「まだ」と「もう」その2 (vol 191)
まだいけるはず
前進の余地が残っているんだ、と、自分を奮い立たせる言葉です。
まだまだ、と頑張っている間は踏ん張れても、もうだめだ~と思った瞬間に心が折れてしまう。そんな経験が誰にでもあるのでしょう。
ビジネスの中での自分の成長も同じです。もう十分学びきった、と思うと学習姿勢が停止して人材価値の成長が止まります。
「自分にはまだ成長の余地がある」と思い続けることが、成長の継続につながります。人の成長には「もう限界。はない」と思い聞かせて学習する姿勢を続けてほしいですね。
社内で、教育体制や機会をつくる、といった仕組みの整備も重要です。それに乗っかることも最初は大切でしょう。ただし、学習する組織の文化を作るには、チームメンバーひとり一人の心の持ち方、自律の心が一番大事な点です。
人に向かって勉強しなさい、ではなく、自分自身、まだまだ成長余地があるとして学ぶ姿勢を見せる。マネジャー達も分かっている「くどい話?」でしょうが、しつこい拠点長からのリマインダーです。
I ran 100km by bicycle this weekend.
The moment I got home after 100km run and thought, "I'm Already at the goal," I felt like I couldn't go even another kilometer.
This time, the last 20 km was a very strong headwind, and my body was so exhausted that I couldn't go any faster.
Even after 90 km past, when other riders overtook me, I thought, "I can Still run," and I could pick up speed again.
If I could say to myself, "Still I can go forward," I would have been able to pick up speed again after 120 km, or maybe even 150 km past.
Behavior will change depending on how we make self talk to our mind.
この週末、自転車で100㎞を走りました。
家について「もうゴールだ」と思った瞬間、100㎞でもう終わりと感じて「もう1㎞も進めない」気持ちになりました。
今回、最終の20㎞はとても強い向かい風で、体はヘトヘトで全くスピードが出ませんでした。
それでも90㎞の時点で、他のライダーに抜かされると、「自分もまだまだ走れる」と再びスピードを上げました。
「まだ先に進める」と自分に言い聞かせたら、120㎞時点でも、ひょっとしたら150㎞走った時でも、再びスピードを上げて前に進もうと思えただろうと思います。
心の持ち方一つで、行動は変わります。
自転車に乗る。
2014年の中国駐在時に「運動しないと」と思って、言葉も通じない自転車屋さんを覗いたら、たまたま、そこにおられた日本人の方とお話し。
アドバイスもらいながら、その場で自転車買って、55歳の週末ライダーデビュー。最初は20㎞で息が切れて「もうだめ」でした。
その後のタイ赴任中には、1年通じて「まだ行ける」と毎週言い聞かせて、100㎞走れる体になりました。
カナダは雪降る季節にズボラでさぼったら、再び50~60㎞で「もう限界」に戻ってしまいました。(成長のための環境も大事ですね)
今年は、再び100㎞走れる体に戻そう。「まだ行ける」を復活させます。
成長への自律に、年齢に関係はないでしょう。(と信じます)
前回の社内ツイートに再び悪乗りした追加ツイートのお話。日本全国で大雪が降ろうかといった寒い時期のnote記事内容で失礼しました。一連の社内ツイートは昨年の晩秋に発信したものです。
古新聞記事への最後までのお付き合い、ありがとうございます。