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「日常という名の贈り物 」学びと気づきの1週間。つれづれなる肌感(11/20~26)


11月20日 弁当作りは10分。小さな習慣が育てた時間の余白

朝の光が差し込むキッチンで、いつもの手順で弁当を詰めていく。気がつけば、手の動きに迷いはなく、おかずカップを並べる指先にはリズムが生まれていた。考えてみれば、日々の小さな工夫の積み重ねが、今の10分で完成する流れを作ってくれた。

昼になってオフィスでお弁当を開けると、朝の静けさの中で過ごした時間が形となって現れる。帰り道、新しいおかずカップを探しながら、明日の弁当への小さな期待が膨らんだ。

ジミなのですが、ほぼ手作りおかずでできた日。しいたけ煮にハマってます。

11月21日 実母との約束が教えてくれた。来年は親と向き合う時間を増やしたい

朝のニュースで見た寒ブリの映像に、思わずゴクリと喉が鳴った。季節の訪れを感じる瞬間。NHKの「おはよう日本」で流れる映像に、今年は例年より一ヶ月早い冬の便りを感じる。

日本ではHalloween🎃が終わるとかぼちゃが消えてしまうけれど、アメリカではまだまだかぼちゃが続くので、かぼちゃ好きの私は日本もこの流れ欲しいと思っている。なので、さっそく記事化してしまった。
今年は、11月28日が感謝祭。パンプキンパイ食べたいな~。

午前中のZoomミーティングでは、一ヶ月かけて作り上げた資料についてフィードバックをいただいた。クオリティを上げれば上げるほど、新たな改善点が見えてくる。その発見に胸を躍らせながらも、実母との約束の時間が近づいていた。

ふと気づけば、両親のことを考える瞬間が増えている。「心配」という言葉で片付けるのではなく、実際に時間を作って会うこと。些細な会話を重ねていくこと。来年は、この思いを確かな行動に変えていきたい。

ケーキたべないか?と提案し、ごちそうしちゃった。

11月22日 温もりを感じる文豪たちの手紙

ルーティンとなっている散歩。帰宅したら支度を済ませ出掛ける。今日のおでかけは、日本近代文学館にて開催されていた編集者かく戦へり

原稿を取るのが大変だった――と編集者のあいだで語り伝えられる作家がいる。書くと言ったのに書かなかったとか、カンヅメにしたら逃げられたとか……。

雑誌に載せてもらうまで大変だった——と作家のあいだで語り伝えられる編集者もいる。作品をちっとも理解してくれなかったとか、何度書き直しても突き返されたとか……。

作品が世に出るまでには、作家と編集者のせめぎ合いがあった。やり取りの多くは口頭でおこなわれただろうが、文字で残ることがたまにある。昔は誰もがせっせと手紙を書いた。もちろん手書き。たいていはペン字。はずむ筆跡。悄気た筆跡。——こんな乱暴な字を書く人は本当はいい人だったかも? ——あまりにも端正な字の裏には怒りがあったのでは? ……などと想像がふくらむ。

日本近代文学館公式HPより

色褪せた手紙の数々に、思わず笑みがこぼれる。印税の前借りを長々と言い訳する手紙、結局書けませんでしたと詫びる手紙。そこには、教科書では見られない文豪たちの人間味が溢れていた。

筆跡の一つ一つに、その時々の感情が染み込んでいる。乱暴な字からは意外な優しさが、端正すぎる文字からは抑えきれない感情が透けて見えるよう。時を超え、彼らの息遣いが聞こえてくるような錯覚さえ覚えた。

日本近代文学館の入り口の横、語らう場になっている「BUNDAN」
BUNDAN COFFEE & BEER

メニューを見たら、センスあふれていて、撮影したい。
伺ったら、メニューや料理は撮影OKとのことで記憶に残す。

料理名のオシャレ度ったら。
フォンダンショコラは見た目、団子が3つに感じられる。

コーヒー牛乳とかかれていたので、てっきりアイスと思い込んでいたら、
あ、ホットなのね。

11月23日 車が教えてくれた価値の本質

ディーラーの待合室でコーヒーを飲みながら、車について考えを巡らせる。維持費、減価償却、そして何より安全性。数字で見れば確かに資産価値は低下の一途を辿るけれど、この空間で過ごす時間が、意外な気づきをもたらしてくれる。

待合室の窓から差し込む光の中で読書をしながら、ふと気づく。2024年も終わりに近づき、積読の山を見つめ直す機会となった。本を買う習慣は変わらないけれど、それは知識への渇望の証なのかもしれない。

11月24日 温かい言葉が育む学びの場、さとゆみばんざい!

ええっ?呼び捨てですか??(タイトルだからです。さとゆみさん、ごめんなさい、失礼いたします。)
朝からさとゆみさん(Satoyumi|佐藤友美(さとゆみ)オフィシャルサイト)の講座に参加。「書く」を仕事にしたい人のための「超集中☆1日ライティング講座」!

「講義と講義の合間にpostするとよいかも!纏められるからね。」
と提案いただいたものの、書ける事、書きたい事を考えているうちに次の講義が始まる。結局、帰宅してもpostできぬままだった。学び舎では、すぐ要点をつかみ、モノにできる人がいる。対する私は二日、三日経ってやっと、印象深かった言葉や気づきが出てくる。感想を掲載するのは後になりそう。

さとゆみさんの講座の冒頭で語られたその言葉が、心に深く響く。多様な背景を持つ参加者が集まる空間で、その言葉は不思議な温もりを生んでいった。

育った環境も、現在の立場も、価値観も異なる人々が集まる場所。そこで「この人は…」という先入観を持たず、誰に対しても温かい気持ちで接するという姿勢が、コミュニケーションの質を豊かに変えていく様子を、身を持って体験した一日となった。
これはどこにもない講義の冒頭だった。とても印象に残る。

カーデにロンスカ。色こそ違えど恰好は同じじゃ~ん!うれしい。

11月25日 充実の疲れが教えてくれたのは

電車の揺れに身を任せながら、講座での学びが頭の中でめまぐるしく回転する。昨日家に着いた時には、言葉を紡ぐ力さえ残っていなかった。まるでフル充電のスマートフォンのように、情報と気づきで満たされている感覚。

夜明けを迎え、心地よい疲労が残る。意欲は満ちているものの、まずは日常の仕事から。この充実感が、新たな週の始まりへの活力となっていく。

おかずの量を増やし、御飯は少し少な目。しいたけを煮るのがマイブーム。

11月26日 始まりの一歩を記録とともに

本で読んだアイデアと、さとゆみさんの言葉が重なり、ついにExcelで行動記録を始めることを決意。時間の使い方を可視化することで、見えてくるものがあるはずだ。

一日中家にいられる贅沢な時間。掃除や整理に没頭するうちに、気づけば夕暮れが迫っていた。本年のヤマ場と位置づけた週だったが、思いがけない形で家の中に新たな秩序が生まれる。計画とは違う場所に意味が見つかるものなのかもしれないな。

この一週間の記録が、何気ない日常の中に隠れている小さな発見になった。

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大平美弥|スパイスライフアドバイザー
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