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面白い本・好きな本|自伝・伝記[ジョブズ・福翁・シュリーマン]篇
TVerで『水曜日のダウンタウン』を観る。
これまでギャラクシー賞に3度受賞しているすごい番組なんだけど、今回4度目の受賞が期待されている、おぼんこぼんのやつ。
番組の中で「おぼん・こぼんヒストリー」と題して、『ファミリーヒストリー』のパロディ動画が流れる。
歴史の蓄積、明らかになる事実、アイデンティティ、様々な人の想いなど、本家NHKさながら真剣に再現されている力作。
まさに『人に歴史あり』
ちなみに過去の受賞作はこちら
徳川慶喜を生で見たことがある人ギリまだこの世にいる説
先生のモノマネ プロがやったら死ぬほど子供にウケる説
新元号を当てるまで脱出できない生活
YouTubeとTVの逆転現象
最近YouTubeを観る時間が減ってきて、
TVerで動画を観ることが増えてきているような。
もともと、動画を真剣に観ることはあまりなく、何か他のことをしているときにバックグラウンドで流れていればいいので、できるだけ長く流れている方が都合がいい。
なので、YouTubeのように短い動画がコロコロ切り替わると、聞きたくもないものが多く含まれることになり、あまり相性は良くない。
これまではNewsPicksの動画しか選択肢がなかったけど、TVerのコンテンツが充実してきておかげで、YouTubeとTVの逆転現象が起きてきた。
10月からは民放のネット同時配信もいよいよ始まり、
動画の歴史にとっても『その時歴史が動いた』と言えるほど、大きなうねりになるのか、どうなのか。。
と、いうことで人の歴史について考えるにはちょうどいい、
自伝・伝記からオススメの3冊をピックアップ。
スティーブ・ジョブズ/2011
もうすでに歴史上の人物として紹介しても違和感がないところが、そのすごさを物語っているような。
破天荒で、独善的で、圧倒的なカリスマ。
MacもipadもiphoneもAppleTVも持っているし、Pixarの映画もたくさん見ているから、かなり贔屓目になっているとは思うけど、それでもやっぱり面白い。
福翁自伝/1899
天は人の上に人を造らず〜という一文は誤解されることがとても多いことで有名。
人類皆平等とは言っていない。
勉強すれば地位も高くお金持ちになり、勉強しなければ貧乏にもなり愚人になると言っている。
だから「学問のすすめ」
古代への情熱 シュリーマン自伝/1867
トロイア戦争は実際にあったに違いない。
少年時代に抱いた夢と信念を実現するため、まず財産作り、十数カ国語を身につけ、ついに事跡を次々と発掘してゆく。
まさに、古代への情熱。
*
ちなみに、シュリーマンは虚言癖があり、自己中心的で、偽証隠蔽のオンパレード。
スティーブ・ジョブスも、他人のアイデアを平気で盗むし、違法なことはするし、罵詈雑言を平気で浴びせる。
同様に、福沢諭吉も盗みはするし、散財するし、平気で人を馬鹿にする。
何かを成し遂げようと思うと、手段を選んではいられないのか、欠点も飛び抜けているのか。。
天才と馬鹿は紙一重ということがよくわかる、3冊の自伝・伝記本。