やることが多すぎて、時間が足りない毎日。(エッセイ)
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あれもしたいし、これもしたいのだ。
いろいろなものに手を出しすぎて、結局どれもやらない。
それが僕の半生にしっかりと表れている。
大学受験のとき、国立大学を受験するために同じ出版社から出ている参考書を全種類そろえた。結局やらなかった。
ソードアート・オンラインのアニメを見て、自分もライトノベルを書きたい、と思って、書いてみたが、結局ライトノベルと呼べるようなものを書けなかった。そういう文章を書きだしてから約十年が経過した。
上と同じような感じで、なんとなく芥川賞作家になりたいから、純文学を書いてみようとした。結局、自分はネット上に純文学っぽい拙作を投稿して、芥川賞を受賞するための登竜門の賞に応募しなかった。その賞に応募するためにはネット上で公開した小説は無効となる。上に同じく約十年が経過した。
恋人なんて、いつでもできる! そう思っていた時期がありました。できませんでした。
人生なんとかなる! なりませんでした。
今は、ただ、無職の幸せをかみしめて生きています。
働かないって、なんて幸せなんだ……!
この時間が創作力を高めてくれる。
だけど、どんなに時間があっても、やりたいことが多すぎるせいで結局、行動できていない。
そんな毎日を過ごしています。
断言できることは地に足のつかない生き方は結局、時間の無駄だということ。
時間をどのように使うかは、その人次第だけど、もう少し、本当の意味でダラダラしたい。
一日という時間が足りな過ぎて、結局ダラダラしている感じはないのだけど、それでも時間は止まってくれないから、どれくらい自己満足できるかが重要なんじゃないかと思う。
自分の時間は、大切にしましょうね。
自分軸は、持っておいて損しないよ。
快も不快も自分基準で、いきましょう。
最近の僕は、そんなことを思っています。
お読みいただき、ありがとうございました。