メンタル地獄日記 -人間関係(大学)-
さて、今回は大学生活について話そうと思います。
高校卒業認定試験(旧大検)に受かって、いくつかの大学を受けましたが、勉強を4年もしていなかったので、結果はボロボロ。
唯一受かった某大学の人文学部心理学科に入学しました。
心理学科を選んだのは、やはり自分の事に役立つかと思ったから。
ちなみに臨床心理士やカウンセラーになろうとは思っていなかった(大学院に行かなければいけないし、自分が人の話を聴いていられると思えませんでしたし)。
結論から言うと「人間関係に非常に恵まれた」「自分に合っていた」「楽しかった」総じて言えば「この4年が一番人生で最高」でした。
この大学生活がなければ僕は今頃生きていないと思います。
それくらいの黄金時代。
小中高と不登校気味だった僕が、大学は本気で動けない日以外は休まずに行きました。
なんなら授業がなくても行ったりもしました。
薬は飲みながらでしたが、留年することもなく卒業はしました。
「面倒くさい」という感情は一回も湧かなかったです。
ちなみに大学の1回生の学園祭の時に初めての一回目の癲癇を引き起こしています。
前日、友人と大学に行くまでゲームをして一睡もしていないまま、学園祭の作業をしていたらいつの間にかベッドの上にいました。
周りが言うには「ヴッ」と大声でうなりそのまま泡を吹いて倒れたそうです。
周りの女の子も号泣するくらいショッキングな光景だったようです。
その際、後頭部を強かに打ちつけ出血しており、癲癇+後頭部強打という2技でした。
なので当時は、癲癇の症状より後頭部強打が勝り気絶により防いだ感がありました。
そして『気づいたらベッドの上にいた』という感じでした。
そのまま入院することになり、おかしな話ですが友人がお見舞いにきてくれた事が嬉しかったですね。
おそらくですが、『大学』という場所は発達障害に非常に合っている場所なのかもしれないです。
そうでもなかったら申し訳ない。
とりあえず、そう感じる原因を挙げます。
①人間関係に恵まれた
病気であろうがなかろうが、人はこれが一番でかいと思います。
人学したての頃は「友達できなかったらどうしよう?」とビクビクしていましたが、大学生ともなると個性が強い人も多く、自我も明確になっているので、リーダータイプ、傾聴タイプ、おちゃらけタイプ、ふざけタイプ、真面目タイプ…etc
そんな僕らをリーダータイプの人がまとめてくれました。
だから結構、グループの結成は早かったです。
ちなみに僕はおちゃらけタイプです。
本当に自由に楽しく過ごさせてもらいました。
会いたい人、好きな人が大学にいるなら、別に授業がなくても行来ましたし。
発達障害は『好きなものやこだわりに周りが常軌を逸した集中することもある』と云われるとおり、それは勉学だけでなく人に対してもそうだった模様。
男女混合の9人くらいのメンバー、痛い片思いもしたけれど、それ以上に友人がみんな最高に良い人たちでした。
当時の友情レベルはワンピースを超えていたと思う(まぁ大学卒業してから散り散りになりましたが)。
また、21歳で大学に入ったのでややこしい話ですが、新歓コンパで知り合った当時2回生の年下の先輩とはおかげさまで今でも縁は続いています。
②自分で決められる時間割
必要単位を取って卒論を制作しての卒業なので、逆算しなきゃいけないのですが、これが自分に合っていた模様で好きでした。
自分に合わせたカリュキュラムをつくれる。
もちろん朝イチである授業もあるし、眠たいのだけれど、前述のとおり友人関係に恵まれたので苦ではなかった。
それに今ほど無理もしていなかった。
③綺麗な場所だった
講内を掃除してくれる人、警備員さん、お昼の食事を作ってくれる人、外部からの弁当屋さん、すべてが『感謝できる環境』でした。
基本的には授業のコマが被っていない時はソファで駄弁っていたので、綺麗な場所、安心できる場所、居場所というのはすごく重要で、そしてそれを維持してくれている人に対する敬意の念は今も常に忘れないでいたいと思います。
結論。
小中高が苦手でも、大学でなら興味のあることを勉強するし、友人の繋がりも築きやすいなと感じました。
子供ではないので変なイジメがない。
よくよく考えて大学で『イジメ』ってあるのだろうか。
僕は聞いたことがない。あったらすみません。
『学校のイジメ』に関しては僕は素人ではあるけれど確かに残念ながらある(対象にならなかっただけで)。
でも、小中高は風通しの悪い教室に、やりたい事がバラバラな30人鮨詰めにされたらそりゃ普通に不協和音が生じるのは当たり前だと僕は思えるのですよね。
僕も全体主義という別個の変なストレスに晒されていたように思う。
大学ははみ出そうが、曲がってようが、沈んでいようが、同じである必要がない。
嫌なら、話さなければ良い。
人間関係を強要される事もない。
逆に大学生になってまでイジメをやりたい人は、もう『成人になった年齢と自分』を振り返ったら良い。
原因が自分にあることを知るだろう。
最後は全く関係ない着地点になってしまったが、要は人間関係がほぼ全てだよなと、今になってさらに振り返らさせて頂きました。
次は大学リア充内容か、妹事件を書こうかと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございます。