北国の寒中水泳リレー
きのう横浜と川崎を往来しながら「晴れていても空気が冷たいね~さすがに師走だわ」などと言ってた私は、TBSのニュースを見てぶったまげました。
エストニアで行われた一般人参加による夜の野外寒中水泳リレー!遠くにクリスマスツリーのイルミネーションが見えます。
水温4度だが外気は氷点下。夜の野外プールで9歳から83歳まで世界最大の人数が参加して、一般人505人が25メートルずつ、みんなで合計5時間かかって泳ぎきった。中には妊婦さんも1人いたそうだからさらに驚き。
水泳は、エストニアでは新型コロナウイルスをめぐる規制による退屈に打ち勝つための方法として広がり、春に初めてロックダウンに入ってから人気が高まったそうです。
インフルエンザや新型コロナにかからないよう暖かくしておうちに居ようねという我ら大和民族と、スラブだかノルマン系だかの民族とのなんたる違い!同じ地球上でも環境がちがうと肌感覚にこれほど差が出てくるのかぁ。
これまでの世界記録はフィンランドで250人が参加した寒中水泳なので、今回のが公式に認定されれば人数2倍の快挙となります。
エストニアってどこよ、という人は下の地図を見てね。
フィンランドだ、ノルウェーだと聞くだけで寒くなりますが、エストニアはバルト3国のうちの1番北にあります。
「家でじっとしていたりマスクをつけたり落ち込んだりしていないで、冷たい新鮮な空気を吸えば免疫を上げられると100%信じているわ。」と参加者の女性の1人がインタビューにこたえていました。
ムムム、ノリノリには返す言葉がみつかりません。エストニア女性強し!冷たいプールで泳ぎながら、この笑顔。
クリスマスだからか、みんな面白い帽子や小旗をつけ、いかにもイベントを楽しんでいる様子で泳いでいます。
新型コロナウィルスによる感染拡大の影響で主催者によると、今年エストニア国内では寒中水泳を楽しむ人たちがおよそ3倍に増えました。
参加者たちはイベントが終わると暖かいサウナや湯船に入って冷え切った体を温めながら交流を楽しんだそうです。
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