ラランドのYoutube動画から「行動できない人の心理」を学ぶ
「習慣」の第一歩は、行動を起こすこと。
毎日、小さな一歩の積み重ねで
少しずつ変化していき結果につながる。
そして、気がつけば習慣となり、
自分の人生にとって
必要不可欠な存在へと成長します。
ただ…
頭で分かっていても、
「いざ、やるぞ!」と考えたときに
行動に起こせない。
その気持ち、すごく分かります。
冬の朝、二度寝は気持ちいいですよね。
美味しい物って、
ついつい食べちゃいますよね。
難しい活字を追うよりも、
ワクワク愉快な動画を見るほうが
楽しいですよね。
「やるべきこと」を
ついつい後回しにしてしまう…
誰にでも経験あることだと思います。
今回のテーマは、
ラランドのYoutube動画から
「行動できない人の心理」を学ぶです。
「人のフリ見て我がフリ直せ」
と言うように、まずは
自分以外の誰かの「行動できない状態」を
客観視してみましょう。
せっかく、良い教材を見つけたので
皆様に紹介させてください。
ララチューン【ラランド公式】の
ニシダの毎日○○スタート‼
【座王の道終了】
こちらの動画では、
「行動を起こせないんです」と言う人の
心理描写を、見事に表現されています。
今回の記事では、
動画内で語られた内容を解説しながら、
あなたの行動へのやる気を
後押しできればと思います。
ぜひ、「やるべきことを後回しにする…」
といった方は、動画視聴いただき
一念発起していただけたら幸いです。
では、いきましょう(^^♪
✔ある企画から
始まった
ラランドは、男女コンビの芸人さんです。
女性のサーヤさんは
”しっかり者”ながらお茶目な性格で
コンビをけん引する側に立ちます。
相方のニシダさんは、
いわゆる”クズ人間”と呼ばれて
承認欲求の高い男性です。
今回の動画のキッカケは
企画「座王の道」で
ギャグを投稿し続けるから始まっています。
ニシダさんにサーヤさんは、
「毎日ギャグをひとつ考えて、報告しろ」
と社長命令を出しました。
サーヤさんから命令を受けたニシダさん。
ところが!
蓋を開けてみれば、ニシダさんは
ひとつも報告することなく…
まるまる1年の歳月がたっていました。
動画の冒頭で、督促状として
ニシダさんは訴えられます(笑)
苦しまぎれに ニシダさんは言います。
「ギャグは作れない」と…
ニシダさんの苦手意識から
「座王の道」企画は破綻したのです。
サーヤさんは、
「ニシダはユーモアのセンスがないから、
ギャグを生み出せないのはしょうがない」
とあきらめます。
そのかわりに
「別の方向で行動を起こしなさい」と助言。
新しい再出発として
「Twitterでつぶやけ」と
ニシダさんに指示を出します。
ところが!またまた…
「Twitterでつぶやけない」と
ニシダさんは もらします。
✔Twitterで
つぶやけない理由
なぜ、ニシダさんは
Twitterでつぶやけないのでしょうか。
もともと、Twitterは
告知宣伝でつぶやいていたそう。
ただ、結果的に日常のつぶやきは
壊滅的に”できなくなった”と言います。
ニシダさんは、
「普通のことをつぶやかない期間が
長ければ長いほど、
自分の中でハードルが上がってきて
普通のことが言えなくなった」
と言います。
とっさに
相方のサーヤさんは助言します。
「じゃぁ、今はいったん、
”喉乾いた”って つぶやいてみよう」
ニシダさんは、「怖いよ…」と吐露します。
すると、サーヤさんは言い放ちます。
「言っとくけど…
誰も期待してないから、
お前のツイッターに!!」
「勝手にハードルが上がってるんですよ、
誰も見てない」
「なんだっていい。
トゥイッターって、そもそも
そういう場所なんだから」
サーヤさんの説く
「Twitterの目的」は、つぶやくこと。
思ったこと、感じたこと、
直感でつぶやくこと。
「それがTwitterの真の目的だ」
と言います。
「政治目的でも、人生の確変でもない」
「Twitterは「今、何してる?」って、
そこから始まったわけじゃないですか」
「しっかりと整えた140文字なんて
”その人”じゃないよ」
ありのままの自分をさらけ出すから、
見る人は興味を持ってくれる。
そんなふうにサーヤさんは説いて、
ニシダさんのつぶやきを鼓舞しました。
(名言ばっかりで、スゴイ!!)
