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私は孤独と向き合っている #2

躁鬱と薬なしで付き合うために
私は孤独になることにした。
私は医者をそこまで信用していない
私は病と言うものは極論ではあるが
医者には治せないと思っている
病を治すのは自分自身だ
治療方法を決めるのも自分自身
お医者さんはその手助けやヒントをくれる人だ
たまにお医者さんを神の様に崇める人がいるけど私にそんな認識はない
それは私が2才の時に診断された
アトピー性皮膚炎という病のおかげだろう
私は小学生の時に私はこの病のことをよく分かっておらずお医者さんは
『今は痒いけど大人になったら治るよ』と
言ってた。あまりにも痒いので
『ねぇ!大人っていつ?いつ治るの?』
と聞いたら『小学校卒業したら治るよ』
確かにお医者さんはそう言っていた。
しかし病は治ったり、治らなかったりした。
確かに大人になるにつれ調子の良い時が
あったが逆にかなり酷くなる時もあった
むしろ幼少期より酷くなる時もあった
家族の中で痒いのは私だけで
寝る時めちゃくちゃ身体が痒くて起きても
両親はぐっすり眠っているのだ
だから母が毒親みたいに
『お母さんの言うことを聞いてれば間違いないの!』とヒスれば
『そんなことはないだろう』と心の底から思った
『だってあなたは痒くないですよね?』って
私はことのほか冷静だった
ネガティブに聴こえるかもしれないが
これはアトピー性皮膚炎というものの
利点であると肯定的に捉えている。
物心ついてすぐに自分と他人は違うと
理解出来たのはとても良かったと思う
私は良い意味でも悪い意味でも
アトピーとは私自身であるという考えだ
だから自分の性質を知るには
2歳から自分と一緒に生活しているアトピーを分析すると手っ取り早い
例えばアトピーは体調やメンタルに
肌の状態が左右されやすいから
肌がカサカサの状態で学校行かないと
ならない。
なのでナチュラルに容姿的コンプレックスを感じるすると心も病んでいく
そしてまた肌も病んでいく

まさに負のスパイラルなんだ
このサイクルをなんとかしなくてはならない
無茶しがちな小学生の中では
自分の身体を守る傾向が強くなる。
他の連中より自制のコントロールが
効くようになる
おそらく私の産まれながらの気質は
行動的で迂闊だしかしアトピーと生活してることで繊細で臆病な部分も育った。
だから私にはある種の2面性があると思う
私の躁鬱気質も
アトピーが産んだ"癖"だって思ってる
だから向き合い方は同じで
大切なのは繊細にコントロールすること
自制することだ。幸いその技術には長けていた
これから話す私の躁鬱対策を聞けば
『なるほど!』と唸るはずだ
私には長年のアトピーと作り上げた物語がある
皮肉なことにアトピーのおかげで躁鬱と薬なしで向き合えてるアトピーも躁鬱も私自身だ
だから私は大切な友人に相談するみたいに聞くよ『こんな時どうすりゃ良いかな?』って

つづく

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