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カメラ沼へ一歩踏み出す方へ向ける、僕のカメラ遍歴

2018年末からゆっくりと書き続けていたら、1万1千字+100枚超(数えるのやめた)かなーり長い記事になってしまいました。カメラで撮りだした学生時代の約7年前の写真から掲載してます。

沼が気になる初心者の方へもらえるよう、最後まで無料です。
はじめて掲載する写真もいくつかあります。
でもかなり長いので読むのに疲れたらシュパパパーとスクロールしてください。

ちなみに半年前にSONYに乗り換えた時にも似たような記事を書いています。今回はその記事の約4倍以上の量です。

さっくりと読めるのでこちらもどうぞ。
α7IIIを買ったばかりの時の記事です。

カメラ沼、足首七分目

どれだけカメラを使ってきたか、結論から言いましょう。

フィルムカメラ:8台
デジタルカメラ:9台
合計17台

20台に達してないだけ救い。
フィルムカメラに関してはまだ現像してない機種もあったり。
今回の記事はあまり使ってなかったカメラに関しては省略します。本格的にカメラ沼へ浸かっている人にとってはまだまだ沼の畔のレベルだと思います。

落ち着いてもいいかもと思いながらマウントを増やす日々。
レンズ沼への入口、マウントアダプター
(レンズについては今回は省略)

家電屋に並ぶカメラを手当たり次第に使ってみる時が1番楽しい、時間は一瞬で過ぎて行き、まり子から「そのカメラ何台目?」と聞かれる度に時間がゆっくりになる。むしろ止まる。
家族間に生じるカメラの相対性理論

新宿のとあるカメラ屋。気になるカメラを交換。
マップカメラは防湿庫

この沼はさらなる性能や利便性を求めて、もがけばもがくほど沼底へ引きずり込まれていきます。

沼底へ住む住民は数知れず。住民から見える僕はまだまだ足首七分目。
参考になるかわかりませんが、よくカメラって何使ってるの?って聞かれるし参考になれば嬉しいです。
せっかく多くのメーカーから多くのカメラがあるんですし、自分にピッタリなカメラを求めて楽しみましょう。

記事の最後に僕なりのカメラの買い方について書いてあります。

カメラをはじめて使った時

小学校の時の遠足で配られた写ルンです。
自分が恥ずかしがりということもあって写るのは苦手で…いまだに映るのはちょっと恥ずかしい。

写真楽しいなーって思ったのは、中学生の時、親のガラケーで友達を撮った時。誰に見せるでもなく自分の辺りを撮っていました。

2011年のはじめてのカメラライフ

なんとなく、写真を撮るのが好きという気持ちがありつつ、大学生へ

カメラが欲しいけど高くて買えないし…安くて良いカメラどこかから湧き出ないかなーと妄想の日々。

地元を離れて大学生活、引越ししたての新天地。
探検がてら大学の近くを散歩していたら、なぜかカメラを陳列している酒屋さんを発見。そこで壊れたカメラを見つけます。

酒屋で買った僕のはじめてのカメラです。

2011年5月
1台目 : MINOLTA SRT super (1973年)

酒屋で見つけた壊れたカメラ。
なぜ酒屋に!?店主の趣味で置いているらしい。さらにカメラの買取までしてるらしい。酒の数よりカメラの方がたくさん陳列されている。トリッキーな酒屋だ。

陳列された安い一眼レフについて質問を投げると、露出が壊れててファインダーが曇ってて、ジャンクのカメラとしての価格とのこと。
でも撮る分には問題なくまだまだ使えるらしく、カメラはじめてでわからないと言うと、レンズをサービスしてくれました。

レンズ付き3000円
ちなみにレンズはMinolta MD Rokkor 50mm F1.4
前玉にちょっと傷があるけど全然使える。
何も知らない初心者には十分。

