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子供の歯のケア(幼児編)
子供の口腔ケアについて、我が家でやっていること。
そんな大したことはしていないけれど、歯のケアについては誰かに教えて貰う機会もないので備忘録も兼ねて記してみます。
なお、以下の内容は概ね3歳超の「ブクブクペッ」が出来るお子様向けの内容となります。乳児編については追って書きたいと思います。
※なお、私は歯科衛生士等ではないので、歯医者さんで教えていただいた情報をもとに以下記載しますことご承知おきください。
■使っているもの
・歯を赤く染められる液体ハミガキ(例:「こどもハミガキ上手」など)
・歯ブラシ
・フッ素ジェル
・子ども用デンタルフロス
・うがい薬(例:「モンダミンkids」など)
■ハミガキを行うタイミング
食べたあとすぐ、がベスト。
大人で知覚過敏等になっている人の場合は食後20〜30分あけたほうが刺激が少ないという場合もあるが、子供の場合は口腔の状態がいいので食後すぐでOK。
食卓テーブルにお箸等と一緒に歯ブラシを置いておくと習慣化しやすいです。
寝る前はどうしても眠気が勝って子供も抵抗して歯磨きが嫌がる確率が高くなるので、できれば「食べてすぐ」がベストです。
■歯磨きの強さ
100gの重さしか負荷をかけちゃいけない。軽く。
子供が歯磨きを嫌がったりふざけるとどうしても磨く方も力が入ってしまうけれど、歯肉を下げないためにも絶対に軽くしなきゃいけないです。
ほうきでゴミを掃くときに、力を入れてガシガシ掃いてもゴミは集まらないですよね?それと同じです。
もし家に「はかり」がある方は、手に歯ブラシを持って100gの重みをかけてみてください。
きっと「これしか力入れられないの!?」と驚くはずです。
■歯磨きはどこを磨くか
歯の表面?いいえ、半分正解ですが正しくは歯と歯茎の間です。
そのため、磨くときは歯肉の間に歯ブラシの毛先が入るようにナナメ45度でブラシを軽く動かすのが正解です。
とくに子供の歯は奥歯が生えてくると歯の一番奥が磨き残しやすいので、歯ブラシをタテ・ヨコ・反対側から、といろんな角度から当てて磨くと良いです。
■デンタルフロス
子供の歯は大人に比べて、歯と歯の間が詰まっていませんが、それでも歯間が狭い場所には意外と歯垢が溜まります。
歯ブラシでは届かない歯と歯の間にアプローチしてくれるのがフロス。
指に巻いて使うフロスもありますが、慣れないうちはちょっと大変かもしれません。西松屋やネットでは「子供用のフロス(糸ようじ)」が売っているので、そちらのほうが使い勝手はいいです。
■うがい薬
うがい薬と聞くと、私はイソジン喉ガラガラを想像してしまうのですが
そうではなくて、歯磨き後の仕上げ用コーティングのようなものです。
使用方法は各製品の使用方法を御覧いただければと思います。
「グチュグチュペッ」ができることが必要なので、口に入れたものを出すことができない年齢のお子様は使用をしないほうがいいかと思います。
■時間
うちは2人分の歯磨きをするとだいたい30分はかかります。
結構かかります、正直めんどくさいなと思うときもあります。
ただ、こうして歯磨きをしてあげられる時間は長くて10年前後なので長い目で見ると、この時間も貴重なのかなと思っています。いずれは勝手に巣立っていくでしょうから。
■便利アプリ
「ポケモンスマイル( iphone / android )」
きっとnoteをご覧の感度の高い皆様なら既にご存知かもしれませんが、これ、本当に助かります。ポケモンさまさま。
このポケモンスマイルというアプリですが、
スマホやタブレットのインカメラを利用して歯磨きの様子を客観的に映し出し、歯磨きの後にはpokemonGOのようにポケモンをゲット出来るというものなのです(時々ポケモンに逃げられるときもあり笑)。
特に歯磨きを始めたての頃にこれをよく使いましたが、積極的に歯磨きに取り組んでくれてモチベーションの維持にも繋がっていたのでありがたかったです。
■おまけ
永久歯にする「シーラント」ってご存知ですか?
主に6歳臼歯などの奥歯にする処置で、奥歯のデコボコの溝を樹脂で埋めることにより虫歯予防や歯磨きをしやすくするためのものです。
先日私の子供もこのシーラントをしてもらいましたが、乳児医療証のおかげで確か費用はかからなかった記憶があります。
なにそれ初耳!という方はぜひ最寄りの歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。
歯磨きって特別誰かに教わらないので、どうしても親の歯磨き習慣に左右されやすいんですよね。
私も子供の時は歯ブラシしかしていなかった記憶がありますが、ある歯医者さんとの出会いで今は「液体ハミガキ・歯ブラシ・歯間ブラシ・フロス・うがい薬」のフルコースの他に3〜6ヶ月に1回の歯石取りをするようになりました。おかげで(?)口腔トラブルは全くありません。
歯の健康を守ることは、身体に余計な菌を発生させないことにもつながりますから、この記事を読んで気になった方が少しでも歯のことを考えるきっかけになればと思います。
ではでは。