言葉を変えると人生は変わる。
23歳のころ、僕は俳優事務所に所属し、俳優として上り詰めていくにはこれからというタイミング。
でも東日本大震災を体験した直後で、このまま突き進んで良いのか、悩みに悩みまくっていました。
1.悩みを打ち明ける
友達の紹介で、とある経営者の方とお話させていただく機会をいただきました。
俳優とは別の道とはいえ、成功されている方。
僕は人生のアドバイスが聞きたく、その経営者さんに現状のすべてを打ち明けました。
僕は俳優を目指しています。
しかし、俳優からの収入はなく、アルバイトで生計を立てています。
プライベートの交友関係も大事にしたく、時間がいくらあっても足りません。
アルバイトの時間を優先すると、プライベートで使える時間がありません。
俳優業を優先すると、生計が立てられません。
プライベートの交友関係を大事にすると、俳優業をする時間がありません。
僕は何を優先すればいいのでしょうか?
僕は人生の答えが欲しく、今の悩みのすべてを打ち明けました。
すると、こんな助言をいただきました。
2.思考は現実化する
キミが「思った通りの人生」になっていると思います。
たった一言ですが、僕の頭の中で考えていることが見透かされたと思いました。
その言葉の意味の本質が、その場ですぐには分かりませんでしたが、言われたことを振り返りながら、分かってきたことがありました。
これまでの俳優活動、僕が「うまくいく」と思ったオーディションは合格しましたが、「たぶん無理だろう」と思ったオーディションは不合格でした。
「主役として責任は取りたくないから脇役でいい」と心の中で思っていたことが態度に表れ、いつも脇役ばかり。
心の中で「僕には無理だ」と思っているから、想像以上の結果にはならない実感がありました。
3.言葉を変える
言葉が大事です。
「疲れた」と言ってしまうのは止められないけど、その後の言葉が大事。
「疲れたけど、やりきった!」
「しんどかったけど、楽しかった!」
言葉ひとつで人生は変わります。
こんな助言を聞いて、普段からこのようなプラスワードを、使っていないことに気づきました
僕は自分で気づいていませんでしたが、使っている言葉がものすごくマイナスでした。
・ 疲れた
・ だるい
・ 帰りたい
・ めんどくさい
・ 眠い
夜勤の居酒屋バイトを長くやっていたこともあり、気づくと一緒にいる人がよく使う言葉が移っていました。
自分が使っている言葉、頭の中で考えていることが、今の結果を作っていることを知りました。
それから
アドバイスいただいたとおり、自分が使う言葉を変え始めました。
言葉を変えるだけで前向きになり、ずっと溜まっていた肩コリも解消されました。
この時出会った経営者の方は、今でもお世話になっている恩師です。
人生を迷走していた僕は、このときから自分を変えるために動き始めました。
続きはまた次回お話します。
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