当時SNSもカメラも流行っておらず、ましてフィルムカメラを持っている人もおらず、友達に今更フィルムカメラ?!って驚かれたり。
でも僕の所属していた吹奏楽部は芸術肌な人が多くて意外と面白がって被写体になってくれたりしました。(まり子はトランペット、僕はテナーサックス)

はじめての一眼。ファインダーを覗くだけでもボケとピントがわかる。シャッター音が気持ちいい。
絞りもシャッタースピードもわからないまま、僕の周りを撮りました。

電池も要らないシンプルなフィルムカメラ。
オールドレンズらしく、ふわっと柔らかな描写で、優しい雰囲気。

何がどう写っているのかもわからないまま、現像してみたら、お店のお姉さんが「面白くてじっくり見ちゃいました!」と褒めてくれて僕の写真熱はどんどんヒートアップしていきます。

写真って楽しいじゃん!


2011年10月
Canon Canonet QL19(1965年)

もっと手軽に写真を撮りたいと思って、同じお店でレンジファインダー機のジャンクを買いました。ジャンクと言っても普通に使えた。

これも3000円(今ではオブジェとなっています。)
この機種は当時プロカメラマンのサブ機としてよく使われたそうです。
でも、もっと手軽に撮りたい。もっと軽いやつで撮りたい。

もっと手軽な現代のカメラがほしい。

2012年はじめてのデジタルカメラ

ついに念願のデジタルカメラ。より手軽なカメラを追い求めFUJIFILMのカメラに目が移ります。

2012年3月
FUJIFILM X100(2011年)

初めて買ったデジタルカメラ。
それに、FUJIFILM Xシリーズの第一弾の記念すべきカメラです。

このままフィルムカメラで撮りまくるなら、いっそデジタルカメラ!(現像代が辛い!)
あと、まり子と付き合いだして、もっと写真撮りたいって思った。

カメラを選ぶときの候補ですが、予算から候補にあがったのはOLYMPUS PENかEOS Kiss X5かNikon D3100…
家電屋でふらふらと探しているとその中のX100に目を奪われました。なんだこのフィルムカメラみたいなデジカメは…

調べてみると一眼レフと同じような機能があるじゃないですか。
X100は当時の価格約10〜14万円。簡単に決められることもなく…

アルバイトと節約で貯めたお金。
コンデジか一眼レフか…
一眼レフといったら本体を買うだけで精一杯だし…レンズは高くて買えなし…X100はレンズセットで10万円と考えたら安いかも…?!

最後はえいや!とFUJIFILM X100にしました。

フィルムカメラを彷彿させるデザインと操作性。

おしゃれなだけのカメラじゃありません。クラシカルの皮を被ったハイスペ機種で、一眼レフと同じAPS−Cセンサー搭載。単焦点レンズを登載したコンデジです。

業界初の光学と電子ビューレンジファインダー
固定式単焦点レンズ 23mm(換算35mm)F2.0
この換算35mmという画角もほどよい距離感。単焦点レンズといえば万人におすすめできるわけではありません。
でも、はじめての使ったフィルムカメラも単焦点。僕にはヒットしました。

レンジファインダーで覗いて撮る。小学生の頃の写ルンですを思い出します。
カメラを向けられても威圧感が少ない。見た目が良いから持ち歩いて楽しい。撮られても絵にもなりました。

X100の作例

懐かしい僕の学生時代。
このX100の空気感!今見てもうっとりします。レンズの後ボケがとろけるように馴染んでいきます。

大型センサーと大口径レンズで素人が扱ってもプロの写真のように撮れて、現像代もかからないし、これをきっかけにがむしゃらに写真を撮りました。
僕の写真が好きだと言ってくれる人も居て、周りのレスポンスが嬉しくて常にカメラを持ち歩くようになりました。

もし、このカメラを買っていなかったら、こんなに写真は撮っていないと思います。

X100が発売されて今年で8年。
思い出がありすぎて、今でも手元にあります。

(今のデスク。MacintoshSEはまだ使えるように改造してます。)

