今日の朝ごはんと資格 〜55歳からのスタート
今日の朝ごはん。
ジェノベーゼのピザ、鶏ハム、ラペ、ポテトサラダ。
ポテトサラダは1度作るとなかなか減らない。
55歳からのスタート
大好きなヘルパーさんがいる。もう、かれこれ4年ほど来てもらっている。小柄でキュートな67歳。
彼女がヘルパーになったのは55歳の時なのだそうだ。親の介護が終わったあとに、なんの資格も持たない彼女は介護施設の調理補助に入った。それから資格を取り、今ではケアマネや介護社会福祉士ほか、たくさんの資格をもっている。
すべて55歳過ぎてとった資格なのだそうだ。最初は参考書に書いている言葉の意味が分からなくて何度も読んで、理解するところから始めた。読んでるうちに意味がだんだんわかってきてそこから勉強が始まる。どれだけの努力と時間を要したんだろう。
55過ぎてから、今まで全く関わったことのない業種でなんで資格取ろうと思ったんですか?と聞くと、「利用者さんにできることが増えるから」と答えた。
資質と品格
いろいろルールがあるらしい。この資格がある人はできるけど、この資格がない人はここまでしかできない、してはいけないみたいな。
利用者さんの困ってることを解決するために必要だから資格をとる。
彼女は私の顔色がいいと嬉しそうにする。
私の仕事がうまくいくと嬉しそうにする。
私がこれヤバイなと思って、自分で救急車を呼び、1人で病院に行って処置してもらったときに、「深夜でもいいから連絡してください!ものすごく心配しました!」と涙目で言われたことがある。私も本当は不安だったから、本気で心配してくれてるヘルパーさんをみてちょっと涙目になった。
彼女の目指すところはサポートすることで利用者さんの生活がより良くなることなんだなぁとおもう。
昔、「資格って紙切れ1枚手に入れることじゃないのよ。その仕事をする資質と品格を磨くことなの。その仕事をするにふさわしい人になるために自分を磨くことなのよ」と言われたことがある。まさに彼女はそんな感じ。相手の喜びと自分の喜びが重なる仕事。
彼女には、ずっとずっと元気でいて、ずっとずっと来て欲しいなっておもう。
人参のラペ #レシピ
人参はあまり好きじゃないけれど、ラペだけは好きなので良く作ります。朝ごはんの定番です。
レシピはこちら。