▼アニメ約束のネバーランド2期▽
前回から続いて、今回は約束のネバーランド2期についてお話します。
結論から言います。
個人的にはこのアニメを観ることはあまりおすすめできません。
1期のクオリティを期待して観るとドン底を体験するハメになります。
約束のネバーランド1期、それはもう、素晴らしい出来栄えのアニメ作品でした。
その2期がまさかここまで酷いものになるとは、誰も想像がつかなかったのでは…と思います。
時間に余裕のある方、どんな約束のネバーランドでも受け入れられる方、面白半分で観たいという方は是非観てみてください。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
問題の始まり
全12話のうち、前半は比較的良い流れではあったと思います。
問題は中盤以降。
エマたちがノーマンと再会した辺りからおかしくなり始めました。
家族を救うために鬼を滅ぼそうとしているノーマンに、エマは、鬼にも家族がいるから滅ぼしたくないと発言します。
まだ家族を救えていない(救う手立ても見つけていない)状態でその発言はどうなのか…?と思いましたが、エマのこうしたぶっ飛び発言は1期でも見受けられたため、ギリギリ許容範囲で見続けることができました。
※原作未読のため後で知ったのですが、漫画ではあるはずのゴールディ・ポンド編というストーリーをアニメ2期では全てすっ飛ばしています。そのゴールディ・ポンド編を経ることで、エマの「鬼を滅ぼしたくない」という発言に重みが出るみたいです。なぜすっ飛ばしたんですか?(泣)
ノーマンの心変わり
その後、ノーマンは鬼を滅ぼすために直接鬼の住む街へ行くのですが、途中で気の迷いから鬼を滅ぼすことに躊躇し始めます。結果的にエマの説得で鬼を滅ぼすことをやめます。
ここで色々な背景があった上で、ノーマンが鬼を滅ぼすことに躊躇い始めるならまだ分かりますが、実際にはそれまで、「鬼絶対滅ぼすマン」と化していたノーマンが急転直下で「鬼絶対滅ぼせないマン」になったため、お前…さっきまでの勢いはどうした…?としか言いようがありませんでした。ここでノーマンのキャラブレ?みたいなものを感じてしまいました。
衝撃のラスト
極め付けはラストです。
救いの3期があると思っていた私は、その最終話に空いた口が塞がりませんでした。
最終話を簡単に要約すると、
エマたちは、(都合良く)家族を救い出すことに成功し、(都合よく)家族を鬼のいない人間の世界へ送り届け、(謎の力で)全ての鬼も人間もハッピーになりエマたちの旅は終わりました。(完)
ちなみに最終話後半は原作9巻分をまるまる絵カットのみにしたダイジェストです。キャラは動きませんし、いっさい喋りません。(ヤケクソのネバーランド)
見終わった瞬間の私の脳内はまさに
「どうしてこうなった?┗(^o^)┛?」
状態です。
ちなみに、1期(12話)は原作1~5巻の5巻分、
問題の2期(11話+総集編1話)は原作5~20巻の15巻分みたいです。訳が分からないよ。
こうしたことから、私は約束のネバーランド2期を観たのではなく、ヤケクソのネバーランドを観たのだということにし、2期の存在を完全に無かったことにしました。
約束のネバーランド2期、楽しみにしています。(現実逃避)
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