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Brain Special Magazine

運動指導者の方へ向けて「脳」について理解し、パフォーマンスを高め機能改善などを行えるように学べるコンテンツです。
月に3本記事更新いたします。 実際に現場でご利用いただけるよう脳について初心者向けから応用編へと少…
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#脳機能

脳が受け取る刺激=感覚情報から考える運動習慣や運動指導

私たちは普段、主に視覚・体性感覚・前庭覚などから得られる刺激=情報を脳で統合させています…

脳機能向上にフォーカスを当てたコアトレ。遊び感覚で取り組めるエクササイズを紹介

このnoteでは、脳を活性化させることに重きを置いたコアトレーニングを紹介したいと思います。…

階段でよろける、膝が痛い人必見。球形嚢の活性化エクササイズ

今日は久しぶりに、体性感覚のひとつである前庭覚に関するお話をしていきたいと思います。前庭…

「炎症から脳機能を守る」という観点での食事・運動 #炎症と脳機能#2

前回、炎症が脳機能に及ぼす影響をテーマにさまざまな研究を紹介しました。 第1回ですでに、…

炎症が認知機能に及ぼすさまざまな悪影響 炎症と脳機能#1

アンチエイジング、健康、ダイエット、美容…。身体に関するあらゆるシーンで大きなテーマとな…

三半規管を鍛えてパフォーマンスをアップさせよう!

前庭覚は、自分の身体がどう傾いているのか、どんなスピードで動いているのか、どんな風に回転…

「固定視」は現代人の「目の疲れ」の原因?簡単なアプローチで視覚機能を改善しよう

固定視(固視)は、視覚機能の中の一つです。呼称から推測できるように、一つの物体に視点を合わせ続ける能力のことを指します。「ピントを合わせる」とも表現される固定視は、現代人が特に活用している機能であり、同時に目の疲れにもつながる現象なのです。 今回は、この固定視について少しだけ解説し、簡単にできる評価方法・アプローチを紹介したいと思います。 固定視とサッケード前回、視覚機能の強化ということで「サッケード」のトレーニングを紹介したと思います。 私達の眼(網膜)には、様々な物

ひとりでもできる!運動と関わりが深い「小脳」の機能アップエクササイズ

脳は大きく大脳・小脳・脳幹に分けられます。今日お話ししたいのはこのうちの「小脳」です。小…

側頭葉

側頭葉は聴覚認知、言語の受容、視覚的な記憶、言語的な記憶、および感情に関わる。 (1)解…

錐体路(皮質脊髄路)

大脳皮質から脊髄へ当社する神経細胞の軸索は、線維束としてまとまり、皮質脊髄路を形成する。…

前頭葉 ③PMRF

PMRFとは「橋延髄網様体形成」を意味する。脳は基本的に、右脳からの信号は身体の左側へ、左脳…

前頭葉 ②アセスメントとドリル

1)アセスメントアセスメントは同時にドリルとしても活用できる。 1−1)Digit Span数字を…

前頭葉 ①機能と役割

1)全体の脳の分類について脳は第1の脳と第2の脳に大分することができる。 第1の脳…脳幹、…

前庭

内耳は鼓室の奥に位置し、その複雑な「骨迷路」は蝸牛、前庭(半規管と耳石器)、骨半規管の3部で構成されている。骨迷路にある各部位について、おもに蝸牛は音を感じ取り、前庭は平衡度合いを感じ取っているとされている。 (1)機能ヒトのバランス、平衡感覚は複数の入力系の統合により、コントロールされている。その主な入力系が、次の3系統である。 ①内耳前庭器官への重力等の入力 ②視覚の入力 ③体性感覚の入力 そして、これrなお情報が反射型や高次脳で情報処理され、次のような出力をもたら