海外でコロナに感染したミンクを大量処分
デンマーク政府は、ミンクへの新型コロナウイルス感染拡大を憂慮し、国内のミンク農場に100万匹を越えるミンクを処分するよう命じた。(CNN記者アレン・キム/10月13日火曜)
現在の発生は、コロナに感染した患者がミンク農場で働いていた6月下旬に始まったらしい。デンマーク安全局が農場内 34 頭の動物からサンプルを採取して、感染がミンクに広がったことが判明した。
9月になってから症例数は劇増。10月初旬までに60の農場のミンクがコロナ陽性で、さらに46の農場が疑われていた。
それらの農場以外に、そこから8km 以内の農場のミンクも処分される。
同国のミンクブリーダー協会・会長は、「政府が下した決定は厳しいが、人間の健康が第一なので、私たちはそれを全面的に支持する」と述べた。ブリーダーたちは国から補償を受けとるだろう。
デンマークは年に約1,900万枚を生産するミンクの皮の世界最大生産国で、毛皮農家が約1,500ある。
アメリカでも
米ユタ州とウィスコンシン州の毛皮農場で新型コロナの集団感染が発生し、計約1万匹のミンクが死んだ。やはり人間からミンクに感染が広がったとみられている。(10月10日CNN)
ウイルスはミンクで急速に進行し、感染したミンクのほとんどは翌日死ぬ。他の動物が影響を受けていないのに、なぜミンクがコロナウイルスに非常に敏感であるのかは不明、とあるが____
毛皮をとるのだけが目的でミンクたちが狭いケージ内にぎゅう詰めにされた農場で、感染が一挙に拡大したのは不思議でもないわ!
というか、毛皮農場がヨーロッパやアメリカにまだそんなにあったのか!!ノリノリにとってはそっちもショックです。
本来は自然のなかで生き生きと駆けまわり子孫ふやして一生を終えるはずのミンクたちが(ヘッダーや上の写真)、欧州の某農場では共食いするほどの劣悪な環境下で互いに傷つけ苦しみ毛皮を剥がれるまでケージに押し込められている。(とてもじゃないがnoteに載せられない)
ただただ毛皮をたくさんとるために、本来の体重の5~10倍まで太らされ、関節や眼が機能せず動けず毛皮を剥がれるまでケージ内で生かされるホッキョクギツネたち!
野生動物たちを追っかけていくと可愛いいだけじゃすまない、悲しい現実も見えて惨めな気分になる・・・それじゃなんのためにnoteをやってるのかわかんなくなる。
シアワセになるには「見ざる、聞かざる、言わざる」がよいのかな。
それでも(言わせて)、あなたはまだ毛皮を買いますか!
わたしはフェイクだって、もういやです。ピアスにぶらさがる小さなフェイクのボンボンにすら、野山を駆け回るキツネやウサギを連想してしまいます。
ミンクの大量処分から話が横道にそれてしまいましたね。