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特別展 開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?/名古屋市美術館【展覧会】【感想】

名古屋市美術館にて開催中の
【特別展 開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?】

福田美蘭さん、約30年前の92年にモリーダ・カーロの森村泰昌さんと一緒に展覧会やってるんですな。おお、それも観たかったな。。。

ちなみに↓コレ↓は、在りし日の『FOCUS ROCK STUDIO & gallery』で開催された森村泰昌さんの『モリーダ・カーロの青い家』の一幕。2017年12月。

それは置いといて、、、

福田美蘭さんのアイディア(妄想)と圧倒的な筆によるパロディやオマージュ、そして時代や風俗、社会情勢の切り取り。

浮世絵だろうが見返り美人だろうが、ゴッホやミレーやレオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザだろうが、いやいや絵画だけじゃなく写真だろうが彫刻だろうが何だろうが、洋の東西も時代も一切問わず、元ネタに合わせられるふり幅の自由な筆、ただただ凄い。。。

一部の作品を除いて撮影OKでした。平日に行ったけどそこそこ混みあっていたので、お隣さんと配慮しあってご覧になり、撮影してくださいまし。

私のはすべてスマホ写真なので参考までに(観るのに必死であんまりちゃんと撮ってない笑)

昔々のフィルム時代、「海外の美術館まで行って記念に撮ったけど、薄暗い館内だとどうしてもブレてこうなるよねぇ……」をわざわざ(!)描いた作品。遠くから観るとフツーにブレた写真の大伸ばしだと思っちゃう。

それをさらにブレブレにして遊ばせてもらう、、、と載せちゃったけど、コレやっちゃ行けないか、、、コレもまたオマージュということで……


パロディやオマージュ連発なので、一応、それぞれの作品のそばに解説とともに元ネタ作品の写真も小さく貼ってあります。

映画とかでもそうですけど、知識として元ネタを知らないとパロディやオマージュは全然楽しめないですよね。

ちなみに同じ館内での常設展に元ネタのいくつかが展示されているので、もしかするとそっちを先に観る方が良いのかも笑

分かりやすく説明したいのに元ネタ常設展示してるヤツを撮って来ていないというね笑


折りたたまれた額は手動で開くことが出来るので、是非ぜひ。中身は会場でのお楽しみ!(撮ってきたけど)


なんかもう妄想ぶちまけて、やりたい「遊び」を徹底的にやり尽くしてる感じ。スバラシイ。写真もちゃんと発想を飛ばさないとねぇ。。。


上の階の会場へ移動


私もオマージュ・レタッチ。それそのものは撮ってこなかったけど、こういう作品があったので同じように。元ネタも、モザイク処理されているこの絵も、展覧会で是非。


といった感じで結構なボリュームの
【特別展 開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?】

このnoteには1割も載せていないと思いますので、是非ぜひ会場でお楽しみください!

名古屋市美術館にて、
2023年11月19日(日)まで


ちなみに、お隣にはプラネタリウムも楽しめる名古屋市科学館などもあるので是非ぜひ!


一応(?)、結婚記念週間・月間でもあるので、帰りに回転寿司へ。

撮り忘れたけど、【ヒラメの縁側】があるのでいつもココに行く。カレイではなく、ヒラメ。

が、とれる量も仕入れの量も少ないのだろう、3回行って1回、、、いや、5回に1回、食べられるかどうかくらいの一期一会。

そうそう。
良い展示、ためになる展示、血肉になる展示との出会いも一期一会。

「ネットで話題になってたからー」とか
「チケット貰ったからー」とか
「誰かに誘われたからー」とか
も良いんですけど、、、

やっぱりね、自分の眼で、アタマで、感覚で、選ぶが吉

結局、自分の意志で行かないと
5年後10年後のアタマの中に、
なぁんにも残っていないんですよね。

こうして撮影OKでも、
撮った写真なんて見返さないですしね笑

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宮田雄平/カメラマン
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