時にはプライドを捨てることも必要(エッセイ)
人間として、年齢を積み重ねていくと、わかってくることがある……気がする。
その中のひとつが「凝り固まったプライドを捨てる」ということだ。
例えば、今、売れているライトノベルには「味がない」と思う人が、いるとする。
でも、それで購入層ガン無視な「自分の味を出そう」とすると、たいてい失敗する。
なぜか……?
ある「モノ」を売るとき、売るためには「企画力」というものが必要だからだ。
自分の好きなものを書くのはいいのだけど、そのためには「読者に届ける力」がなくてはならない