一緒に写真を取りに行く時に友達にX100を貸したりして、カメラを体験してもらう用として使用しています。

富士フィルムのサポートも素晴らしいです。
通常なら新商品が発売された時点で旧商品のファームウェアの更新は止まります。しかし、初代X100は生産が終了されているのにもかかわらず、ファームウエアが更新されていて、もっさり感は大きく改善されていました。
FUJIFILMの対応には脱帽です。FUJIFILMへの信頼感がグッと増しました。

後述にX100シリーズ四代目X100Fも紹介します。

2013-2014年日本一周の為にデジタル一眼レフ

バイクでサークルへ向かう途中、一時停止無視の車と衝突。目を開けたら入院して家族とまり子が居た。生きててよかった。
自分は色んな人に支えられているんだと改めて感じるのと同時に、夢だった自転車で日本一周へ行きたくなり、次の年に出発します。
同時に良い写真も残したいので、カメラも雨に耐えられる機種にしたくて親に頭を下げました。ありがとうございます。

2013年10月
PENTAX K-30(2012年)

はじめてのデジタル一眼レフ。
日本一周はほぼ野宿。過酷な環境下で壊れないカメラが必要です。
ただ、学生に買える安くて雨に耐えられるような機種は結構少ない。
PENTAXの防塵防滴は信頼できると多くのレビューを見かけてこの機種にしました。

旅中のカメラの電源確保が非常に難しかった。そのため、単3電池も使えるという機能も嬉しかった。

防塵防滴の性能が素晴らしくて、汚れたらシャワーで水洗いが出来るレベルでした。K-30のお陰で山も海も安心してフィールドへ持ち出すことができました。
このカメラでフットワークが軽くなりました。

PENTAXは色味がビビットで花とか撮るのが楽しかった。写真の彩度をあげてビビッとな色合いにしたり。誰もが通る道だと思います笑

作例

日本一周で使っていたので風景が多いです。

日本一周後もしばらく使っていましたが、PENTAXには交換レンズのラインナップが少ない。今は後輩が使っています。


2014年5月
SONY RX100(2012年)

日本一周中のサブ機として持っていきました。
本当はまり子が自分に買ったやつ。

こちらもX100と同じく歴史的なデジカメかと思います。
SONYが大型の1インチセンサーを手のひらサイズのコンデジに搭載。
一眼レフの画質に見劣りしない手のひらコンデジでした。
いまだに値崩れしない。発売から7年続く超ロングラン商品です。

コスパ最強カメラの座は今も現役。
USB充電も便利で旅中大いに役立ちました。
道中ちょっと立ち止まってサクッと撮る。寄れてマクロも、ズームで中望遠も撮れる。小さな優等生でどんな場面でも使えます。
今はまり子が使っています。

作例

レンズも明るくて星も撮れちゃうし、感度にも強い。
RX100の最新機種M5だったらもっとキレイに写るのか。
熟成されたRX100M5Aの絵が気になってしまいます。


あとRX0も気になる笑
サイズ感は完全にGoPro。このサイズで1インチセンサー搭載です。
小型で防水。沢登りに使えそう。
SONYの新提案のカメラ。うん。ほしい。

PayPayの還元キャンペーンで買うか本気で悩んだ。


2015年日本一周から帰宅

日本一周を通して、カメラが好きな友達もできて、もっと写真が撮りたくなりました。

2015年2月
OLYMPUS OM-D E-M5mk2(2015年)

日本一周から帰った後、K-30の大きさが気になり、もっと小さなカメラが欲しくなってしまいました。
OM-D E-M5mk2も防塵防滴性能が素晴らしく汚れたらシャワーで掃除していました。

X100のフォルムと同じようにクラシカルなデザインなのも魅力。
このカメラは「mk2」と名がつくように二代目の機種です。
初代から洗礼されたデザインとなり性能も大幅にアップしました。


