MIXFIT開発ストーリー
【MIXFIT】
HP https://mixuplab.jp/mixfit/
着想から開発までのストーリーです。インタビューと自分用なので長め。
ポイント①~⑩を追えば大体わかると思います。(2~3分)
着想
2006年 美容療法の研究
心理カウンセラーを目指し、九州ルーテル学院大学の心理コースに入学。
大学の卒業論文で、美容療法(美容福祉、リハビリメイク、化粧療法)を知りました。
それまでカウンセラーとは、患者さんに答え見つけて貰うようにサポートして前に進んで貰う事だと思っていました。
ですが、この美容療法は、カウンセラー側が化粧という外見変化を与える事で行動に移すと知り研究しました。
2007年~ エステティシャンへ
大学卒業し、男性エステティシャンとして全国チェーン店へ入社しました。
<男性でエステティシャンを目指した理由>
外見を変えられる技術知識を得たい事、変化していく過程、患者さんとの深いコミュニケーションが重要だと思った事
全国で男性エステティシャンが入れる企業が2社しかなかった事。
今から医師免許を目指すより現場で実施したい
あとは、、ノリ
ここで、痩身、フェイシャル、脱毛やマッサージの技術知識とお客様へのカウンセリングを3年行います
2009年 お客様が求める本質とは?
熊本⇒福岡⇒広島⇒大阪⇒京都⇒東京(でエステティシャン)
エステティシャンとして多くのお客様と接する中で
お客様はダイエット(や脱毛など)が目的なのではなく、痩せる過程で、人との関わりや普段の生活が充実していく事に価値があるのでは?と思い始めました。
またお客様は、見た目の変化があったことで、「もっと痩せたいから5キロ走ってきましたー」とか、「どうすればもっと変化しますか?」と意欲が上がっていて、そんな前に進んでいくような様子を目の当たりにした時、ふと、未来を体験して来た人のように見えました
今回MIXFITの開発時、未来の体験について考えたときに、私自身幼少のころ福岡ドームでイチローを生で見てかっこいいと思って野球を始めましたし、CESやシリコンバレーに行ってXRにも出会い、未来が輝いて見えたのでXRの開発を始めました。
日常でも例えば、バーチャルで何かが出来るようになる成功体験だったり、自分の理想の姿を体験する事が、前へ進める力になると信じています。
そこから、
お客様に「未来を具体的にイメージしてもらい、痩せていく中で起こる生活の変化を楽しんで貰いたい」と思うようになり、その為に必要などんな人でも100%効果を出せる技術力に執着するようになり東京へ。
2010年 美容機器商社
上京後、美容医療機器商社でエステサロンの立ち上げ。
その中で最新の医療機器に触れる機会も有り、(HIFU,キャビテーション、脂肪冷凍が日本で見てない時)世界は本当に広いなと思いました
それがきっかけで自分で仕入れや、解体したので簡単な修理も出来るようになりました。
同時期に2011年~MIXUP(休みの日などに出張エステなどスタート)
2013年 エステ×美容機器
念願の独立。
エステとマシンの融合をコンセプトに、ハンド技術と機器を組み合わせた技術で100%成果を出せる技術を徹底して追求しました
徹底した事
①効率化(施術の無駄を徹底的に削り、相性の良い技術等を組んでいく)
↓10年
【同時痩身技術】1/3のコストで3倍の効果を出す技術
②多くの技術の作成(メニューをひたすら作る)
↓10年
【お身体状況や制約(時間や希望)に合わせてその場でカスタマイズ】
③実績作り(毎日詰め詰めで施術)
↓10年
【1万名以上の方へ効果を出してきました】
その他
認定心理士、サービス接遇検定2級
→大学で取得
NLPプラクティショナー
→神経言語プログラミングという、実践的な心理学
当時コーチングや実践心理学に興味を持っていた頃
VRプロフェッショナルアカデミー卒業
→unityを使ってVRやMR関連のアプリ制作と簡単なプログラミング、制作展示まで。のちに審査員など
