2-2.for小学生プロジェクト 概要決定。
12月末に、私とT先生とでH小学校の校長室に伺った。
校長室には、校長先生、教頭先生、教務主任の先生、5年生の主任の先生。
娘の元担任H先生からの話を受けて、学校学年で討議していただき、5年生での実施を仮決定していただいていた。
その2年前に、私はPTAで広報委員長をしており、その年、校長先生とPTA会長の対談を企画し、企画段階、インタビュー等で何度も校長先生とはお会いしていた経緯がある。
そういうことで、先方に私の素性も知れており、それが今回スムーズに話が進んだ要因のひとつであったようだ。なにがプラスに働くかわからない。
最終的には、話を聞いていただいた後の校長先生の「やりましょう」というお言葉で開催が決まった。
年明けすぐに、5年生担当の先生方との打ち合わせを行い、
日程と時間が決定した。
・実施日:2月18日、20日、22日(8時半集合、12時20分終了)
・場所:△△市立H小学校
・対象:5年生の4クラス
・活動:毎日4クラスを対象にした3日間のプログラム
1日目の1時間目に5年1組、2時間目に2組、3時間目に3組、4時間目に4組というスケジュールで実施。
企画段階の目的と狙いは以下の通り。
【目的】
1.対象の小学生が、
「文章を書くことは自己表現のひとつであるということ」、
「自分の中にある思いを、拾い出し、自分の中に表現したいものはあるのだということ」
の2点に気付くこと。
【狙い】
小学生たちが自己表現の必要性を理解し、自分に対しての理解を促すこと。
設定したテーマを基に、「なぜその行動を起こしたのか、」「なぜそれを思ったのか」等、一人ひとりが自らに質問を投げかけ、自分自身で答えを見つけ出していく作業は、今後、文章を書くための材料の見つけ方の学びになり、また自分という人間の理解、自分探しへのヒントにもつながっていく。
今回大学生が入ることで、小学生が自分らしい思いを言葉にする機会を作れるのではないかと思った。
【目的】
2.大学生が、
WS形式時にアシスタントとして他者(今回は小学生)に対してアドバイスをすることで、受講時とは違った視点での自己表現に対しての学びを得ること。
【狙い】
大学生自身にとっては、小学生にアドバイスをする作業から、テーマからの掘り起こし・整理を自分自身の作業に再度照らし考える効果を狙う。
前回のプログラム参加者を中心に、Tゼミや関連の大学生に声をかけ、1年生から3年生までの21名が参加希望を出してくれた。
大学生の参加要件は、「事前講習会に参加すること」である。
大学生は、1月末まで後期試験で動けない。
2月頭から、メールでのやりとりを中心に、プロジェクトの準備がはじまった。
初日は18日。あまり時間はなかった。