「風来のシレン」1000時間プレイ後ゲームオーバーで初期化。僕はもう二度とゲームをやらないと誓った。
友達と話をしていると、一緒にゲームをやろうと進められることがあります。
でも僕は、もう二度とゲームをやらないと誓った出来事があった為、どれだけオススメされてもやりません。
とあるゲームにハマり、ハマりすぎたが故に、事件は起きました。
今回は、その時の話をしようと思います。
1.風来のシレン
出典:チュンソフト
「風来のシレン」というゲームをご存知でしょうか。
『風来のシレン』はチュンソフトの「不思議のダンジョン」シリーズの第二弾ソフトとして生まれました。
「不思議のダンジョン」とは、プレイヤーが入るたびに地形が変わっていく画期的なダンジョンのシステムのことを言います。
まず、このシリーズの第一弾として『トルネコの大冒険~不思議のダンジョン~』がスーパーファミコンで発売されました。
毎回、変わっていくダンジョンの地形にプレイヤーはドキドキワクワク。
また、バトルのシステムも通常のRPGとはちがい、プレイヤーが一歩動けば、敵も一歩動くといった「ターン制」を採用していました。
引用:Nintendo
上記説明の通り、普通のRPGとは違った面白さがあります。
普通のRPGだと、主人公がレベルアップしていくシステムですが、本作はダンジョンを冒険し終わると、主人公のレベルはもとに戻ってしまうシステム。
その代わりに、主人公の代わりに強くすることができるのが、武器や装備です。
最初にダンジョンに冒険に行くときは、丸腰の状態で敵と戦うことになりますが、ダンジョンで拾った武器を持ち帰ることができ、2回目にダンジョンに行くときは、持ち帰った武器を装備して冒険に行くことができます。
さらに武器と武器を合成することができ、より強い武器に育てられます。
つまりダンジョンに行ってクリアする回数を重ねれば重ねるほど、ゲームがクリアしやすくなります。
2.やればやるほど面白い
出典:チュンソフト
僕はこのゲームに熱中し、毎日のようにプレイをしていました。
ダンジョンの途中で敵にやられて倒れてしまうと、すべてを失ってしまうのですが、何度かクリアすればほぼやられることなくクリアできる武器が作れます。
僕は極限まで武器を強くしようと、何度もダンジョンに行ってクリアし、これ以上強くならないレベルの強さの武器を手に入れ、もはや無敵状態でした。
倒れて装備を失うスリルがありながらも、圧倒的な強さでダンジョンをクリアしていく、爽快感にドハマリしていました。
そして、普通のダンジョンではもうやることが無くなってしまい、よりレベルの高いダンジョンに、最強の武器を持ってチャレンジすることにしました。
3.想像を遥かに超える敵
出典:チュンソフト
よりレベルの高いダンジョンに向かうと、敵の強さが今までとは比べ物にならないレベルでした。
ただし、ダンジョンに足を踏み入れてしまった以上、クリアするか、敵にやられて倒れてしまう2択しかありません。
これまで何時間掛けてきたか分からないくらい時間を費やし、育てた武器を失う恐ろしさの中、1ターン1ターン必死で敵と戦っていました。
4.予想外のダンジョン
出典:チュンソフト
死にものぐるいでプレイをしていると、まさかの「空中」のステージに突入。
さらに、「2倍速で動く敵」が現れました。
このゲームは「1ターン制」のため、「2倍速で動く敵」から1ターン逃げても、敵は「1ターンで2回動くことができる」ため、必ず攻撃を受けてしまいます。
必死の思いで敵と戦って、瀕死の状態のとき、「装備を飛ばすことができる敵」が現れました。
装備を飛ばされると、飛ばされた間、無装備で戦うことになります。
ただし、装備はステージの壁の位置まで飛ばされるだけなので、壁の位置まで移動すれば、装備を拾い装着することができます。
しかし、ここは「空中」のステージで、壁がありません。
瀕死の僕の目の前に現れた「装備を飛ばすことができる敵」は、問答無用で僕の装備を飛ばし、飛ばされた僕の装備は「空中」のステージ外に落ちて、消えてしまいました。
「あぁぁぁ!!!」
僕が何百時間、下手したら何千時間もかけて育てた武器と装備は、一瞬で消えました。
そして、「2倍速で動く敵」に滅多打ちにされ、僕は倒れてゲームオーバーになってしまいました。
5.現実に戻る
出典:チュンソフト
ゲームオーバーになって、育てた武器を失った僕は、言葉を失ってゲームを切りました。
ものすごい虚無感の中、「僕は今まで何をしていたんだ」と、我に返りました。
この何百時間、何千時間を、勉強とか他のことに使っていたら、残るものがあります。
でも、ゲームに費やした時間は、何の形にもならないことに気づきました。
それまで毎日ゲーム漬けだった僕は、もう二度とゲームをやらないと誓いました。
まとめ
「風来のシレン」はものすごく面白いゲームです。
作品をディスりたい訳ではありません。
時間が無限にあれば、もう一度最初からゲームを楽しみたいという思いもあります。
面白すぎて、夢中になったからこそ、僕は我に返ってしまいました。
たくさん遊ばせてもらった思い出も大事にしながら、僕はゲームではなく現実の世界で、自分のレベルアップをしていこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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