【食レポ】蔬饗樂 sushiner(台北市・素食)
私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。
蔬饗樂 sushinerさんは、台北市内で最近人気の蔬食屋さん。
メニューはハンバーガー、ブッダボウル、カレーがラインナップされています。
メニューには「純素(ヴィーガン)」「蛋奶素(卵・乳使用)」「蛋素(卵使用)」「奶素(乳使用)」のイラストが入っています。
台湾では、ヴィーガンのほかはベジタリアンという大きなくくりではなく、どこのお店でも卵と乳の使用表示をしてくれているので、とてもわかりやすいですね。
「日本人のお客さんは初めて!!」ということで、とても喜んでくださいました。
一番乗り、嬉しい!!
「いつ、日本から来たの?」
「いつまで台湾にいるの?」
くらいの質問には台湾華語で答えられるので、ご主人さん、奥さん、お嬢さんと笑顔で盛り上がりました。
日本人でヴィーガン&ベジタリアンって新鮮だったようです。
お嬢さんがフロア担当、奥さんが調理担当でお店をやられている感じです。
ご主人さんも「暑くない?」と冷房の調整をしてくださったりして、たくさんお話しました。
こちらは、片言の台湾華語ですが、なんとか通じます。
「台湾よりも日本の方が暑いです」
と答えたらびっくりしていました。
家族が、蔬饗樂 sushinerさんの料理を気に入って、台湾滞在中3日間通いました(笑)
店内で食べる時には、ドリンク1杯サービスです。(買一送一)
そして、感動したのが、買一送一の手書きPOPアートの奥に写っているハートのボードです。
「当店では愛の寄付(1食150台湾ドル)を受け付けて、恵まれない家族や緊急に支援が必要な人々にあなたの代わりにハンバーガーを無料で贈ります」
実際に、世新大学のボランティアチームが、コロナ禍の最も大変だった時期にホームレスになってしまった方々への支援をされていると知り、蔬饗樂 sushinerさんがハンバーガーを無料で提供したことへの感謝状が貼られています。
また、その感謝状の下にも手書きでホームレスの方々に170個のハンバーガーを無料で配ったと書いてあります。
台湾では、ほかのお店でも、当たり前のようにこのような無料提供が行われていますね。
食べることは生きること。
台湾ではお金ではなく、困っている人々のサポートを、それぞれの得意分野で社会全体でやる仕組みが出来上がっていることが素晴らしいとあらためて感じました。
私たち家族の台湾好きは、そういうところからきているのかもしれません。
蔬饗樂 sushiner
台北市中山区四平街21号(一江公園隣)