写真はりなちゃん(@87rina_)のフィルムカメラ。多分OM-1。間違ってたらごめん。
かっこいいーなーこのフィルムカメラ

OM-D E-M5mk2は本体もレンズも全て小型で色んな旅行や山へ連れて行きました。まり子にも持ちやすいサイズでよく使っていました。

小型ながら当時新型センサーを搭載してAPS-C並みの高感度センサーで星もこのようにしっかりと写し込めます。
このカメラはマイクロフォーサーズというレンズマウントの規格。Panasonicのカメラと同じ規格で、レンズのラインナップが揃ってレンズ選びが楽しいマウントでした。

よくこのカメラで星を撮っていました。

このカメラで撮った写真がとてつもなくバズります。

撮っとくかーっていつものように軽い気持ちで撮影。なんとなくツイッターにアップしだだけだったので周りの反響に驚きました。

バズるのって予想できないし、突然拡散したり、狙ってもできないし今だに良くわかりません。

ペンタックス以上に手ぶれ補正の性能が良く、スタビライザー殺しの手ぶれ補正でした。動画を撮ると宙に浮いてるように滑らかに撮れて楽しかったです。
この手ぶれ補正のお陰で多少暗くてもガシッと脇を固めれば撮れたりしました。
フォーサーズセンサーの高感度の弱点を手ぶれ補正で上手に補完したカメラ。

作例

X100Fを買ってから友達に譲ってしまってしまいましたが、また使いたいカメラでもあります。
EM-1mk2と12-100mmの組み合わせで動画を撮ってみたい。
動画沼に浸かってみたい。
動画をするならもっと新型のPCほしい。


2015年6月
Nikon D750(2014年)

ついにフルサイズのカメラへ辿り着きました…
ちょっと早いかな…日本一周が終わってから半年。

高感度…シャッター速度…ダイナミックレンジ…
カメラには色んな性能や機能があり、センサーサイズという物理的な性能も存在しています。
センサーサイズが大きいほど受け止める光の量が多くなり画に余裕が生まれ、被写界深度も薄くなります。

いつかフルサイズを買ってみたいと思っていましたが、フルサイズ価格の破壊力に圧倒されていました。
しかし、学生最後というシャッターチャンスを逃すわけにはいきません。

D750は高性能コスパ良い機種として発売時から話題になっていました。
APS-Cのステップアップに展開されたような機種で妥協のないスペック。

購入するきっかけの一つとして、
数少ないカメラ友達のひろまさがフルサイズを買って人物写真を撮っていて、こんなに綺麗に写るのか!と感化されたのも大きなきっかけです。

日本一周しているときに出会い、その時に世界一周の夢を語り合ったり。
当時から「俺、カメラマンになりたいんやー」って言っていて、その後プロカメラマンになって、世界一周の夢を叶えて、さらには本まで出版しました。

いつのまにか有名人。すべて有言実行でかっこいいです。(こんなこと本人の前じゃ恥ずかしくて言えない笑)
大学時代にはウェブデザイン等もしていたので、ブログやウォーターマークとか僕も少しお手伝いしています。今年も新しいことするので乞うご期待。


話は戻りますが、ついにフルサイズを手にして、何か戻れないようなものを感じました。これが底の見えない沼。レンズは無限大。

D750はX100の次に僕の人生を変えたカメラでもあります。

フルサイズ✕大口径レンズ=ボケ

簡単に背景がボケて被写体が浮き立つ写真に溺愛しました。そして、今もそうです。フルサイズのボケボケ写真が楽しい。
同時に単焦点沼にも浸かりだします。

さらに、今まで使ってきたカメラと比較すると、高感度耐性も大幅にアップ。夜が手持ちで簡単に撮れて、今までのカメラと比較にならないほど高性能でした。

D750を使うと自分の写真プロみたい!とよくわからないテンションに。

ボケて主題の浮き立つ画にポートレートが楽しくなります。
このカメラをきっかけにポートレート頑張ろう!と言う気持ちになりました。

早速、まり子に高校時代の制服を着てもらって撮って、フォトコンへ応募してみたら優秀賞をいただいて嬉しかった。

この余裕のある写り。クセのないニュートラルな色合い。

ただ、使っていくうちにもっと気軽に使いたいと考えてしまいます。
大きなボディと重量が気になり、もっと軽い機種が欲しい…

そして、SONY a7IIIに乗り換え、D750は友人に譲ってしまいました。
これからも活躍しろよ!とエールを送ります。使いたい人が使ってなんぼです。
下取りに出すより、このように必要としている人に直接渡せるって良いですね。

