ドクターモーロクの島
「ドクターモーロクの島」は「ドクターモローの島」と「ドクターモリスの島フィッシュマン」の内容を合わせたようなSFホラー作品です。
この作品の特徴は絵の島でのロケで、冬場の海水浴クローズ期間に釣り船で乗り付けてロケをしているところです。登場する動物人間は基本的にみな市販のゴムマスクをかぶっています。ラストはドクターが動物人間の反乱に殺され、主人公はドクターの娘と一緒に船で逃亡しますが、女性が動物人間になるバッドエンドを迎えます。ただ、ここでの女性の変化はネコ耳付けるだけという舐めたもので、最終的に完全変化したとしてサバトラ雑種猫で代用しています。
この作品の見所は平成2年に完全閉鎖されてしまった広島湾に浮かぶ「絵の島」の施設がまだ健在だった頃の記録が残っていることです。1988年にロケしたこの作品は貴重な記録となりました。
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