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「海街diary」

 昨年、鎌倉市川喜多映画記念館で「海街dairy」を鑑賞しました。
同時に記念館では「映画監督是枝裕和のまなざし」という企画展示が開催されており、
そこで、監督は「この物語は四姉妹の物語ではなく街の物語です。」とお伝えをされていた。

この映画は私の住んでいる街がロケ地になっており、
ロケ中に何度か遭遇したことがあったので、とても想い出があったこともあり、
2015年6月に公開されたが、その後、自宅での鑑賞を含めて20回以上は観ていると思う。
それほど、大好きな映画である。

 四季を通じて、人びとの日常での出来事、衣食住、街の伝統行事をも美しく撮られていて、見る側の心にスッと入り混んでくる映画だと感じる。
食卓のシーンも多く登場するが、綾瀬はるかさんが演じる、長女の幸さんがおはぎを食べる場面は、長女の葛藤と力強さが感じ取れる好きな場面のひとつです。

 また、川喜多映画記念館主催の関連イベント、「海街dairy 散策ツアー」の企画にサポーターとして、参加をさせていただき、13年もの月日が経ても、多くのファンの方がいらっしゃること、
ご一緒にできた事に感激でした。

 私自身、「街の美しさ」とは何か。と問うことがあったので、この映画から教えて頂いたことにも感謝をしたい。

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