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禁煙にチャレンジする後輩に伝えた言葉

会社の後輩に
「禁煙したい」と相談を受けた。

後輩がいう「禁煙したい」理由は…

・歯が黄ばむ
・歯のメンテナンスで、
 高い歯磨き粉を買わなければいけない
・体調が悪くなる
・タバコ代がかかる
・親に止められている

たくさんの禁煙したい理由が出てくる。

でも、実際問題は禁煙できていない。

そんな後輩から相談を受けて、
アドバイスを送った。


‐後輩のタバコ事情‐

後輩の喫煙歴は、約1年ほど。

吸い出した経緯は、
周囲の環境(付き合い)から
始めたとのこと。

1日、紙タバコを10本ぐらい。
アイコスという電子タバコも併用する。

仕事の休憩時間や、
趣味のゴルフ中に吸うらしい。
家では、まったく吸わない。
(親にバレると怒られるらしい)


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✔禁煙する後輩に
 送った”2つのアドバイス”

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禁煙にチャレンジする後輩に、自分なりに
「2つのアドバイス」を送った。

①やめるなら
 完全にやめること

②吸ったら”罰金1万円”
 という約束を交わす


…以上のアドバイスを、後輩に送った。

ひとつずつ、解説します。



✔やめるなら
 とことんやめろ!

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「禁煙したい…でも、禁煙できない」

禁煙できない大きな理由は、そこにある。

禁煙したい理由はある。

でも、よくよく本人から話を聞けば、
「なんとなく禁煙したい」としか
考えていないようだ。

だからこそ、わたしは
「やめるなら完全にやめると決めな!」と
アドバイスを送った。


人は、一貫性を持つ生き物だ。

「自分は完全に禁煙する」と決めれば、
その考えに沿った行動を取るようになる。

中途半端に禁煙したいぐらいだと、
さまざまな誘惑に負けて、
けっきょく吸ってしまう。

禁煙は、一度でも吸ってしまうと
「激ムズモード」と化してしまう。

※「激ムズモード」
ゲーム用語で、普通のプレイモードより
はるかに難しく、玄人でもクリアが
困難な状態にゲームを設定すること。

タバコという中毒性の高い依存物を
一度でも体験してしまうと、
その後はタバコに逆らえなくなる。

「一度、吸ったのだから」
「また、今度から禁煙すればいい」
「いまじゃない、いまじゃないんだ」

そんなふうに言いわけを作ったり、
タバコを吸った背徳感に酔いしれてしまい
禁煙に断念してしまう。


禁煙したいのであれば、徹底的にやめること。

たとえば…

・タバコを所持しない
・タバコを購入できる店を利用しない
・タバコを吸う人に近寄らない
・タバコのことを考えない
・タバコをやめた時間を別の趣味で埋める

など…
「一度でも吸ったら終わりだよ」
という気持ちで、禁煙に望むように
後輩にアドバイスを送った。

そのうえで、
さらに後輩を地獄におとしいれるように、
次のアドバイスを送った(笑)


✔罰金制度
 「吸ったら1万円、出す」

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「もしも吸ったら、罰金1万円な」

そう、後輩に投げかけた。

そのときの後輩の顔は、
恐怖で引きつっていた。

後輩
「1万円っすか!?ヤバい…ですね(汗」


罰金1万円は、けして安くない。

たった一本のタバコを吸ったばかりに、
1万円を払わないといけない。

まさに恐怖だ。


1万円あったら、どうするだろう。

好きな食べ物を食べれる。
お気に入りの服も買える。
友達との遊び代にもなる。

そんな大事な1万円を、
たった一本のタバコでパーにするのだ。

これには後輩も
たまったものではない。

後輩
「そんな罰金制度、了承したくないけど…
 でも、先輩の言うことだし…」

と、しぶしぶ約束してくれた。


この罰金制度、諸刃の剣であるけど、
完全にやめるためには効果バツグン。

これで、後輩が禁煙するのであれば、
なによりも大事なことだ。

「タバコを吸いたい」
という気持ちが出てきたときに、
「でも吸ったら罰金1万円だ」
という葛藤が生まれる。

そして、少なくとも
「タバコを吸うのは、やめよう」
という理由が生まれる。

「禁煙中にタバコを吸いたい。
でも、吸ったところで
禁煙期間が延びるだけだし、
いまは吸っちゃおう。」
となるより…

「あ~、タバコ吸いたい。
でも吸ったら罰金1万円だ…
ヤバい、吸わないほうがいい」

と思えるようになる。

罰金制度は、禁煙に一役買ってくれる。



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✔「禁煙したい」と
 相談してくれて感じたこと

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後輩から「禁煙したい」と相談を受けて、
「あ~彼なら禁煙できるな」と思った。

理由としては二つ挙げられる。

ひとつは、
「人に宣言できていること」

人は、心のなかで決めた決心に関しては
ことごとく変化する。

でも、これが誰かに「○○したい」
宣言すると、とたんに自分の考えを
変えることができなくなる。

誰かに宣言したからこそ、
その宣言通りに行動しないと
自分が気持ち悪くなる心理になる。

だって「○○したい」と
言っちゃったんだから。

そして、宣言した相手から
ガッカリされたくないのだ。


ふたつ目は、おこがましいが
習慣の勉強をしている自分に
相談してくれたこと。

noteで、たくさんの習慣についての
記事を書かせていただいた。

それだけ、習慣についての知識に触れると
おのずと「習慣の成功とは○○だ」
見えてきたつもりだ。

だからこそ、
自分なりの禁煙のアドバイスができた。

的確かつ具体的に
禁煙のためのアドバイスを送れた
と思っている。


最後に禁煙に努力する後輩に向けて、
noteにメッセージを残しておこうと思う。

あきらめたら、そこで失敗に終わるぞ。

ひたすらに、継続を重ねることでしか
結果はついてこない。

だからこそ、
心から後輩の禁煙が成功するのを願って…


このへんで、
失礼します。

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