友人もAPS-Cは持っていても、はじめてのフルサイズらしく、僕が始めてフルサイズに触った時のように楽しそうにファインダーを覗いていました。
渡した当日すごく良い写真を撮っていて何より。早速使いこなしてくれています。

手放す時にα7IIIで撮ったD750。
本当にいいカメラです。
手放して見るとちょっと寂しい。やっぱりレフ機ならではのレンズを通したファインダーの空気感。フォーカスもピタッと合う感覚が気持ちいい。

手放してからレフ機の良さを実感しました…今はCanonを使ってみたい。
Canonのレンズはα7シリーズでも使えるし。


2015年
RICOH GR(2013年)

小型軽量でスナップができるGRに憧れて、中古のGRを超格安で買いました。
ただ、自分には合わなくてほとんど使わず職場の人に譲りました。

作例

今振り返っても一番使わなかったカメラかも。
すごく手軽で写りもいいんだけど…何故かしっくりこなかった。

でも次期GRは気になる。


2015年
Nikon FM10(1995年)

Nikon D750を買ってからNikonフィルムカメラのFM10が気になって、新品3000円で投げ売りのFM10を見つけて買ってみました。
まだ現行で買えるフィルムカメラ?

ちょっとチープですが使ってみるとフィルムカメラの癖に軽くて使いやすい。シンプルなコンセプトにしっくりきました。
このゴールドな見た目もクラシカルで楽しい。

多重露光もできる仕様です。
ニコンのオールドレンズも集めるようになってしまいました。
今も持ち出して使っています。軽くて楽しい一眼レフフィルムカメラ。

2016年全天球カメラ

言わずと知れた全天球カメラのTHETA Sをまり子が購入しました。
カメラを持っている手まで写りこみます笑
楽しくて僕も良く使わせてもらっています。

2016年
RICOH THETA S(2015年)

モニターもなく、本体の操作と言ったら電源を入れて、シャッターを切るのみ。

ボタンを押すと「ピロッ」って音がして360°撮影します。
近未来的なカメラです。

スマートフォンと接続するとマニュアルで撮影もできるし、リモートでいろんなことができる優れものです。

今はもっと安くて性能もほとんど変わらないモノがでているのでこちらがおすすめ。

撮影した映像はさまざまな写真へ落とし込むことができます。
感覚としてはその場の空間を撮影して、あとで構図を整えるような撮影方法です。

全部が写るのでみんなで撮ったり、どこか旅行するたびにこのカメラを持ち出して記念撮影をしています。星も撮影できたり、無限大の可能性ですね。

こんな感じに撮影してます。

登山やカヤックへ行く時に重宝します。
絶景と一緒に全部撮れちゃいます。
(登山はほとんど職場の人と登るので写真アップできない)


後から編集も楽しいし、モニターがないからフィルムカメラみたいでワクワクします。

2017年原点回帰のカメラ

就職したら時間の余裕が無くなりました。
学生時代にもっと早くカメラを買っておけばと悔やみましたが時すでにお寿司。

休日にお散歩や旅行メインで撮ることが多くなり、より手軽に軽くて小さいものを求めるようになります。

2017年
FujiFilm X100F(2017)

FUJIFILMの手厚いサポートによりファームウェアのアップデートされた初代X100でしたが、それでもD750のキビキビした動きに慣れて、テンポに合わずに使わなくなってしまいました。

