新卒5年目僕と、新卒1年目「カバン君」。〜カバン君に”8人のお母さん”が出来ました。〜
長男って少し抜けてますよね・・・
僕も長男だし、僕の周りの抜けている人たちも長男であるケースが多いです。
そして、「カバン君」も長男です。
妹が一人いるそうなのですが、妹さんはしっかりしているそうです。
”わかるわ〜”
と同じ環境のミヤケも同調してしまいます。
*
そんなカバン君。
12月から少々働く環境が変わります。
これまでは、
・週1日〜2日:デイサービスで修行
・週2日〜3日:ミヤケと本社で仕事or外出同行
という感じのスケジュールでした。
それが少し変わります。
・週2日〜4日:デイサービスで修行
・週1日〜2日:ミヤケと本社で仕事or外出同行
デイサービス (弊社介護施設)での勤務が大幅に増えます。
*
経緯
まあ、詳しいことは置いといて、ざっくりいうと、
それが一番成長と安心を得られると思ったからです。
せわしない1週間を過ごし、
午前は介護施設かと思ったら、午後からはミヤケの会議に出席し議事録を取る、
タスクを詰め込んでみたら破綻しそうになる、
そして、
デイサービスでの勤務の様子を聞いていると、
・遅刻する
・挨拶が時折ない
・服装の乱れがある
など・・・
”おい!それ仕事以前の問題だろ!”
と思いつつも、
(そういえばミヤケもそうだったかも〜)
と共感してしまうのです・・・。w
*
チーム内だからこそ”根回し”が重要!
そうなると気になるのが、施設のメンバーの声です。
ちょうどスタッフ面談をしようと思っていた時期なので、様子を伺ってみることにしました。
・カバン君の様子はどうか
・カバン君の勤務が増えたらどうか
ほぼ全員にこの件についてのヒアリングも行いました。
(どんな意見が挙がったのかは書きません)
その後、メンバー揃ってのミーティングでもその話題に触れ、再度みんなに確認してみました。
完全にメンバーにお任せすることに決めました。
楽しめそうならお願いしたいし、
厳しそうなら別の手段だって考えられるわけです。
話し合いの末、中心メンバー全員の意見が一致しました。
*
「大丈夫ですよ!頑張ります!」
カバン君の状況のことも理解した上で、
カバン君の成長を助けたいと言ってくれました。
”感情で怒るのはダメだとはっきりお願いしたいけど、ダメなものはしっかりと叱ってあげて欲しい。よく出来たことは大げさすぎず、しっかり褒めてあげて欲しい”
メンバーに大きなものを背負わせていることを承知の上でお願いしました。
「そうですね!」
「自分の子供だと思います。」
カバン君のことをバカにしている訳ではなく、
自分の子供と同じように、成長を見守り、安心して過ごして欲しいを言ってくれました。
これほど仲間に感謝した日はないかもしれません。
この仲間と同じ空間にいるだけで、ありがたくて、感情が爆発しそうになります。
「カバン君も、そりゃあ出来ないこともまだ多いけど、でも、少しずつ出来ていることもあります。ここにいる(出勤日数が増える)ことがわかれば、あえて少しほったらかしにしたりもできるので、もっとできるようになると思いますよ!」
こんなことも言ってくれました。
*
先日のミーティングをもって、カバン君に「8人のお母さん」が出来ました!
社会人なのに「お母さん」って・・・
某ワイドショーなら盛大に叩いてくれそうな話です。
でも、僕たちは本気でそう思っています。
「こらっ!それは良くないよ!」
「よく出来たね!頑張ったね!次もきっとできるね!」
まもなくそんな声が響くでしょう。
*
カバン君。
たくさん感じてください。
小難しい話じゃなくて、
人が人を愛することを、
たくさん感じてください。
あなたは、日本で一番愛に溢れた場所で、
愛情を受け続けてください。
小手先の”ビジネススキル”なんてものじゃなく、
一生使える「人を愛する」ということを、
8人のお母さんから感じてください。
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*
<終わり>
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