【体験談】締め切り効果の威力を知ったお話し
おはようございます。
習慣応援家、shogoです。
最近、「締め切り効果ってスゲーなぁ」という経験をしました。
一連の流れをお話ししたいと思います。
会社の研修で感じた「締め切り効果」の威力
この間まで、会社の研修を受けました。
本来は、別の会社に訪問して研修するのですが、このご時世なのでzoomでリモート研修でした。
タブレットの前でテキストを開き、画面の向こう側で講師が説明をするというものです。
(研修参加者は10人でした)
ある場面で、講師が「今までの復習ということで、問題を用意しました。解いてみてください。終わったら答え合わせで、みなさんに質問をするのでよろしくお願いします」という流れに。
「どんなテストなんだろう」と画面を見ていると、映し出された問題は中途半端なものでした。
講師は「これ以上、縮小すると見づらいですし、このままでいきます」と言います。
そして、ここからが大事なポイントです。
”中途半端に映し出された問題”は、講師がスクロールをしないとすべてを確認できない状態です。
わたしは目の前の問題に集中しているときに、講師のある言葉を聞き逃しました。
「・・・が終わったら、声をかけてください。スクロールするので」
あれ??なんて言ったんだろう…
とりあえず、憶測で「問題そのものを書き写したら、スクロールするんだろう」と解釈して、急いで問題をノートに書き写していました。
そして、終わると講師へ「終わりました!」と伝えます。
講師は「shogoさん、早いですね。もう答えが分かりましたか。ほかの人はどうですか?よければスクロールしますよ」と言います。
講師の「もう答えが分かりましたか」という言葉で、ピンッときました。
わたしは、ここで”スクロールのタイミング”に気づきます。
「問題を書き写したら、スクロールする」ではなく…
「”問題の答え”が分かったら、スクロールする」という事実です。
恐らく、講師は「答えが分かったら、声をかけてください」と言っていたのでしょう。
「ヤバい(-_-;)問題は書き写しても、答えは分かっていない!」
急いで、書き写した答えを導き出し、残りの問題に取り組みました。
講師が「あと〇〇分後に答え合わせするので頑張ってください」と言います。
ただ、問題を書き写しただけの自分。
本来は、すでに「答えが分かっていないといけない状態」になっていないといけません。
そこに追い打ちをかけるように、時間制限までかけられる始末…
すでに人より出遅れている自分は、必死で問題を解いていきます。
結果でいうと、ギリギリ間に合いました。
そりゃぁ…必死に解きましたよ(汗
危なかったです。
締め切り効果のタイミングは期限が決められた”その瞬間”から始まる
会社で受けた研修で、どういった場面に締め切り効果が発生したのでしょうか?
それは、問題をすべて解くまでの期限という”その瞬間”でした。
わたしの勘違いでほかの人より出遅れるカタチになったのですが…
そこから挽回しようと必死に問題を解きました。
さらに講師の「○○分後に答え合わせする」という期限付きの状況。
一気に緊張感が増して、集中もするし、答えを導き出そうと脳がフル回転した感じがしました。
問題を解こうとする”その瞬間”だけ、問題だけのために脳を使っている状態を作り出せたのです。
ほかにも「講師に当てられたときに答えれなかったら恥ずかしい」という思いも持っていました。
だからこそ、問題は解かなければという状態になりました。
【今回の締め切り効果で得た教訓】
①”その瞬間”に集中できる
②決められた行動だけに脳をフル回転させられる
(ほかの雑念を考えるヒマを与えない)
③自分のプライドを守り、自信がつく
以上の3つのポイントから教訓を得ました。
とくに①と②は、締め切り効果を作ることで即座に感じるでしょう。
一分一秒もムダに出来ない状態を体感できます。
③は、終わった後につぎの行動に移るための重要なステップになります。
今回は、会社の研修で締め切り効果を体感しました。
この経験は、自分がやるべき行動にも位置づけできるなと感じています。
やるべき行動に取り組まずにサボってしまうのは、やはり期限を設定していない状態だからこそ。
「やろう」と決心するのも大事ですが、やはり、期限を決めて取り組まなければ行動しません。
上記に「締め切り効果」のルールについて書いてみました。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
では、また。
失礼します。