一人暮らしのえっせんす～起きれない朝～

朝は眠い。
ひたすら眠い。
それでも起きなければならない。
起きて、一日を始めなければならない。

だから、まずはけたたましく鳴っているアラームを止めることから始める。
超理想的な起床時間からデッドラインまで、5~10数分刻みで鳴るようにセットしているアラーム。
今、起きかけている頭で、目で、時間を確認する。

今何時？
余裕か？　それともアウトか？
考え始めれば脳が活動し始める。
止めないアラームが鳴れば、耳が起きる。
時間を見て、目を覚ます。

起きた。
二度寝しないと確証を得れば、アラームを一つずつ止めていく。
出かける時間まであとどのくらい余裕があるか、考え準備をどれだけ行うか逆算する。
それによって変わるルーティン。

ウォークマンからランダムシャッフルに音楽を流す。特にお気に入りの曲が流れたらラッキー。
お湯を沸かす。
顔を洗う。寝癖を直す。タオルは洗濯へ。
沸いたお湯を使ってインスタントスープをスープジャーに作る。これはお弁当用。
冷蔵庫から前日夜に作ったアイスコーヒーを取り出し、水筒に注ぐ。残りはマグカップへ、そしてコーヒー牛乳だ。
牛乳を出したら器に出したフルグラにもかけておく。朝ごはん。
咀嚼しながら着替えていく。毎日同じ服を着回す。なにも考えず、洗濯した端から着ていく。
食べ終えたものは流しへ置く、洗い物は帰ってきてから。
残るはメイクとヘアセット。これは残り時間によってまちまち。

これが、毎朝の戦い。
悠長にはできない、朝である。

#朝のルーティーン