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コーヒー日記 -エチオピア産イルガチェフェG1プラチナロット焙煎記録-
華やかな芳醇さを持つコーヒーを求め、色々調べました。候補に上がった一つがイルガチェフェです。
ザンビア産のAAが欲しかったのですが、貴重な豆らしく、あまり出回っていませんでした。
チェリー、サクラのような華やかさのあるブラジルなどのブルボン種も気になりましたが、ブルーマウンテンを購入したお店にイルガチェフェが置かれていたので、続けて購入させていただきました。
イルガチェフェG1プラチナロットもまた貴重な豆だと思います。エチオピアというコーヒー発祥の地、アフリカのコーヒーも飲んでみたいという思いもありました。
エチオピアの豆はレモンのような爽やかな酸味と甘さがあるようですが、浅煎りにしたとき青臭さを残さないように焙煎したいと思います。
〈パターン認識〉
前回のように全体が黄色く焼けて来たら火力を上げて、短時間で燒けばいいと思います。
1ハゼ後の消火のタイミング、その後余熱での煎り方、そのあたりを感覚で調節していきます。ミディアムハイローストならば、青臭さがなくなるのではと思います。(中浅煎り)
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若干発酵した匂いがする。
青い豆も黄色い豆もある。
今回はミディアムハイを狙います!!
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焙煎におけるパースペクティブ認識完了!!
いざ!出陣!
っていうくらい気合い入ります!
初めてのお豆だけに、、
7/28(日) 晴れ 31.5度 湿度75%
エチオピア産イルガチェフェG1 100g
《結果》3回焙煎しました。
疲れました( ˃ ⌑ ˂ :);゙゚
・1回目 100→90g 指数1.111 浅煎り
9gの豆を使用。挽いているときは甘く、とてもいい香りだったのですが、お味はコーヒーとスパイスをミックスした甘酒となる。ワインというより、甘酒。
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・2回目 81→79g
なかなか表面が焦茶色にならないが、5分ほど煎って火を止める。
9gの豆を使用。1回目より甘酒感はないが、フルーティーも殆どなく、1回目と同じく、コーヒーとは言い難いけど、コーヒーの分類しかないだろうという、まろやかでお酒の入ったチャイのような味わい。(私はブラックでは飲めないので、全てカフェラテで飲んでいます)
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・3回目 71g→69g
黄色い豆がけっこう残っていて、きっと水分が飛んでないのだと思った。茶色くなるまで煎れば発酵した匂いがなくなるかなと思い、1ハゼの音が炸裂して、油が出るくらいまで煎ってみました。
それでもお色的にはハイローストのような気がします。
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1.149=ハイロースト(ミディアムハイかも)
お味は、ようやくまとまりがあるレモンの芳醇な酸味と苦味になり、独特ではあるけれど、美味しくなりました。
このイルガチェフェは、なかなか1ハゼしないため、頑張って煎り続け、シティくらいまでを目標にすると、ハイローストとなる。といった感じで、次回はそれをパターン認識して焙煎してみたいと思います。
お豆によって随分性格と性質が違うとわかりました。
イルガチェフェの爽やかで少し苦味のある酸味の後味もいいですね。うん、後味がいい!
どして⁈ 笑
コーヒーは深すぎる!
深淵を引き出すために、試行錯誤で自己と向き合う人間のようだ。嗚呼。
やはり、扱いやすくて、チャフも少ない、どんな焼き加減でもいけてしまう、ブレンドも美味しいブルーマウンテンは優等生ですよ。
ほんっとに!
イルガチェフェはブルーマウンテンにも合いそうですが、やっぱり、チェリーブロッサムのような花の華やかさが欲しいナ、、
この夏中に華やかなコーヒー豆🌸
見つかるのでしょうか。。
《追記》
焙煎指数をもとにした煎り方や、その豆の適切な焼き加減の表を見つけた。この表はとても便利だと思います。この煎り方をマスターすれば焙煎士レベル!
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