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( 次回のつづき ) 風神、雷神の彫刻が両側にある山門をくぐると、 長い山道を歩いてきたことを忘れるような、大きな寺の境内が広がっていました。 温暖化の影響か、すっかり冬なのに、木々の紅葉がまだ残っていました。 山道を歩いて辿り着いた松尾寺は、養老二年( 718年 )に舎人親王によって創建された寺院で、なんと、日本最古の厄除け寺院と云われている古刹でした。
松並木を歩いて、 奈良県斑鳩町の、法隆寺( ほうりゅうじ )へ行きました。 境内は、法隆寺という巨大寺院が創建された、飛鳥時代以来の雰囲気に包まれていました。 ふと、黒い物が視界に入ったので、近づいてみると、
富士山の東側にある、静岡県の小山町( おやまちょう )へ行きました。 町の目貫通りを歩いて行くと、 立派な神社がありました。 冨士浅間神社という神社で、富士山の東口にある神社の中では最も格式のある神社とされ、東口本宮とも呼ばれています。 境内入口の左側には、水が勢いよく流れている滝がありました。
( 前回からのつづき ) 碓氷峠( うすいとうげ )から美しい森を歩いて、 明治21年(1888年)に建てられた「 軽井沢ショー記念礼拝堂 」という教会に着きました。 この教会は、なんと軽井沢最古の教会で、 カナダ生まれで明治6年に来日をした宣教師・アレクサンダー・クラフト・ショーさんによって設立されました。 この教会の、右側の道を進むと、 こじんまりとした2階建ての木造建築が建っていました。 入口には標識があって、 この木造の一軒家は「 ショーハウス 」という名
長野県軽井沢町の、軽井沢駅前です。 黄色い丸の所にある、碓氷峠( うすいとうげ )へ行きました。 碓氷峠は大昔から要衝として知られており、群馬県と長野県の県境になっていて、 その県境を跨(また)ぐかたちで、熊野皇大( くまのこうたい )神社の境内がありました。 参道の真ん中から、向かって左が長野県で、右が群馬県です。 境内の奥へ進むと、
三重県、鈴鹿山脈の中の一峰、竜ヶ岳( りゅうがたけ )へ登りました。 しばらく歩くと、 竜の雫( りゅうのしずく )と呼ばれる、渓流と滝の中間のような水場がありました。 杉や檜の植林を、1時間半くらい登ると、 視界がひらけて、
( 前回のつづき ) 霧がかった岩山に、ピンクの花々が見えて、 引きつづき、山を登ると、 ピンクの花々が落下していました。 見上げると、 ピンクの花は、赤八汐( あかやしお )の花でした。 赤八汐( あかやしお )は、東海地方や関西では標高が1000mくらいの山に自生しているツツジです。
三重県の鈴鹿山脈の中で、おそらく最も有名な山、御在所岳( ございしょだけ )に登りました。 登り始めた登山口から、花崗岩( かこうがん )が露出をしていて、 歩道の部分がえぐれている所もあり、 登り進むと、 花崗岩が、いよいよ大きな岩塊になってきました。 比較的、風化をしやすい花崗岩は、登るにつれて、
大阪平野を流れる代表的な川の一つ、寝屋川( ねやがわ )沿いを歩いていると、 川の上に、 駅のプラットフォームがありました。 そのプラットフォームに向かって、左へ行ってみると、 同じ駅の下に、神社がありました。 本殿へ近づくと、 心底、驚きました。 赤い鳥居の向こうには、
( 前回のつづき ) 熊野古道を歩いて、 とつぜん視界がひらけ、 眼下に見えた、海沿いの集落へ下りてみることにしました。 山道をしばらく下ると、 集落に少し近づきました。 集落の中に生えている大きな木がいよいよ気になって、ドキドキしてきました。 集落は、 路地が一人分の幅しかなく、味わい深い趣でした。
三重県の熊野市にある、波田須( はたす )という集落です。 集落の中には、熊野古道が通っていました。 熊野古道は山林へと続いており、 集落を離れた途端、石畳になっていました。
和歌山県の山中へ行きました。 僕が行った所は、 熊野古道にある、滝尻王子( たきじりおうじ )という場所で、 平安時代の公卿・藤原 宗忠が、中右記という書物でこの地のことを「 初入御山内 」と記しており、ここから先は、いよいよ熊野の霊域とされてきた場所です。 ここには2つの川が合流していて、 1月下旬なのに、モコモコと茂る森の前に、 滝尻王子がありました。
紀伊半島の海岸沿いに、 思わず二度見をしてしまうような景色が広がっていました。 この巨大石柱の長い列は、まるで橋を架ける時の杭のように見えることから、 橋杭岩( はしぐいいわ )と名づけられているようです。 長年の波風の浸食によって、岩盤の硬い所だけが残ったことにより、このような景観が生まれました。 付近の地図によると、 この橋杭岩の向こうには、紀伊半島で最南端にあたる半島と島があるようです。 橋杭岩を眺めていると、なんだか無性にこの先の島へ行きたくなったので、行っ
東京都文京区にある、小石川植物園へ行きました。 この小石川植物園は正式名称がとても長く、 「 東京大学大学院理学系研究科附属植物園 」 となっています。 園内は、まさに植物の楽園の様相を呈していました。 ざっとですが、印象的だった木を列挙します。 正門のすぐ前で茂っていた芭蕉( ばしょう ) この低いトゲトゲした木は沖縄這杜松( おきなわはいねず )といって、南西諸島に自生をしているようです。 南の島の海岸沿いに、こんな針葉樹が生えているなんて。 いつか自生地へ行