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Reading・Paranoia

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読んだ本の簡単な感想と紹介。一記事あたり約2,000字程度を目標に。小説よりも学術書が多めになるだろう。人文科学系を中心に書いていくつもり。一番好きな出版社は、ちくま学芸文庫。
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2020年1月の記事一覧

「死に至る病 あなたを蝕む愛着障害の脅威」岡田尊司 光文社新書

現代は「生きづらい」時代であるとよく言われる。だが、その生きづらさとは果たしてなんなのか…

三津凛
4年前
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「新書 アフリカ史」宮本正興 松田泰二 講談社現代新書

長いこと積ん読になっていた新書をようやく読めた。かなり分厚い新書だが、刺激的な本だった。…

三津凛
4年前
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「ナショナルジオグラフィック日本版 2020年1月号」

今月号のナショナルジオグラフィックに面白い特集を見つけた。 デビッド・グッテンフェルダー…

三津凛
4年前
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「『家族の幸せ』の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実」山口慎太…

結婚、出産、子育てに関しては誰もが「一家言」を持っている。特に出産と子育てに関しては3歳…

三津凛
4年前
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「喪失学 『ロス後』をどう生きるか?」坂口幸弘 光文社新書

人は生まれた瞬間から、「喪失」を経験する。初めの喪失体験とは、心地よい母胎からの喪失であ…

三津凛
4年前
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「進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来」マット・リドレー 大田直子 鍛…

私たちを生物としてのヒトとして捉えた時、今現在の形は進化の「結果」としての姿である。だが…

三津凛
4年前
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「文化人類学の思考法」松村圭一郎 中川理 石井美保編 世界思想社

これからの社会を形作っていく学問とは、なんであろうか? それとも、すでに学問という枠組みそのものが意味を持たなくなっているかもしれない。私たちの未来とは、そのような可能性をも秘めているものである。未来を形作る先端技術であるAIは、ある分野ではとっくに人を凌駕している。そうしたテクノロジーはSF的なものとしてでなく、私たちの生活や意識に深く根ざした応用的なものとして存在している。こうした領域でも、変わらない問いかけは残っている。 それが、「人とはどのような存在なのか」という問い

「夜這いの民俗学 夜這いの性愛論」赤松啓介 ちくま学芸文庫

民俗学の父といえば、真っ先に柳田國男の名前が上がる。私も学生時代に読んだ「遠野物語」は忘…

三津凛
5年前
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