映画「あやしい彼女」一度でいいから、若かりし頃に戻りたい。誰もが憧れるシンデレラストーリー
最近友達から聞いた、友達のオススメ映画No.1作品を鑑賞しました。
今回は、2016年公開映画「あやしい彼女」を紹介します。
◆作品情報
出典:映画.com
◆キャスト◆
多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、小林聡美、温水洋一、野村周平
◆あらすじ◆
女手ひとつで娘を育てあげ、自分の望む人生を送ることができなかった73歳の瀬山カツは、ある日、娘とケンカして家を飛び出す。
吸い寄せられるように1軒の写真館にたどり着いたカツは、そこで写真を撮り、店を出ると20歳の姿に戻っていた。
かつての美しい姿を取り戻したカツは、髪型や洋服、さらに名前も節子と変え、新しい人生を楽しみはじめる。
引用:映画.com
73歳のおばあちゃんが20歳に若返るという、逆シンデレラストーリー。
映画の見どころを3つにまとめて紹介します。
1.毒舌で乙女なおばあちゃん
出典:映画.com
嫌われ者の毒舌おばあちゃんを演じるのは、倍賞美津子さん。
破天荒なキャラクターでありながら、どこか少女のような可愛らしさがあります。
アドリブなのか台本通りなのか、コミカルに踊りながら街を練り歩くシーンが印象的。
お芝居の台本には、台詞のないシーンは「ここで踊りながら歩く」程度しか書かれていない場合がほとんど。
どんな動きをしたら良いか、自分で考えるしかないのです。
あのコミカルな踊りだけで、キャラクター性をあらわす、倍賞さんの表現力が凄いと思いました。
2.73歳→20歳に若返ってしまう
出典:映画.com
20歳に若返ってしまった主人公を演じるのは、多部未華子さん。
中身は73歳のおばあちゃんでありながら、20歳の肉体を持つという、難易度の高い役どころ。
演技をするとき、僕は過去の経験から近しい経験を思い出しながらやっていましたが、73歳というような経験にない役どころはやりがいです。
そんな難易度の高い役どころを、本当におばあちゃんが20歳の身体に憑依したように演じている、多部未華子さんの演技力が圧巻でした。
3.抜群の歌唱力
出典:映画.com
この映画で一番驚いたのは、多部未華子さんが実際に歌われているライブシーン。
73歳という役どころよりも、ライブシーンのほうが難関だったとインタビューで語っていた多部未華子さんは、撮影前からボイストレーニングを行っていたそうです。
ライブシーンでは、本物のアーティストのような歌唱力とダンスでライブを盛り上げていて、本当に多才な女優さんだと思いました。
◆まとめ
僕は基本SF映画が好きですが、こういったハートフルな邦画も面白いと思った作品でした。
気になった人はぜひ、映画を見てみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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