初代X100からカメラを行ったり来たり、ちょっと立ち止まって、カメラの楽しさを教えてくれたX100に回帰してみよう。初心の気持ちからやり直してみようと。

・初代X100
・二代目X100S
・三代目X100T
・四代目X100F

選んだのは当時発売したてだった新型の4代目X100Fです。


さすが四代目のX100は成熟され圧倒的に欠点が無くなっていました。
キビキビしたAFとAFポイント。操作時の遅延の無さ。
高感度アップ。USB充電対応。
クラシカルなデザインのまま、ますます死角が無くなっていきます。

X100Fからは少しシャープな見た目になりました。個人的にX100Fが一番かっこいい。

このカメラを使っていると、X100の思い出が蘇ります。
X100を手にしたときのワクワク感や感動は当時のまま。今でもお散歩カメラとして一緒に出かけています。

色んな機種を行き来してきましたが、FUJIFILMの色味がいいことに改めて気づかされました。求めている色にしっくりはまる。
フィルムメーカーとして、日本の写真文化を築いてきたメーカーのこだわりを感じます。

作例

絞ればキリッと、開放は柔らかに
日常の思い出を切り取ってくれる。そんなカメラです。

発売から1年で新機種の噂もあります、でも今のところ不満なし。
このX100も長く使いそうです。

今度、X100とX100Fを持って散歩してみようかな。


2017年10月
FujiFilm X-T2(2016年)

D750をメインで使用していましたが、もっと軽くて楽なカメラ。
あとFUJIFILMの一眼が気になって気になって…
AFがD750と比べると迷ったりしたり、すっぽ抜けたりするけど、それも愛らしく感じる。
ちょっとワンテンポ、こちらが歩み寄って写真を撮る。
色は相変わらず最高。フジのレンズも使ってみるとボケが美しい。

角張ったファインダー部分の見た目が硬派。硬派だけどクラシカルでFUJIFILMらしいスタイルです。
X-pro2もレンジファインダーでカッコいい。

X100を使い続けている自分に一瞬で自分に馴染みました。
レンズには絞り輪がついていて、直感的に操作しやすい。

見返してみるとやっぱり色がすごく良いんです。
防塵防滴も高性能で雨でも気軽に持ち出せます。雪山やカヤックへも持ち出しました。

実は最近使っていなくて手放すか迷っているんです。
でも過去の写真を見返すとすごく良い。

2018年はフルサイズミラーレスの年

2018年は各社してフルサイズミラーレス機を発表しましたね。
SONYの独壇場がついに刺客!
どんどん活発化していくミラーレス市場は目が離せない状態です。

2018年8月
SONY a7III(2018年)

あっちこっち廻りまわって今このカメラ。
口酸っぱく言っているけど僕が求めるのは軽くて小さくて高性能なカメラ。

まさに、このカメラは小さくて軽くて高性能。
手ぶれ補正もあり、電池持ちが良くてUSB充電もできるし、動画も得意。
マウントアダプターでオールドレンズ遊びもできる。

初代α7は艶のあるボディデザインでしたが、二代目からはマットな質感に。
家電ぽい近代的なスタイルは好き好みあるかもしれませんが、SONYのデザインはかなり好きです。

気になる点としては、
センサーにゴミがつきやすいのと、タイムラプスができないこと。
緑色が上手く出ないこと、青色が強い、とかが気になるけどこれは、Lightroomで解決できるかな。
ただタイムラプスだけでも搭載してほしいです。

今は、SONYの色のプロファイルを弄って自分にしっくりくる色を探しています。

作例

このカメラにしてからフルサイズがより一層と手軽になりました。
D750も良かったですが、α7IIIも良き。

ここ数年でミラーレス機のユーザーがガンッと増えていますね。
前回のフォトウォークでもSONYやFUJIFILMばかりでした。

フルサイズミラーレスの猪突猛進。
後進のCanonとNikonとPanasonicとSIGMAに大いに期待です。
各社のミラーレス機の情報が揃ったらまた買い換えるか考えようか…パナライカの色味ってどうなんだろう。あれもこれも。


