悲劇のヒロインでいる幸せ
そうなのだ。
ついこの間まで、わたしは絶望に守られていた。
あれが出来ない。これが苦手だ。
あの人みたいにはなれない。
きっと生まれ持った才能も多少はあるんだろうけど、やっぱり努力してるからあんなにすごいんだよね。もうさ、熱量が他の人とは違うんだよね。
あんだけ努力してる人に追いつけるわけないよ、だってわたし、そこまで頑張れないもん。
すごいと思う人を「すごい」で片付けてきた。
だって簡単だから。
自分とあの人との違いをひとつひとつ理解して、ひとつひとつ修正していくめんどくさい努力をしなくていいから。
もちろん、生きてればきっと逃げなきゃいけない時はあるし、逃げたい時や逃げた方がいい時もあると思う。
本能的に、自己防衛のために逃げようとすることは、自分が弱いわけでもなく自然に起こる反応なのである。
けれど、本当は本当に逃げたくないことからは、逃げない努力が少しずつでもできるといいよね。
わたしって結局何だけは守りたいんだっけ
を自分で見失わないように。
未来のわたしのための自戒である。
最後に。
このnoteを書いたのは、MYCOPINGの代表である徳政憲和さんのTweetに全わたしが激しくうなづいたことが発端なのでした。
悲劇のヒロインを演じるのもほどほどに。
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