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【企画参加】2024年「私の一冊」

八田 零さんの企画へ参加します。

2024年「私の一冊」


上記の企画では、
「あなたの思い出の心に残る一冊」
共有する企画です。

本のジャンルは不問。

なんでもOK(^^♪

ただし、漫画を選択する場合は
「マンガで学ぶ○○」などといった
元の書籍のあるモノ限定です。


期間は「12月20日」まで。

参加される方は、ハッシュタグ
#今年の一冊 を入れてください。


それでは、さっそく
習慣応援家shogoの選ぶ2024年の「私の一冊」
皆さんへご紹介させていただきます✨


では、いってみましょう♬




✔真・お金の常識を
 教えてくれる本

2024年は数多くの本を
読ませていただきました。

「エフォートレス思考」や
「リーダーの仮面」、
「バナナの魅力を100文字で伝えてください」、
「精神科医が教える幸せの授業」、
「1分で話せ」、
「今日、誰のために生きる」などなど…

皆さんが「聞いたことあるかも…」と思えるような本まで
本当に多くの本を読みあさりました。

その中でもとくに
「読んでいたタメになった」
「そういった視点があったのか!」
「これは知っておくべき真理だ!」
と自分の考え方に響いた本がありました。


それは…

コチラ!!




田内 学さんの

きみのお金は誰のため

です。


上記の本は、「お金」という
強力なキーワードが付いているとおり、
お金の価値観について学びを深める本です。


とはいっても、
よくある「こういうふうにお金は使いましょう」
「もっと、こうすればお金は増えますよ」
といった参考書的な内容ではありません。

コチラの本、がっつり小説本です。


プロローグをざっくり
ご紹介させていただきますと…
(ネタバレはしませんのでご安心を)


ひとりの男子中学生は、進路相談で
先生に迂闊な言葉を発してしまった。

「年収の高い仕事がいいです」

それを聞いた先生は、使命感に火がつき
「お金より大事なものがあるだろう」とか
「社会のために自分に何ができるか考えろ」と
男子中学生に説教した。

怒られた男子中学生は、納得していなかった。

社会のために働くことは大事である。
でも、結局はお金のために働いているではないか。
先生だって同じだ。

20分の説教を我慢した後、家路へ急ぐ。

すると、とある屋敷の前で偶然の出会いを果たす。

屋敷の前で、グレーのパンツスーツを着た
”若い女性”と出会わせたのだ。

ここから一気に物語は動き出す。

若い女性は、屋敷内に住んでいる
”ボス”と呼ばれる男に用事があったとのこと。

ひとりの中学男子生徒が若い女性と一緒に
ボスの投げかける「お金の謎」を解決すべく
翻弄する物語である。

「きみのお金は誰のために」より引用


じつにミステリアスな内容にもかかわらず
男子生徒と若い女性、そして、
ボスと呼ばれる男性との掛け合いによって
スラスラと興味を持ちつつ読み進められます。

そして、読み続けると同時に
お金の教養も深められて一石二鳥。

まさにタイトルにあるとおり
「お金とは誰のためにあるのか」を
分かりやすく解説してくれる良本です。



✔答えを知りたくなる
 3つの言葉

本書に出てくるキャラクターたちは、
ひとりひとりが非常に魅力的です。

屁理屈ながらも、ときに
芯のとおった意見を持ち合わせる
男子中学生こと「佐久間 優斗」くん。

アメリカの投資銀行 東京支店で働き
バリバリのキャリアウーマンである「久能 七海」さん。

そして、
積み上げた1億円の札束を前に
「しょせんは10キロの紙切れや」と言い放つ
”ボス”と呼ばれる謎の初老の男性。

3人の織りなす「お金にまつわる物語」は、
「この後の展開はどうなるの!?」と
章を追うごとに加速していきます。

さらには、物語の序盤で出てくる
ボスの掲げた「3つの真実」については
グッと読者を引き込んでいきます。


その3つの言葉とは…

1、お金自体には価値はない
2、お金で解決できる問題はない
3、みんなでお金をめても意味がない

以上の3つです。


「ふむふむ…」と想像のつくものから
「これは…、どういうこと?」と疑問を抱くものまで、
見事なまでに謎に包まれた3つの言葉です。

とくに3つ目にあたる言葉、
「みんなでお金を貯めても意味がない」については
わたし自身もある程度の予想をしながら読み進めましたが、
意外にも「なるほど…」と別視点からの気づきを得られた
素晴らしい言葉でした。

また、物語の終盤とつながるように
3つ目の言葉の”謎”が解明されたときは、
心をゆり動かされる真実を目の当たりにしました。


このあたりは、ぜひとも
本書をご自身の手で取っていただき
読み素進めてほしいと願っております。








八田 零さんの企画
2024年「私の一冊」として

『きみのお金は誰のために』
ご紹介させていただきました。

本記事から、上記の本について
興味を持っていただけたら幸いです。


また、八田 零さん。

ステキな企画を立案いただき
ありがとうございました!

あらためて、ご紹介した本を読み直す
素晴らしい機会となりました。


では、また。
失礼します。



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