XRと出会う
2015年 感覚技術の継承課題
色々な問題があり、今後の展開について悩んでました。
技術力にこだわりすぎて属人的なやり方をしていた為、感覚技術を伝えるのが難しい
人の入れ替わりや引き抜きなどノウハウは漏れる割に、会社にお金も技術も残っていなく、コスパ悪い
方向性として技術が薄れるチェーン店の選択肢はない
法律や働く人の考えが知らないうちに大きく変化していた
海外事業を考えていたので、動きのある技術を遠方へ伝える必要があった
2017年 XRを発見
そんな事を思いながら一人旅行などしていて、
海外でお店やりたいなーと思い、ドイツ、フランス、イタリアやシンガポール、香港、韓国。
なんか、先進国でテクノロジー流行ってるなーでドバイ、アゼルバイジャン、シリコンバレー、深セン、ラスベガスへ行きました。
会社訪問、展示会、現地の人の話とのコミュニケーションから、人間強化の分野に強い興味を持ちました。
後、「今までの美容技術をテクノロジーで進化し、世界へ教えに行ったりしたいなー」と思いXRを始めました。
あとはノリ。(リスクの天秤はワクワクするかどうかで決める事にしてる)
2019年 XRの学習
まずは、人間強化の目(分析力)の強化だと思い、MicrosoftのHoloLensというデバイスの存在を知り感覚の可視化をテーマにXRの学習を始めました。
VRプロフェッショナルアカデミーさんでVR基礎とHoloLens開発の学習。
VR体験後現実に戻った時に、体験から何も持ち帰っていない事に何か寂しさを感じ、スキルを仮想世界から持ち帰れないかと考えました
卒業制作として「パターで難しいパットを決める。」アプリを作る事にしました
実現には、HoloLensが必要だったのですが、まだHoloLens2が発売前だったので、CES2020に参加すれば可能性がるかもと聞き、ラスベガスへ飛んで展示品を譲ってもらいました
【作成方法】
・ラスベガスのCESに参加してデバイスを探す
・カジノで2500ドル当てて交渉する
・SDK貰ってテストしてみる
・パターを打って3Mパットに成功したモーションをOptiTrackで所得して、アバターに同じ動きをさせる。
アバターと自分のモーションを重ねたり俯瞰で見て練習。
・方向は、実際のパターにカップまで届くレーザービームを手動で取り付け。
・コースはニトリで木を切って、芝を貼って、穴開けてカップと旗つける
人間強化状態で練習して、リアルでも出来ていたら成功です!!
2019年~ 感覚技術を資産化するCraftmanシリーズ
卒業後も学習を続けながら、エンジニアが入社し開発を進め、その延長が、感覚技術を資産化する<Craftman>です。
様々な思いが詰まった人や会社の技術をCraftmanで資産化し、それをシェアしたり、資産化した技術を何百年後も使える様に残し、未来へバトンを繋いで欲しいという思いが込められています
↑コンセプトPV
↑開発過程
ウェアラブルエキスポ2023 0.06より カタールの国営テレビAl Jazeera
2023年~ エステ、XR事業が進化
この間振り返るのも面倒なほど色々とあった後、エステXR事業が進化しました!
【エステ事業】
エステ×医療×ITのメディカルサロンへ進化
【XR事業】
これまでのビジネス、開発知見とプロフェッショナルなエンジニアチームで、Wブリッジ開発体制へ進化
社会実装
2023年~ 未来を叶えるプラットフォームMIXFIT
15年間の集大成
・未来を体験する事で行動が変わる研究
・未来を作れる美容技術
・具体化するXRの技術、知見、仲間
MIXFITとは
未来の自分の姿をスマホで管理。それに沿ったサービスが選べます
ステップ1
カメラで顔と体の写真を撮影し、アバター作成。
(2023現在はMIXUP店舗のみ)
・未来のワンシーン
・現在のサイズや目標サイズ
・髪型
ステップ2
叶えるサービスが探せる
・ヘアサロン
・美容クリニック
・エステサロン
・フィットネス
その他
※加盟店を募集