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東京さんぽ/2022年7月 雨上がりの不忍池にて

八景島シーパラダイスはまだ続くので、箸休めに花の写真でも。
結構な雨が夜に降っていた翌日、そろそろ咲きはじめるころかもしれないと予測して久しぶりに早起きを頑張った。普段から早起きな人にとってはなんでもないことだと思うが、5時というのはわたしとしてはすごく頑張らないと起きられない時間だ。

眠い目を擦り、電車に乗り込むと結構な人が乗っている。
中には朝帰りな子たちもいた。元気だ。朝帰りする体力と気力は、いまも昔もない。
うつらうつらしながら上野駅に到着し、まだ人通りの少ない道を歩く。

本日のお目当ては夏に咲く蓮の花。

この時はまだ蕾が多かった。
少しトリミング。

咲いている子たちに昨日の雨の名残がついている。
これが撮りたかった。欲をいえば、望遠がほしかった。クロップして撮ればよかったと気づいたのは帰ったあとだった。
持って行ったのは、お気に入りの105mmのマクロレンズ。

蕾も綺麗。
咲いている子に群がるミツバチたち。
写真には写っていないが、かなりの数がいる。
前日の雨が強かったせいか、へにょんとなっている花びらも多数。
かわいそうだけど、仕方がない。

開放で撮ったり、絞って撮ったりいろいろ練習中。
解放すればいいというわけでもなく、逆もまた然り。このカメラに変えてからはまだ一年も経っていないから、練習は続く。

つい溜まっている水を撮ってしまう。
零れる。

晴れているときとは違う風景が見られるのも雨上がりの魅力的なところ。
ただ、休日に雨上がりの風景が見られる確率はさして多くはないから、今年は幸運かも。

色が濃い花と薄い花と。
白い蓮も見てみたいけど、不忍池には見当たらない。
お気に入りの一枚。
葉っぱを前ボケに、少しかくれんぼしている蓮がいい具合に撮れた。
ちょっとお辞儀している。
もしかして雨にやられてしまったのかな。
ちなみに、ここには立ち入り禁止の柵がある。柵を越えて撮影している人がいたけれど、いくら人が少ないからといって、ルールを破ってはいけない。公共マナーは守りましょう。
名前の分からない小さな花。
ぶん ぶん ぶん
ハチがとぶ
この日は曇りだと天気予報で言っていたのに、なぜか晴れてきた。
晴れる予定じゃなかったから、日焼け止めを塗っておらず焦る。
(なんなら雨が降るかもくらいの予定だった)
蓮の花は、そのなかに灯りをともしているかのようにも見える。
不忍池辯天堂の花手水。
(アーティフィシャルフラワーだった)
微かにつく雫が綺麗。
蓮の花の蜜はどんな味がするのかな。

混雑しているほどではないもの、同じ目的の人はそれなりに多く、咲いているところには立派なレンズを持った人がたくさんいる。わたしもそんなレンズを持ってみたいと横目で見つつ(怪しい)、自分のレンズでいま撮れる全力の写真を頑張っている。

そういえば、周りにカメラを仕事としている人がいないから分からないことも多いのだけど、被写体が暗いときに露出補正はプラスにするのではなく、マイナスにするのが定石なのだろうか? 
もちろん天候の具合だったり、自分がどう撮りたいかにもよるだろうけど。
まあ、考え方はそれぞれですね。

蓮を撮りに行ったこの日、意外と紫陽花が残っていたのもあって、蓮そっちのけで紫陽花をここぞとばかりに撮った。さすがに枯れかけてはいたけど、それもそれで綺麗なのでまた今度アップしよう。


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