簡単な日記:三浦るぴんはアマチュア小説家生活十周年になりましたが、特に何もないです。(20131120→20231120)

お疲れ様です。三浦るぴんというペンネームを使っている者です。

三浦るぴんという名義で2013年11月20日(水)からインターネットの世界で小説を発表する活動し始めましたが、まぁ、特に本を出すことなく、十年の月日が流れることになってしまいました。

一次選考を突破する経験は、アクセス数基準の選考ではあると言えるのですが、執筆スキルで突破したことはありません。

十年が経過すれば、いろいろ諦めるべき、と考える方々もいらっしゃると思いますが、それでも私は今も、まだ一次選考を突破することを目標に活動し続けると思います。

ネガティブマインドの私ですが、まぁ、アマチュア小説家として活動する中で、いろいろな方たちとの出会いと別れがありました。

その経験から様々なことを勉強として取り入れているつもりですが、最近は、その取り入れる量が多くなってきていると思っているところです。

それは良い面もありますが、同時に悪い面も持っているということです。

そもそも芸術分野で成功すること自体が極々稀なことで、この世界で成功している人は一握りなわけですから、そんな難しい道に飛び込むこと自体が、ある意味では自○行為にあたるのではないか、と最近の私は思っています。

いろんな方たちに「面白い」と思ってもらいたいと思いながら、私は今まで書いてきていますが、しかし、その難易度は、この十年の間でガラリと変わっていき、小説とライトノベルの文章媒体で生き残ることが困難であると自覚し始めました。

だからといって、私が何かを書くのは、これからも続いていくと思いますし、小説とライトノベルに限らず、いろいろな媒体で活躍したい欲求は当然、人並みにあるわけです。

十年前の私は小説を書くことは一発逆転を狙えるなんて考えていました。

なんて愚かな考えなのでしょうか。

少なくとも、この考えをアマチュア小説家生活の十年の中で、ずっと考えながら浅ましい感覚のもと創作活動をおこなってきました。

そして、それは、これからも続いていくのかもしれません。

そんな私ですが、最近、思うことが、あります。

もし微粒子レベルの可能性として、私が出版社から本を出すことになったとしても、ある考えが私の中で芽生えたら、どうしよう……と思っています。

それは「おっさんが、おっさんの考えるキャラクターを、おっさんに商品として売ることが本当に良いことなのか……?」という考えです。

まぁ、あらゆる男性向けオタクコンテンツの大体が、おっさんによって作られているのは大体の人が理解しているところだと私は勝手に思っています。……そう、ですよね?

問題となるのは、フィクションの出来事をノンフィクションに存在することであると解釈してしまうことです。

わかりやすい説明として、女性が抱きやすい「白馬の王子様」概念が現実の世界に存在すると勘違いしてしまう流れを作ってしまうのではないか、と。

今のオタク男性が思っている、いわゆる高貴なお姫様属性の美少女が自分を好いてくれるというやつかな。

正直、今の社会が生きづらいのは、社会人を経験している皆様方は理解できると思いますが、そんな社会でフィクションを売り物にして、お金をオタクたちから吸収すること……今の私には、それが現状できていないから、本当は言う権利なんて、ないのかもしれないけど、もし私が本を出したら、その痛みを和らげる麻酔のようなコンテンツばかり接種させることが本当に良いことなのか、と、どうしても考えてしまうのだろうなぁ……と、今の私は思います。

結局、貧困な社会を形成している、つらい現実世界に存在している国がオタクたちに向けた快楽コンテンツであるフィクション創作物でお金を回収しているということなのでしょう、なんて思ってしまうから、素直に私が楽しく創作活動をすることは難しいのかもしれません。

まぁ、現実を見ろ、と言ってくる人に人がついてくるわけがないのですがね。

嘘という夢を見させて、それを現実にあると勘違いさせることが良いことなのか、なんてのはプロになってから考えるべきことなのでしょうが、アマチュア小説家生活十年を経験すると、そういう考えがこびりついてしまうのかもしれません。

何が正しくて、何が正しくないのか。

それは皆様方が、それぞれの考えのもと、行動していることでしょう。それに関して私から言えることはないのですが、なんだかモヤモヤしてしまうなぁ……。

あるユーチューバーの方が言った「麻酔コンテンツ」という言葉が私の脳裏に常に浮かんでしまうので、いっそ自分の好きなものを突き詰めていく方向で、これからの創作活動をがんばろうと思います。

三浦るぴんはアマチュア小説家生活十周年になりましたが、特に何もないということをご報告させていただきます。

社会の少子高齢化が進むのは、オタクたちに向けた麻酔コンテンツが影響しているのか……それは私には断言しかねることですが、きっと私を含むオタクの方たちは理想が高いのかもしれません。

理想を抱きながら○ぬか、現実を見ながら○ぬか、好きなほうを選んで生きましょう。

天国か地獄かは皆様方なら判断できるはずです。

私は地獄を生きます。

ということで、アマチュア小説家からプロの小説家になれず、十年が経過した三浦るぴんが思うことでした。

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