期で、在庫が足りなくなるのはよくあることで、9月になったら品不足も解消して値段も下がってくるだろう、という予測が多いようです。なので、個人的には本当にそうなることを期待してし

          保守王国の老人の自民党支持を繋ぎ止めている糸が、「令和の米騒動」でプッツリと切れる音が聞こえたような気がした話。

          日本の地方の中で自分の地元を最も衰退させている石破茂氏が人気なのがよくわからないんだよな、という話。

          石破茂氏が自民党の総裁選に立候補することを表明したそうです。 この Note は宮崎県政をウォッチしているわけですが、宮崎がいかに衰退しているかを適切に評価するためには、公正な統計で他県との比較する必要があるので、ときどきそういう作業を自分でやってみると、我が宮崎県以上にひどい数値が出てくるのが、石破茂氏の地元の鳥取県だったりします。 自由民主主義国家の経済においてその中心となるべきものとして、最も重要なのは「民間の大企業」だと個人的には思っているので、各地方にどのくらい

          日本の地方の中で自分の地元を最も衰退させている石破茂氏が人気なのがよくわからないんだよな、という話。