さて、ニシダさんの
「Twitterでつぶやけない」状態は、
まさに行動を起こせない人の心理描写を
見事に表現しています。
どういった点が行動を起こせない人と
紐づいているのか、
ひとつずつ解説します。
✔行動を起こせない人の
心理
冒頭の「ギャグを毎日投稿する」は、
ニシダさんの壊滅的な
ユーモアセンスの無さから
「自分には合わない」と放棄していました。
つづく、Twitterのつぶやきは
「なにをつぶやけばいいのか分からない」
と嘆いて、行動を起こせませんでした。
ふたつに共通するのは、
”自分にたいしてのハードルの高さ”です。
ニシダさんは、非常に高いプライドと
承認欲求を欲する なかなかに
痛い両面性を持つ人です。
つまりは、容易に自分にたいして
過剰なほどのハードルを設定しがち
だったのです。
なにか行動を起こすとき、
人は無意識にハードルを設定します。
ハードルは低ければ低いほど、
カンタンに飛び越えられます。
高ければ高いほど、
そびえ立つハードルを見て恐れおおのいて
できるかぎり避けたいと考えますし、
とうぜんながら後回しになります。
行動を起こすためには、いかに
”その行動のハードルを低くするか”は
重要なターニングポイントです。
人は無意識にハードルを設定する
と言いました。
行動できなかった自分で気づいて、
「いまハードル高かったな」と感じたら、
低く設定し直して行動をあらためれば
問題ないでしょう。
ただ…今回のニシダさんの場合。
そのハードル設定に問題がありました。
ズバリ!
高いプライドによって
「ハードルを変えたくない」心理が
働きかけたのです。
ニシダさんの人生の経験から、
「自分はこうあるべきだ」と
プライドを作り上げています。
プライドそのものを持つのは
問題ありません。
自己責任の強化につながりますし、
セルフイメージによって
行動しやすいメリットを合わせて持ちます。
ただし、
行動の妨げになるプライドは”ご法度”です。
今回のニシダさんの場合は
ギャグの開発にしても、
Twitterのつぶやきにしても…
自分に「高いハードル」を設けていました。
「こんな高いハードルは超えられない」
と分かっていても、それを変えてまでの
プライドは許しません。
低いハードルに変えるぐらいなら、
諦めて自分らしくを貫いたほうが
プライドを保てられると
無意識に考えたのでしょう。
プライドは守られるし、
余計な行動はしなくていい。
ニシダさんからすれば、一石二鳥だと
感じたのかもしれません。
また、承認欲求の塊のようなニシダさんは、
周囲の反応も気にします。
周囲の反応を過剰に気にする人は、
勝手な妄想を働かせます。
それは…
「もしかしたら期待されている!」
という感情です。
相手がどう思っているか
分からない状態でも、自分から
「あの人から期待されている」と考えると、
しぜんと高いハードルを設けたくなります。
そして、期待値が高ければ高いほど、
自分の中のハードルは
猛烈に高くなるでしょう。
はじめて人前に立ってスピーチするとき、
とても緊張した経験ありませんでしたか。
「イイこと言わなきゃ」
「嚙まないように気をつけよう」
「みんなが注目している」
そう考えたら…
喉はカラカラ、身体はガチガチ、
冷や汗なんて出た人もいると思います。
「自分が期待されている」と思うからこそ、
恐ろしい緊張感に襲われます。
でも…
結果だけ見れば、周囲の人は
意外にもあなたのスピーチを聞いていない。
そうです。
最初から期待なんてされてません😅
「Twitterでつぶやくのが怖い」と
吐露したニシダさん。
その彼に、相方のサーヤさんは素早く
「誰も期待してないから」と強く主張します。
ニシダさんは、勝手に
期待されている自分を妄想していたので、
サーヤさんは喝を入れたのです。
上記のYoutube動画は、
行動を起こせないニシダさんにたいして
機転を利かせたサーヤさんが
素晴らしい提案をします。
その提案とは…!?
ぜひとも、動画を
最後まで視聴していただくと
答えは分かりますよ(^^♪
しかし…
本当にサーヤさんの
人を動かす心理コントロールというか…
カウンセリング能力の高さは、
社長の器そのものです。
わたしも「見習わなければ」
と感じました(;^_^A
* * * * *
あなたは、
ラランドのニシダさんのように
思考停止していませんか。
知らないあいだに、
身に付けなくていいプライドで
ガチガチに固めていませんか。
行動を起こせない裏側には、
もしかしたら不要な承認欲求で
自分に期待しているからかもしれません。
結果を求めたいなら
行動は必要不可欠です。
いつまでも頭の中で考えていても、
現実は変わりません。
ぜひ、意味のないプライド、
不必要な承認欲求は捨てて
新しい一歩を歩み続けましょう。
今回の内容が、あなたの
素晴らしい人生の糧になれば幸いです。
では、また。
失礼します。