カメラを買ってみたい方へ

「カメラは何を買えばいいですか」質問がよく来ます。

カメラ欲しい!って思っても、何を聞けばいいのかもわからない。
そんな時は家電屋さんで適当にカメラを触ってみたり、メーカーHPを見たり、なんとなく眺めて見て下さい。
そうすると、このカメラかっこいい!使ってみたい!と思うカメラを見つけたりします。

センサーとかレンズの開放値だとか、伝えたところで「カメラって難しいんだー」と思われてしまうので、こういう写真が撮りたい!と具体的な写真が無かったら、見た目が気に入ったカメラを買うといいと思います。

僕もX100を買った時だってほとんど見た目で決めたようなものです。
まず、一台。見た目惚れたカメラを思い切って買って見ましょう。

見た目が気に入れば散歩や旅行に持ち出すのも楽しいですし、多少重くても苦になりません。

あと新品にこだわらず、ハードルを下げてみてください。
最初の一台は後々不満等でるかも?手放す事を考えて中古でもいいと思います。
実際に触ってみないと絞りやISOの感覚はわかりませんし、そんなに気張らず、手軽な価格に落ち着いた中古も視野に入れて考えてみてください。

それにレンズって売値がなかなか下がりません。売ることを考えたら実質無料です。とりあえず買ってみましょう。
MapCameraは防湿庫というのはこの事です。
中古が手軽に買えて、手軽に買ってもらえる。

撮影方法とか、どんなカメラを買えばいいかとか、気軽にDMやツイートにコメントしてもらって大丈夫ですので気軽に聞いて下さい。


僕とカメラのまとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

学生時代からはじめて、今は社会人3年目。
カメラマンになるという願望もありましたが、今は工学部の知識を活かしてメーカーでプロダクトデザイナーをしています。
まだ世界一周したいとも思いますが、今の生活を手放すには勇気がいります。

大学時代にカメラとまり子に出会い。結局カメラ遍歴はまり子と共にしてきたんだなと実感しました。

EIXFの情報と思い出を振り返りながら、見返しているとカメラとその時の旅行の思い出など振り返ってセンチメンタルな気持ちになったり。片付け中のアルバムめくりのように文字書きが進まない。

僕の写真の雰囲気の移り変わりも書いていて面白かった。
むしゃらに撮ってた頃に戻ってみたい。

結局手放したカメラは
K-30
E-M5mk2
GR
D750

まとめて見たら意外と少ないですね。
まだ自分は浅瀬だと言い聞かせる。

この記事を見てもらってわかったかもしれませんが、僕はFUJIFILMが好きです。はじめて買ったデジカメがX100。これをキッカケにのめり込んで行きました。
FUJIFILMの操作感やフィーリングが心地いいし、FUJIFILMならではの空気感は他にありません。

ただ、同じ条件で撮られた写真からFUJIFILMを当てろって言われたとしたら、当てる自信は無い笑

約1万1千字の記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
長かった…結局2−3週間かけて書きました。
何度も見直して誤字脱字を修正しましたがまだあると思います。その辺はこっそりお知らせください笑

noteってこのような記事を書いたり、自分の記事に価格をつけることができてすごくいいですね。価格がつけられるので質の良いプラットフォームとなっていて。プライベートな内容とか、賛否のある内容の記事もできていいですね。エンジニアとかデザイナーとか発信することに優れた良いサービスです。


今回、この規模だとちょっとした写真集のようにこの記事は達成感が…笑

頑張って書いたので、もし良ければ下記のサポートボタンでジュース代でも投げ銭していただければかなり喜びます。
それか、この記事を書く時にかなりのグミを消費したので補充して下さい笑僕のほしい物リスト


最後までありがとうございました。

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miyachi /ミヤザキマサキ
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